あらすじ
愛しのお姉様・御坂美琴と二人っきりで過ごす魅惑のクリスマスが、ついにこの手に……! と期待していた白井黒子だったが、気づけばなぜか彼女の隣には頭髪バーコードでメガネ装備の『警備員』のおじさんが……!?
聖なる夜、『風紀委員』の黒子に課されたのはオペレーションネーム・ハンドカフス、学園都市の『暗部』を全て潰す計画だった。そのリストの中には、浜面仕上や滝壺理后の名も含まれており……。追う者と追われる者、双方が生き残るために否応なく激突する中、ふとどちらもが感じた。……この計画は、何かが妙だと。
事態打破の鍵となるのは『学園都市最大の禁忌』という謎のフレーズで――!
感情タグBEST3
暗部編ということで上条さんの活躍する巻より血みどろな感じでいつもと違う雰囲気はバッチリ感じました。
アクセラレータの一声で始まった学園都市の暗部掃討作戦。
暗部に身を置く浜面にも危機が迫り、恋人の滝壺と共に都市からの脱出を図りますがそこに同じ暗部やアンチスキルが立ち塞がり……。というお話。
創約に入りこれまでの舞台を壊すような展開が続きますね。
暗部編
・旧約からですが暗部編は面白いですね。魔術より科学。しかもゲテモノよりの。特に分解者と媒介者の2人はサイケデリックな感じが非常に出てて読んでて怖かったです。
・木原が複数人出るのもワクワクしました。相変わらず一癖二癖ありますね。今後「木原殺し」として浜面がどうなるかとても気になります。
Posted by ブクログ
全体的に陰鬱でエグイ暗部編って感じ。 黒子がニコラウスの金貨に願った、お姉様と一緒にクリスマス過ごしたい、楽丘を他の誰かとチェンジして、の願いラストには二つとも叶ってるの本当怖い。 しかも、叶い方が御坂の搬送された病院に同じように搬送される事と楽丘の死亡って、歪みすぎだろ猿の手かよ。
Posted by ブクログ
今回は黒子から始まって浜面がメイン、いつもの主役級はお休みの巻ですが、展開、迫力は凄まじい感じ。まぁ、このそれだけ新登場の闇が多く、犠牲も大きかったからですが。
ラストで浜面は死んだようになっていますが、当然信用出来ません(笑)そうでなくても、遂に死んだ筈のメンバーがかなり顔出してますし、今回の連中もどうかなぁ~
個人的にはユーモアメインの作品が好きですし、このシリーズは絶対に引き延ばし過ぎ。でも、まぁここまで読み続けた以上、仕方ないか・・
Posted by ブクログ
クリスマスの科学サイドの話。
黒子が暗部に関わったのは面白がってけど、結局は浜面メインの話だったのはちょっと残念。
アンチスキルの瓦解は教師としての立場を考えると納得できる。
次の巻、浜面死んでいるのかが不安。
そして学園都市の科学がどのくらい流出するのかが気になる。