あらすじ
あががが……寒すぎて死んじゃうぞ、ちくしょう!
病院のベッドからどうにか抜け出した上条当麻が降り立ったのは、温暖なはずが極寒となったロサンゼルス!? ……しかも全人口消失という異様な状況で……!?
アンナ率いるR&Cオカルティクスが引き起こしたこの異常事態下で、上条とインデックスは共に事件解決に挑んでいく。
強襲する敵の魔術師を躱した先に出会ったのは、たった唯一の生存者である銀髪褐色の幼い少女、そしてその母親の『痕跡』だった――。
母と娘の想いを上条が受け継ぐとき、その『暗闇』は打ち破られる!!
感情タグBEST3
ドロドロした暗部編から一転、ロサンゼルス市民三千万人消失という未曾有の事態に上条さんがポンコツ翻訳ペン片手に極寒のロスに乗り込みそげぶする痛快大冒険で面白かったです。
上条さん、インデックス、神裂にステイルと初期メンバーが揃ったのも嬉しい。
一方通行の想いを汲んだロベルト大統領の演説が熱かったです。
ミステリー
・今回は謎解きミステリー要素強めな気がしました。突如消えた住人。その鍵を握る人組の親子…みたいな。読んでて新鮮で面白かったですね。
・ミサカ達に結論が出ました。旧約の3巻から「ミサカ達はこの世界をどう生きる」という疑問はあったのでそこがスッキリして良かったですね。ラストオーダーにとってなおさら一方通行の必要性がなくなる訳ですが…彼自身もそれを望んでる節がありますもんね。
Posted by ブクログ
魔術と科学の融合が主軸だからか目から鱗な話多いな。星の並びからパスワードを解き、神に祈って量子暗号の中身を外からまさぐる。科学一辺倒でも魔術一辺倒でも負けるのはヤバい。上オティはやっぱ公式が最大手ですね。