あらすじ
≪シリーズ累計発行部800万部突破!!≫
「アイズたんLV.6キタァアアアアアア!!」 先のダンジョン探索において、謎の女調教師、階層主・ウダイオスとの激戦を経たアイズ。しかし念願のLv.6に昇格した【剣姫】の表情が冴えないのには理由が。 「こ、恋煩い? アイズたん、男なんか?」 一つ――やっと出会えた白髪の少年に、またもや全力で逃げられてしまったこと。 「……そうか、お前が『アリア』か」 二つ――自分しか知るはずのないその名前を、調教師の女が知っていたこと。だが、そんなアイズを試すように再びダンジョン探索のクエストが舞い込む。まるでそこに答えがあるかのように…… これは、もう一つの眷族の物語、──【剣姫の神聖譚(ソード・オラトリア)】── ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
本編であるベルたちヘスティア・ファミリアの活躍と同じとき、アイズたちロキ・ファミリアは一体何をしているのだろう?という疑問を抱いたことはありませんか。同じ世界、同じ時間ではそれぞれ今を生きているはず…。
そんな彼らを描いたもう一つの物語が、この外伝、ソード・オラトリアとなります。
外伝といえども侮ることなかれ。作者は本編と同じ大森藤ノさん。その描写は折り紙付きです。
さらに、同じ作者だからこそ絶妙に混ざり合うストーリー。暗躍しているイヴィルスたちの動きなどの裏側が描かれ、アイズ、フィン、ベート、ティオネ・ティオナ、リヴェリア、ガレスなどの実力に沿ったド派手なバトルが展開!
ほかに本編では語れないようなロキの眷属たちの背景も明らかになっていきます。
読むと彼らの印象が変わるかも!?読み終われば、きっとあなたはもう一度本編を読み返したくなります。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ベルも大概だけど、アイズも随分とトラブルを呼び込むな 笑
自分の弱さと向かい合って成長していくという意味では、レフィーヤも主人公の一人かな。勇気を出してフィルヴィスと親交を深めていくところはジーンときた。
アリアとはアイズの母親の名前だった?
そういえば、各ファミリアの団員の親については、シリーズを通してあまり触れられていないことに気づいた。
Posted by ブクログ
謎が謎を呼ぶ展開の中で、アイズたんの無双ぶりが際立つ。出生の秘密も本格的に絡んできたけど、とりあえず白兎に稽古をつけるところまで来たことに拍手。
Posted by ブクログ
感想
こっちの物語を見ているとレベル5でさえ弱く見えてくるのが不思議。
あらすじ
アイズはレベル6にランクアップするが、ベルに謝れないことの方を悔やんでいた。アイズはダンジョンに潜り、フェルズから24階層で大漁発生するモンスターを鎮圧して欲しいと頼まれる。
アイズは、ヘルメスファミリアと一緒に24階層へ向かう。ディオニュソスの依頼でロキはベートとレフィーヤ、ディオニュソスファミリアのフィルビスを24階層に派遣する。
24階層でアイズはランクアップを確かめるようにモンスターを倒す。食糧庫に辿り着くとそこは生き物のような壁に塞がれていた。そこで再度赤髪のレヴィスと出くわし、戦う。食人花と白ずくめの男と戦うアスフィ達だが、ジリ貧になって行き、やられそうになるも、そこにベートたちが駆けつける。
ベートの攻撃により白ずくめの男を倒したかに思われたが、自己再生で回復する。それは昔死んだはずの白髪鬼のオリヴァス・アクトだった。彼は宝玉の力により復活した。アクトは巨大花を呼び寄せ、ベート達を圧倒する。アクトは巨大花をアイズに差し向けるが、アイズは巨大花を一撃で倒す。
レヴィスは、アクトの魔石を自分に取り込み、再びアイズと戦う。アイズはベートと一緒にレヴィスと戦い打ち勝つ。レヴィスはダンジョンを壊して逃げる。アイズに59階層に来るように言い残して逃げる。
Posted by ブクログ
ソード・オラトリア3は、外伝という枠組みを軽々と越え、物語世界の深層へと鋭く切り込む一冊である。読み進めるごとに、これまで断片的にしか見えていなかった“迷宮都市オラリオの裏側”が、重層的な輪郭を帯びて立ち上がってくる。その構造の緻密さと、闇に触れることで増していく緊張感は、本編とは異なる角度から世界の真実へ迫る醍醐味に満ちている。
とりわけ印象的なのは、アイズ・ヴァレンシュタインという存在の奥行きが、静かに、しかし確実に掘り下げられていく点だ。彼女を取り巻く謎――過去、血筋、そして“風”にまつわる因縁――は、単なるキャラクター背景に留まらず、物語全体の根幹へと接続されている。断片的に提示される情報が、読者の想像力を刺激し、やがて大きな運命のうねりを予感させる構成は見事というほかない。
また、本巻は戦闘描写の密度が高く、ロキ・ファミリアの実力が余すところなく描かれる。高位冒険者同士の激突は、単なる力の応酬ではなく、それぞれの信念や覚悟が火花を散らす場として機能しており、読み手に強い没入感を与える。苛烈な戦いの中にあっても、戦術や連携の妙が丁寧に描写されているため、緊張感と説得力が絶妙に両立している点も高く評価できる。
さらに、フィルヴィスとレフィーヤの関係性の描写は、この重厚な物語に柔らかな陰影を与えている。互いに不器用でありながら、確かに歩み寄っていく二人の姿は、過酷な状況下における“心の拠り所”として、静かな温もりを読者にもたらす。そのささやかな変化が、後の展開にどのような意味を持つのかを思うと、胸の奥にかすかな余韻が残る。
そして何より、本巻が優れているのは、「まだ明かされていないもの」の存在感を強く意識させる点にある。明確に語られぬ真実、繋がりきらない伏線、それらが不安と期待を孕みながら積み重なり、物語をより深く、より広いものへと押し広げていく。その手触りは、単なる娯楽を超え、読者に思索の余地を与える“物語体験”へと昇華している。
本作において外伝という形式を最大限に活かし、世界観の厚みとキャラクターの深度を飛躍的に高めることに成功している。静謐と激動が交錯するこの一巻は、シリーズ全体の重要な転換点として、確かな存在感を放っている。読後、胸に残るのは単なる興奮ではなく、まだ見ぬ真実への静かな渇望である。
匿名
大激闘
アイズがベルとマトモに話すまでの間に、ここまでの大激闘をしていたのかとビックリです。
24層で繰り広げられる、息もつかせぬ大激闘でした。
Posted by ブクログ
いやなんかすごいな。
本編の裏側でこんな激しい戦いが巻き起こってたなんて。
ベルたちの物語は物語として、こっちも外伝というより別の一つの本編だと思う。
ダンジョンでのハイクラスの戦いがとにかくすごい。
幾度も絶体絶命の危機を迎えながら、それを超えていく王道展開がいい。
それにしてもやっぱりアイズは一人チーターだよ。
そんなアイズのなにやら出自の秘密も匂わされて、これはもしかしてベルと英雄と精霊の話になっていくんだろうか?
いやまあ、ベルの育ての?爺さんは神様だけどさ。
外伝の主人公というかヒロインはもちろんアイズなんだけど、実は前々から、本当の主人公はレフィーヤなんじゃないかと思ってた。
この巻でますますその印象が強くなった。
レフィーヤは言ってみれば外伝のベルだ。
その成長と頑張りが物語を引っ張っていく。
なので個人的ハイライトは、レフィーヤが充満するモンスターの中で「私を守ってください」と叫ぶ場面。
自分の力でみんなを救うという決意。
そのために、自分を信じてほしいと訴える勇気。
憧れの人と、アイズと共にあるために、普段気弱な彼女が勇気を振り絞って自分のできることを成そうとする姿。
なんだかベルとダブってくるのだ。
うん、いい場面だ。
外伝は本編を追いかけつつ、ダンジョンで起こっている謎とアイズにまつわる秘密に迫っていくことになるのだろう。
いやあ、楽しみだなあ。
Posted by ブクログ
前作に引き続き、本編とは独立している感じの一冊。
今回はダンジョン内での戦闘が濃く描かれていたのが良かったです。
高レベルパーティーなので派手で見栄えがするというか。
アイズの秘密に迫って来ている感じも興味深いです。
Posted by ブクログ
レベルが上の方の人達の冒険譚。レベルが低い人達にはそれなりの、ハイスペックな人達にはハイスペックな冒険が用意されてるあたり、この世界は冒険者のための世界なんだな。