【感想・ネタバレ】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア9のレビュー

あらすじ

≪シリーズ累計発行部800万部突破!!≫

王国軍出兵。
ベートの活躍によりアマゾネス狩りの事件を収束させたのも束の間、都市外からの侵略者の迎撃に乗り出す【ロキ・ファミリア】。
強過ぎる冒険者達によって万の軍勢が蹴散らされていく中、ひょんなことから発せられた少女の問いが、リヴェリアの記憶の扉を叩く。

「昔のアイズさんの話、聞かせて頂けないでしょうか?」

それは、当時『人形姫』と謳われていた少女の秘話。
追憶の欠片はハイエルフの想いを過去に飛ばし、一方で竜信仰の村に辿り着いた少女もまた在りし日の情景を追想する――。

これは、もう一つの眷族の物語、──【剣姫の神聖譚】── ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

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本編であるベルたちヘスティア・ファミリアの活躍と同じとき、アイズたちロキ・ファミリアは一体何をしているのだろう?という疑問を抱いたことはありませんか。同じ世界、同じ時間ではそれぞれ今を生きているはず…。
そんな彼らを描いたもう一つの物語が、この外伝、ソード・オラトリアとなります。

外伝といえども侮ることなかれ。作者は本編と同じ大森藤ノさん。その描写は折り紙付きです。
さらに、同じ作者だからこそ絶妙に混ざり合うストーリー。暗躍しているイヴィルスたちの動きなどの裏側が描かれ、アイズ、フィン、ベート、ティオネ・ティオナ、リヴェリア、ガレスなどの実力に沿ったド派手なバトルが展開!
ほかに本編では語れないようなロキの眷属たちの背景も明らかになっていきます。
読むと彼らの印象が変わるかも!?読み終われば、きっとあなたはもう一度本編を読み返したくなります。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

今回の外伝の主役はアイズ。
なんだけど、今の彼女というよりは幼き頃のアイズたん。
ロキ・ファミリアのメンバーはこれまでもかなり悲惨な過去を背負っていることが多かったけど、アイズもまたそうだったのは少し驚き。
子供のころのアイズはこんなに苦しんで無鉄砲で苛まれていたんだなあ。
世界に一人ぼっちで取り残される寂しさ、悔しさ、恐ろしさ。
それを振り払うために、自分を傷つけるほど無茶に走るその心が、とても痛い。
それでも、今とは違う、感情を露わにするアイズの姿は少しうれしかったりして。

一人ぼっちで終わるのだと思ったその瞬間、彼女の中に母と父の忘れ形見が宿っているくだりは、素直に胸が熱くなった。
もちろん、リヴェリアの想いにも。

それでも成長したアイズはまだ十分には胸の隙間を埋めきれていないのだね。
そこはベルくん頑張らなきゃ(笑)
いやまあ、まだ少し役不足だったけど。
もっともっとがんばれ!

それにしても、アイズに関してはまだまだ明かされてない伏線がたくさんありそうで、これからの展開も楽しみだ。
さて次は本編を読もうかな。

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2018年02月27日

匿名

ネタバレ 購入済み

アイズの過去編となる第9巻。この話は本編でやってほしくもあったが、この後の10巻の布石としてはいいのかなと思った。

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2024年10月22日

Posted by ブクログ

アイズがロキ・ファミリアに入団した頃のエピソードが綴られた巻。アイズの「母親」になり切れず悶々とするリヴェリアが微笑ましい。

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2017年07月14日

購入済み

アニメ化ハズレ無し

楽しめました

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2017年07月03日

Posted by ブクログ

ヒロインの過去話。外伝でやるという暴挙なんだか英断なんだか。
困ったことに幼いころのヒロインイメージが某ソシャゲのリリィなサンタにかぶってしまって。
いやいや違うから。
・・・毒されとるのぉ

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2018年02月03日

購入済み

過去最悪

やはりほぼ月刊での連続刊行は無理があったのだろう。全く盛り上がりがなく、誉めるところが見つからない。前巻と同じ作者が書いたとは思えない出来になっている。

むしろリヴェリア視点で語った方がましだったのではないか。

ストーリー的にも飛ばして読んで何の問題も無いだろう。

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2017年06月18日

シリーズ作品レビュー

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