あらすじ
≪シリーズ累計発行部800万部突破!!≫
【剣姫】アイズ・ヴァレンシュタイン。最強と名高い女剣士は今日も仲間達と共に、広大な地下迷宮『ダンジョン』へと繰り出していく。灰へと朽ちた竜の死骸、忍び寄る異常事態、様々な謎と脅威が襲いかかる深層域50階層で、アイズが風を呼び、迷宮の闇へと一閃を刻む! ──そして訪れる、少年との『出会い』 「あの……大丈夫、ですか?」 迷宮都市オラリオの地で、少女と少年の物語が今、鮮烈に交差する! 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』外伝、ここに始動! これは、もう一つの眷属の物語、──【剣姫の神聖譚(ソード・オラトリア)】── ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
本編であるベルたちヘスティア・ファミリアの活躍と同じとき、アイズたちロキ・ファミリアは一体何をしているのだろう?という疑問を抱いたことはありませんか。同じ世界、同じ時間ではそれぞれ今を生きているはず…。
そんな彼らを描いたもう一つの物語が、この外伝、ソード・オラトリアとなります。
外伝といえども侮ることなかれ。作者は本編と同じ大森藤ノさん。その描写は折り紙付きです。
さらに、同じ作者だからこそ絶妙に混ざり合うストーリー。暗躍しているイヴィルスたちの動きなどの裏側が描かれ、アイズ、フィン、ベート、ティオネ・ティオナ、リヴェリア、ガレスなどの実力に沿ったド派手なバトルが展開!
ほかに本編では語れないようなロキの眷属たちの背景も明らかになっていきます。
読むと彼らの印象が変わるかも!?読み終われば、きっとあなたはもう一度本編を読み返したくなります。
感情タグBEST3
間違いない
ダンまちの本編とは別視点で描かれた同時間軸のお話し。本編主人公ベルと邂逅したアイズの心境を知れば、本編をもう一度読み直したくなる作品です。
匿名
ワクワクの冒険譚
この本をただの外伝と思うことなかれ、本編「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」についてもより深く知ることができます。
過去についての話など本編では伝えきれない部分をちょうどいい感じで補完してくれて読んでいて気持ちがいいです。
ただこの作品自体のアツさや面白さもあるのでとても良かったです。
Posted by ブクログ
12巻まで読んで読み返し。
ポイントはp221 神の宴での、ディオニュソス、デメテルの会話。女神はなおも微笑んだ。
P296 ディオニュソスと極彩色の魔石。
気になる
Posted by ブクログ
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア』1巻は、本編を彩る伝説の強者たちの息遣いを、圧倒的な熱量で描き出した一冊である。
これまで寡黙で謎めいた存在として語られてきたアイズ・ヴァレンシュタインの内面が、戦いの剣閃とともに鮮やかに開示されていく過程は、読者に新たな感動を呼び起こす。
ロキ・ファミリアという最強の集団が挑む深層の冒険は、単なる力の誇示ではなく、仲間への信頼と己の矜持を懸けた人間ドラマとして重みを帯び、ひとつひとつの戦闘が運命を切り拓く儀式のように響く。
アイズの静かな決意と、仲間たちの確かな絆が織りなす物語は、本編では語られなかったもう一つの英雄譚として、ダンジョンという無慈悲な舞台に人間の強さと儚さを刻みつける。
読後には、力と孤独を背負う者たちが歩む道の尊さを、深く胸に刻まずにはいられない。
匿名
スピンオフ
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のスピンオフ作品。
アイズとレフィーヤがダブルヒロイン的な作品。
本編の裏話的な内容で有りつつ、こちらはこちらで大事に…
Posted by ブクログ
ベルと出会ったのは、あんな化け物と戦った後だったとは…。
謎の芋虫モンスターだったり、モンスターフィリアでの花のモンスターだったり、裏で何かが起きている?
外伝の真髄。
僕のイメージでは外伝はわりかしどうでもいい話が綴られているという感じでした、が!しかし、そんなイメージが打ち壊されてしまいました!外伝を楽しみにする日がよもや来るとは…。主人公をヒロインに向け、ヒロインからメインの主人公を見る。そんな発想があったのか!と思うほどです!元より彩られていたメインストーリーに甘い香りが付け加わえられるような、そんな物語です!
Posted by ブクログ
スピンオフ作品.
本編のヒロイン?であるアイズ・ヴァレンシュタイン氏をメインに
ロキ・ファミリアの皆さんが大活躍.
本編1巻付近の話ですね.
アイズちゃん可愛い.
ベートがうざい.
やっぱこのシリーズはベルくんが居ないと物足りないな.
あ,イラストがヤスダスズヒト氏から
灰村キヨタカ氏になってますね.
Posted by ブクログ
アイズらロキ側視点での文字通りの外伝。
本編一話目の裏側のお話です。
本編では、主人公のあこがれの対象になっているせいか、超然としているというか何も考えてないみたいな描かれ方をするアイズが、実際にはちょっと黒いことを考えているところとか、本編を読んだ上で愉しめる部分が多いですね。
高レベル帯の冒険者の活躍譚としても、面白かったかな。
同じ世界を舞台にしていても、見えることが違うみたいな。
Posted by ブクログ
外伝。
あれだ。魔界都市のメフィスト話のようなもの。
本編が超王道な成長物語に比して既に成長してるのでそこはものたりないか。
まあ、同じ事件でも低レベル対応の本編と高レベル対応の外伝とみればいいのだろうか。
一応、1巻の裏になっているし。
Posted by ブクログ
ここにもアイズに憧憬を抱く冒険者が…。やはり特化型はかっけーな。
主人公の成長のためにもアイズにはずっと憧憬の対象として強くあってほしいものの、しかしそれでは追いつけないというジレンマ。