この味もまたいつか恋しくなる

この味もまたいつか恋しくなる

1,650円 (税込)

8pt

ある料理やお酒を口にするとき、ふと思い出してしまう“あの日、あの人”を描く。
人気作家・燃え殻氏初の長編エッセイ集。

読まれたい日記/浅煎りコーヒー
〈会おうか?〉/アスター麺
「ミャア」/生姜焼き定食
「美味しい」と彼女は言った/シーフードドリア
でたらめなおまじない/ピザトースト
「どうだ? うまいだろう?」/チャーハン
雨、しばらく止まないみたいですよ/ハイボール
きれいに騙して/風俗嬢のお弁当
ちょっと、上がっていかない?/おにぎりと味噌汁
子どもと大人の家出事情/チョコレート
「信用金庫のカレンダーみたい」/冷たい唐揚げ
有名になってどうするの?/チョコモナカジャンボ
フーテンのドゥ/ガパオライス

COLUMN/恋しくなる味 Q&A
Q 落ち込んだ日はなにを食べますか?
Q 定番の朝食は?
Q 特に思い出に残るレストランや食堂は?
Q “最後の晩餐”になにを選ぶ?
Q そば派? うどん派?
Q もう一度食べたい、忘れられない料理は?

「いや、お前は別だよ」/焼肉
全国まーまーな定食屋友の会/生姜焼き定食
「チョコミントみたい」/グラスホッパー
深夜の同志へ/牛丼
やり過ごすしかない時間/キーマカレー
八十三点と七十九点を彷徨う世界/シェフの気まぐれサラダ
「最後まで自分がついてます」/洋菓子『ハーバー』
ロマーリオにドリブルなら勝てる/冷えた焼きそば
あぶない刑事とジョン/ミートソースパスタ
デトックス、デトックス♪/精進料理
「みんなの分はないから、内緒よ」/いちごみるくキャンディ
「青春とは?」「笹塚」/カレーライス
季節のお便りおじさん/鍋
「イタダキマス!」/一風堂のラーメン
大人の約束は時間がかかる/餃子と高級鮨
今日は何日で、あなたはどなたですか? /サッポロ一番塩らーめん
大雑把な暮らしのススメ/卵かけごはん
「海でも行きたかったね」/高い海鮮丼
「コーコー、ひとつ」/パスタ
人生は何度かはやり直せる/味噌ラーメン
彼女は名物になびかない/『東京ばな奈』
母の涙/ミートソースパスタ
「よし、明日は海に行こう!」/金目鯛の煮付け
褒められて伸びるタイプです/鯵の干物

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この味もまたいつか恋しくなる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ただ、ひたすらに好き。

    情景が思い浮かぶところとか、終わり方の余韻とか、ご飯が美味しそうなところとか、全体的に切ないけど悲しすぎないところとか。

    燃え殻さんの文章は長らく覚えてはおけないのだけど、読んだら確実に幸せになって、まあいっか、と生きていけるような気がする。

    新刊が出たとのことなので買

    0
    2025年11月06日

    Posted by ブクログ

    ちょっと前ですが読み終わり。今回はある程度題材が決まってましたが、それでも充分に楽しめました。いつの日かばったり喫茶店でお会いしたい。

    0
    2025年11月02日

    Posted by ブクログ

    燃え殻さんの思い出の食べ物と共に思い出される人との記憶。それは、バーだったり、キャバクラだったり、ラーメン屋だったり。食べ物と人の記憶が結びつくところが素敵。私だったら、この食べ物の時はこの人との記憶とすぐに出てくるだろうか。母との思い出を描いた「母の涙 ミートソースパスタ」は泣ける。悲しさや寂しさ

    0
    2025年08月15日

    Posted by ブクログ

     燃え殻さんのエッセイには同世代の空気感を感じる描写が多い。青春時代を送った90年代や昭和の子どもの頃の話しは懐かしい、もう戻らない日々への若干の哀しみが思い起されてノスタルジックな気持ちになる。

     情報過多の毎日で少しでも他人より優れた何かを持っていないと社会から落ちこぼれたり、取り残されたよう

    0
    2025年08月13日

    Posted by ブクログ

    相変わらずのふわふわした文章の中に、ちょこと引っかかりをもったエピソードがたまらなく良い。

    人は成功するためにいきてるんしわゃないんだよ。納得するために生きてるんだよ。
    何度か作品に登場するイラストレーターの女性。
    ミートソースパスタ。
    迂闊に行動できる人にしか成功は生まれない。
    生きていく恥ずか

    0
    2025年07月11日

    Posted by ブクログ

    どのエピソードも素敵であっという間に読み終わった。「人生は何度かはやり直せる」「母の涙」「褒められて伸びるタイプです」が特に好き!

    0
    2025年06月01日

    Posted by ブクログ

    燃え殻さんの家族が出てくる話が特に好きで、「母の涙」は読んだら切なく苦しくなるくせにすでに何度も読み返した。

    褒めまくるおばあちゃんの話も好き。燃え殻さんの子供の頃や若い頃の話を読んでいると、決して幸せとは言いづらいエピソードも沢山あるのに、こういう素敵な人がすぐそばにいたから、なんとなく全体がふ

    0
    2025年05月17日

    Posted by ブクログ

    それでも日々は〜も読んだけど、
    こっちの方が好み。

    何故かはわからないけど、この本を読んでると
    リリーフランキーさんの声で再生される。

    0
    2025年10月26日

    Posted by ブクログ

    著者の食にまつわるエッセイ。

    序盤から燃え殻ワールド全開で安心する。

    同世代の共感でうなずきニンマリしてしまう。

    行き詰まった時のエスケープ話も健在。
    出会う人のキャラの濃さに驚く。

    こどもの頃の話は毎回涙を浮かべてしまう。

    0
    2025年10月13日

    Posted by ブクログ

    【感想】
    大好きな燃え殻さんのエッセイ新作。
    今作は食と共に色々な人とのやりとりが掲載されており、燃え殻さんらしい心にスッと入り込んでくるエッセイ集で、心が疲れた時に読む一冊がまた増えた。
    『会おうか』や『美味しいと彼女は言った』で描かれる関係性がとても好きで、白黒をつけたがる今の風潮の中で、グレー

    0
    2025年09月21日

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