燃え殻のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
約2年前、ふらっと立ち寄った大型の本屋さんで、偶然見つけてしまったときのことを今も覚えている。
目を引く表紙にどこか切ないタイトル。
エッセイだということも知らずにすぐに買ってしまった。
(普段エッセイはあまり読まない)
当初、タイトルの意味を、【どうせいつか忘れてしまうから、忘れないように書き記しておこう】だと思っていた。
でも読んでみると、【どんな嫌なことも忘れてしまえるよ。大丈夫。】という意味でもあるんじゃないかと思えてきた。
日常の不条理ややるせなさを、独特の視点で紡いでいく。
読んでいてやるせないのに、大丈夫だと背中を押してもらっているような気持ちになる不思議な本。
悲しみや切な -
Posted by ブクログ
ネタバレ夕飯の内容も忘れてしまうのに20年前のバス停で交わした友人との会話を思い出すことがある。
脳は人それぞれ記憶を溜めておける要領の限度があるはずなのに、なぜそんな事を保存してこうと、判断したのか。あの頃の自分を記憶しておいて時折思い出すことは、自分が日々刻々と変わりゆくことを受け入れるために必要な機能なのかもしれない。
過去を思い出すことにより、未来を予想し、他者を想像し、慈しむように出来ているような気がしてならない。
自分らしさにいち早く気づけた人が「幸福」という心の安寧を手に入れられるのかもしれない。
心にモヤモヤがあったり、ささくれだした時、
寝る前に燃え殻さんのエッセイを読むと、
心 -
Posted by ブクログ
ネタバレ我を忘れるものをいくつか持っていないと、
生きていくことに嫌気がさしてしまいそうになる。
映画館の暗闇の中のような絶対的な安心感が必要だ。
映画館の暗闇の中のような言葉や音楽。
誰にも教えていないパートナー。ひとりの時間。
寄り道と空想。
今よりもさらにスケールアップしたとき、きっと悩みもそれ相応にスケールアップしている気がする。
そのとき、「いま」の自分の精一杯の文章が、自分を守ってくれるはずだ。
今日君が幸せだったら悔しい
でも不幸になっていてほしくない
だから僕の知らない場所で、
君は幸せになっていて欲しい
恥をかきたくないとか、
うまくいなかったらどうしようとか、
本当はどっち