馬上鷹将のレビュー一覧
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突き抜ければ個性_愚直にやれ 批判は擁護と賞賛の声に変わり_破門騒動を伝説だと讃える奴まで出て 一朝一夕で出来る芸当じゃない 見もしないで決め付けるなんて_それこそ短絡的じゃ 娯楽が溢れる現代で落語という文化の火を絶やさない為に_やれる事をやらないとね 寿限無は元々過ぎたるは猶及ばざるが如しの皮肉が込められた噺だよ 君の言い立ては未だ音だね_言葉になって無い_助言はここまで後は自分で良く悩み考えなよ_学は及ばざるが如くせよだ 調べる事で噺に対する理解が深まる_そしたら…今より面白く演れるようになるかもしれない_逆に調べない理由を教えてよ 貪欲に学び得た知識を噺に活かす 知る事で落語に活きる事は
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ネタバレ 購入済み
自由さと
自由なあかねの高座、良かった。
不自由だからこそ客席から見える想像力ってのも良かった。
一方、師匠の凄さの本質はやはり漫画で表現するのは難しいのかな、
という印象。今まで読んだ落語作品では一番良かったけれども。 -
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佳境を迎える可楽杯の三巻。
表紙を飾った3人の実力が抜けていて、優勝を争うことになるのですが、三者三様の落語の甲乙はどのようになるのか、といったところで決着は四巻へ。
ラスボスである阿良川一生。出場者へ向ける彼の感想の一言一言が怖くて怖くて。
若手新人に理解のある大家という仮面をかぶって、本音を差し込んできているというのがねぇ。怖いですね。その隠された本音に気づくことができなければ、この先はないよ、という見切りを突きつけているのがね、怖いです。
それは圧倒的な自分の実力を信じているからでしょうね。怖い怖い。
何気に「寿限無」の中身が理解できて楽しかった可楽杯。選んだ言葉の意味合いって、聞き -
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兄弟子やバイト先の面々から学びを得て、日々精進するあかね。成長を続ける彼女が挑むのは、学生落語選手権大会「可楽杯」。その審査委員には阿良川一生が待ち構えます。父親との因縁がある彼の存在は、当面のラスボス。あかねのレベルアップを見せつつ、大きな存在との因縁を回収しようとする展開。
落語という見慣れないジャンルであるけれど、物語は王道をゆきます。
これってあれだ、『アイシールド21』で感じたわくわくさと同じだ。
見慣れない聞きなれないジャンルの物語ながら、王道の展開に引き込まれてゆく楽しさ。いいね。こぐま兄さんの「知るおもしろさ」というのが体現されていると思います。
漫画だけでなく、さまざまな -
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ジャンプの新連載「あかね噺」。落語という新ジャンルでジャンプの激戦を勝ち抜いて行けるのか。
真打に昇進できなかった父親の無念を晴らすべく、主人公である娘のあかねが落語界をのし上がってゆく、といった物語になるはず。ここは王道と言えるのではないでしょうか。あかねの行動原理がわかりやすくていいです。
今後どうなってゆくのかなんですよ。個人的には、主人公であるヒーローやヒロインって、何かしらの狂気を秘めているものだと思っていて、それが心の裡に収めておけないほどの熱量となって爆発する様が好きなんですよ。
その瞬間がいつ訪れるのか。そして、落語というお客さんありきの物語の舞台で、どうあかねが表現できる