燃え殻のレビュー一覧

  • ブルー ハワイ

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    花火の話で心を奪われ、スルスルと読み進めてしまった。くだらない思い出、どうでもいい思い出、そんな思い出こそ良い思い出なんだ。

    サンダルを咥えたジョンの話がかわいい。
    何より、僕が好きなかき氷の味もブルーハワイだ。

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    2024年01月12日
  • 夢に迷って、タクシーを呼んだ

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    あの頃の僕には夢も希望もカネもなかった。
    ただ、有り余る時間だけはあった。
    もしかしてその状態を、人は
    「青春」と呼ぶのかもしれない。

    全く同じ「青春」が私にもあったと思い出した。

    途中まで読んでて、前作の方が好きかなーと思っていたら、最後の「夢に迷ってタクシーを呼んだ」で逆転した。
    2021年の燃え殻さん、私は2023年の10月のある日の夜、お風呂で、この本を読み終えました。
    この本の中の燃え殻さんよりは、風通しの良い世の中になりましたよ。

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    2023年10月10日
  • 夢に迷って、タクシーを呼んだ

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    とてもとてもとても良かった。
    読み終わってしまうのが勿体無くて、本を閉じたり、ちびちび読み進めたり。
    クスクス笑えたり、心の痛いところをトン、と刺激されたり(上手く言えないがグサッではないのだ)。
    燃え殻さんの文章と、長尾謙一郎さんのイラストが造る世界観がたまらなく美しい。
    「すべて忘れてしまうから」と合わせて、大好きな本になった。

    燃え殻さんの作品を読む度に「エモい」とはこの事か、と思う。
    何でもかんでもエモいで纏める風潮は好きでは無いのだけど、燃え殻さんはエモい。
    「エモ…(放心)」「エッモ…(絶句)」「エモ!!!(荒)」の繰り返し。語彙喪失。
    読み終わった後の余韻もエモい。エモいに浸っ

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    2023年09月20日
  • ブルー ハワイ

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    燃え殻さんのエッセイは、ドラマチックだったり、そうでなかったり。頭ごなしに否定をせず、包み込んでくれる優しい文体。諦めてきたことが多いからこそ滲み出るわき道の面白さも教えてくれる。僕も自分にとっての「エクレア詰め」や「チャイナドレス」を探したいです。

    ◾️好きな言葉
    人は何かしら得意なことがある、と言っていたのは高校時代の担任教師だった気がする。(中略)ただそれが金儲けに直結することなのか、日頃全く役に立たないことなのか、犯罪になりそうなことなのかは、自分では選べない節がある。(中略)僕にとっての「エクレア詰め」や「チャイナドレス」は何だろうか。きっとそれは彼らのように突然にして否応なく気づ

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    2023年08月24日
  • ブルー ハワイ

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    夏の終わりの夕暮れ。涼しいというよりかは、ちょっと肌寒いなぁって、ザワザワして、茜色の空とひぐらしのなく音が切なくなる。そんな一冊でした。笑えるのに胸が締め付けられる

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    2023年08月08日
  • ボクたちはみんな大人になれなかった

    購入済み

    あの頃に戻れた魔法のような作品

    読んでる間にいつのまにか自分の過去と重ね合わせていて、自分にとっての90年代にノスタルジーな想い出を鮮明に蘇らせていた。涙なしでは読めなかったです。もう今日1日は過去に浸ろうと思います。
    わたしは今は40半ば、、90年代後半は20代前半新宿を生活の場とし、当時の彼女と何をするにも共に過ごしました。あの時代の空気がこの作品には魔法の如く詰まってました。
    そして今はスマホの時代に変わり、知らぬ間にLINEの友達に彼女と繋がりができてる、、もちろん連絡はできませんが、気にならないわけはないので、ごくたまにプロフィールまでは見てしまう現在。

    あの時代あの場所に生きてた方にはぜひこの作品をオス

    #泣ける #エモい

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    2023年03月09日
  • すべて忘れてしまうから

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    キッパリ言い切ってしまうと哀しくなるけど、私は今の自分にさっぱり自信がない。
    とにかくネガティブで何をするにも不安だし、キラキラ輝いてる同世代を見ては、どうせ私は…と卑屈になり、羨ましいくせに斜に構えた見方をして自己嫌悪したり。少しでも自分を好きになりたくて藻掻く日々だ。

    この本は、そんな弱くて暗い、自分の大嫌いな部分もひっくるめて肯定してくれた気がした。
    暗くて弱いのは仕方ない。前向いて、自分なりにぼちぼち頑張りましょうか。
    そんな、ネガティブなんだかポジティブなんだか分からない気持ちだけど、とても希望を貰えた。読んで良かった。

    ⚫この二十年、社会の隅で仕事をしながら僕は、日々「漠然とし

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    2023年01月04日
  • すべて忘れてしまうから

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    約2年前、ふらっと立ち寄った大型の本屋さんで、偶然見つけてしまったときのことを今も覚えている。
    目を引く表紙にどこか切ないタイトル。
    エッセイだということも知らずにすぐに買ってしまった。
    (普段エッセイはあまり読まない)

    当初、タイトルの意味を、【どうせいつか忘れてしまうから、忘れないように書き記しておこう】だと思っていた。
    でも読んでみると、【どんな嫌なことも忘れてしまえるよ。大丈夫。】という意味でもあるんじゃないかと思えてきた。
    日常の不条理ややるせなさを、独特の視点で紡いでいく。
    読んでいてやるせないのに、大丈夫だと背中を押してもらっているような気持ちになる不思議な本。
    悲しみや切な

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    2022年09月19日
  • あなたに聴かせたい歌があるんだ

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    登場人物と時間軸がグルグル変わり 複雑だったが おかざき真里先生の描き分けの上手さに脱帽した

    燃え殻さんの美しく流れるような人物の言葉と行動に つらい事ばかりの人生の意味を落とし込んでいき
    救いのある話になっていく様は いつ 何を読んでも作者は優しい人なんだなと憧れる

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    2022年04月03日
  • 夢に迷って、タクシーを呼んだ

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    ことあるごとに刺さる
    何もなかった時に必死に何者かでいようともがいてたのを思い出す。
    連載終わりなのとっても残念。

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    2021年10月26日
  • 夢に迷って、タクシーを呼んだ

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    短編エッセイ集。華やかな世界にどこか馴染めないままどうにかがんばって生きている、という印象を勝手にもった。内向的人間あるあるな出来事(ちょっとしたことで人とすぐに疎遠になってしまったり、人に会うことにエネルギーを消耗したり)にはものすごく共感。いろいろネタのある人生なんだなあと思うと同時に、それをことばにするのがとても上手でうらやましいとも思う。

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    2021年08月09日
  • 夢に迷って、タクシーを呼んだ

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    連載っていいな、この人が考えてること、文章をもっと読みたいと思ってどんどん読んでいって、あっという間だった。

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    2021年06月26日
  • 夢に迷って、タクシーを呼んだ

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    燃え殻さんの作品はいつも自分を安心させてくれる。
    「俺もそんな気分になるな」って思う。
    今回の作品も素晴らしかった、この本に出会えて嬉しい。

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    2021年04月19日
  • 夢に迷って、タクシーを呼んだ

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    表紙の絵と、どことなく哀愁を感じさせる文章が好き。全然関係のない人生なのに、自分と重ねてしまうところも好き。

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    2021年04月07日
  • 夢に迷って、タクシーを呼んだ

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    ここ数ヶ月、急激に燃え殻さんを追うように彼が発信する色々に注目してきました。
    本が発売されることがまず大変嬉しいです。心から、お疲れさまですとお伝えしたいです。

    私が本を読むきっかけになったのが「ボクたちはみんな大人になれなかった」それから「すべて忘れてしまうから」と、「相談の森」そしてやっと「夢に迷って、タクシーを呼んだ」

    文章どうこう私にはわかりませんが、これからも迷ったら燃え殻さんの文章を読みます。まだまだどっぷり愛読者です。

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    2021年03月21日
  • この味もまたいつか恋しくなる

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    初燃え殻さんでした。これ全部実体験なの?人生の経験値が高すぎる...!嫌いもまずいもいつかは全部恋しくなる、か。なるほど。

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    2026年02月21日
  • これはいつかのあなたとわたし

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    ネタバレ

    夕飯の内容も忘れてしまうのに20年前のバス停で交わした友人との会話を思い出すことがある。
    脳は人それぞれ記憶を溜めておける要領の限度があるはずなのに、なぜそんな事を保存してこうと、判断したのか。あの頃の自分を記憶しておいて時折思い出すことは、自分が日々刻々と変わりゆくことを受け入れるために必要な機能なのかもしれない。
    過去を思い出すことにより、未来を予想し、他者を想像し、慈しむように出来ているような気がしてならない。

    自分らしさにいち早く気づけた人が「幸福」という心の安寧を手に入れられるのかもしれない。

    心にモヤモヤがあったり、ささくれだした時、
    寝る前に燃え殻さんのエッセイを読むと、

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    2026年02月15日
  • 明けないで夜

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    ネタバレ

    我を忘れるものをいくつか持っていないと、
    生きていくことに嫌気がさしてしまいそうになる。

    映画館の暗闇の中のような絶対的な安心感が必要だ。
    映画館の暗闇の中のような言葉や音楽。
    誰にも教えていないパートナー。ひとりの時間。
    寄り道と空想。

    今よりもさらにスケールアップしたとき、きっと悩みもそれ相応にスケールアップしている気がする。
    そのとき、「いま」の自分の精一杯の文章が、自分を守ってくれるはずだ。

    今日君が幸せだったら悔しい
    でも不幸になっていてほしくない
    だから僕の知らない場所で、
    君は幸せになっていて欲しい

    恥をかきたくないとか、
    うまくいなかったらどうしようとか、
    本当はどっち

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    2026年02月15日
  • ボクたちはみんな大人になれなかった(新潮文庫)

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    自分自身の経験とこの本がたまにリンクしてて、よかった。
    とはいえ、住む世界は主人公と僕とでは違って、でも主人公にとっても主人公の住む世界自体が自分の居場所ではないと感じていたりして、大人になるってきっとこういうことなんだろうな。
    大人の階段は途中で止まることができなくて、踊り場で残っていると思っていても、手すりの下を覗くと随分と登ってきてしまってるみたいな表現とても共感できるな。

    登場する女性から出てくる表現が全部好き。
    いつか使おう

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    2026年01月31日
  • この味もまたいつか恋しくなる

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    なんで今まで食わず嫌いしてたんだろう、、、燃え殻さんを。
    よかった、出会う機会があって。

    勝手に若い著者だと思ってたんだけど、そうでもないみたい。読んでみたら、なんというか、若さと熟れ味?が共存してるような、不思議な作風、というか人柄?に一気に惹かれた。これはなんというか、若者の無防備さと、それをそのままに生きていく壮年者の強さが絶妙に混ざりあってるのかなと思った。柳のよう。

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    2026年01月31日