はいむらきよたかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア』1巻は、本編を彩る伝説の強者たちの息遣いを、圧倒的な熱量で描き出した一冊である。
これまで寡黙で謎めいた存在として語られてきたアイズ・ヴァレンシュタインの内面が、戦いの剣閃とともに鮮やかに開示されていく過程は、読者に新たな感動を呼び起こす。
ロキ・ファミリアという最強の集団が挑む深層の冒険は、単なる力の誇示ではなく、仲間への信頼と己の矜持を懸けた人間ドラマとして重みを帯び、ひとつひとつの戦闘が運命を切り拓く儀式のように響く。
アイズの静かな決意と、仲間たちの確かな絆が織りなす物語は、本編では語られなかったもう一 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前半後半別々の意味で情緒ぐちゃぐちゃ。 前半、ギャグとシリアスでサンドイッチされて情緒どうしろと?最近の禁書はラストの盛り上げが微妙な分、コメディ描写と中盤までの盛り上げが洗練されてるけど、ここまでそれを活用したグラーデションは新感覚で面白かった。 ヨハンの過去は普通に好き。怪物の正体は優秀なだけの真面目な男の子ってのは、これまでの超絶者編らしい真実だった。 後半、上条さんならヨハンも救おうとしてほしいという上条ファンとしての感情と、必死に「帰るんだ」って己の欲と共に歩む上条さんを見てヒーローでも救世主でもない等身大の子供な上条さんを応援する気持ちでぐっちゃぐちゃ。 所で生き返った上条さんどう
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Posted by ブクログ
ネタバレ最高! 最初の、具体的には御伽の世界のレールに組み込まれてる段階では前巻と合わせて面白く無いわけじゃ無いけど禁書らしくなくて微妙って思ってたのよ。 上条当麻がどことなくらしく無いし、死んでも復活するし、敵キャラが能力の高さに反してバックボーンとか研鑽が少ないし、なんか禁書らしく無くて引っかかりがあった。 アラディアが可愛いとか、アンナの物語が好きとか、アレイスターがアレイスターしてるとことか、コメディ描写や間のつなぎ描写がシンプルに面白いとか、良い場所はあるにしても決めのラストシーンが毎度微妙だったのよ。
アンナ介入からの上条当麻がらしさを取り戻した段階や、アリスのパーソナル開示で全部カタルシ -
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