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二ツ目昇進の推薦が懸かる高座で、自分らしい芸を発揮することができた朱音。高座に乗せた“仁”がもたらす、もう一つの効果により目の前に拓けた世界は――しかし、好調がゆえにあるピンチが発生! 緊張感の走る状況を一変させたのは…? 渾身の高座に泰全の判断が下されるとき、物語は新たな展開へ――。
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Posted by ブクログ
”守”から”破”へ。 志ぐま師匠にも言われた言葉。 あかねって落語になると途端に真面目になるよね、と友達から言われてようやく自分のやりたい落語を見つけ始めたあかね。 ちょう朝師匠は言う。 二ツ目からは、鍛えた芸に仁をどれだけ乗せられるか。 仁とは誰もが持っている噺の味?のようなものだろうか。自分らし...続きを読むさ。同じ噺でも噺をする人が違えば色も変わる。 その自分らしさをどれだけ集めて芸の上に乗せられるか。 そしてもう1つ、客席と一体化する気持ちよさ。 落語のことは師匠に教わる。 それが普通だが、落語のことを落語家以外から、それも一般人の友達から教えられることもあることで。 落語を知らないからこそ出てくる疑問。 それがあかねの落語を進化させる一言だった。 いや、面白かった!!! この巻は一つの区切りだと思う。 とても素敵なお披露目会だった!見事だった!!
これはおもろいな、しかし。一番大きなテーマでありながら、ここまで殆ど描かれてこなかった父娘の交流が、はじめてまとめて描かれているのも素敵。にしても、このアフロ眼鏡が、実は面白いなんてのが、ちょっと想像しにくいんだけど、実際問題、芸の優劣と人間性の優劣は、全く相関しないもんなんですかね。
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泰全とおっ父が昔馴染みであったのと同じく、 志ぐま師匠とあの人はなんと昔は競い合った仲間だった!? それにしても人が増えすぎて難しくなってきたぞ。
マルチヴァース(多元宇宙) 端正な芸をベースに噺の垣根すら縦横無尽に飛び越える自由さ ”緊緩“_緊張状態から解き放たれると人は笑う 俺の真打昇進試験の日取りが決まりました
第九十九~百七話 読むたび思う。アニメで観たい! 声優さんで落語の再現は難しいかなぁ。でもやってほしい。 前座の開口一番をまかされて、演目が始まったばかりのところでした。演目は「狸賽(たぬさい)」 お父さん高座観に来ていた。あかねとお父さんの会話のシーン、好きです。いいなぁこんなお父さん。
いろんな確執がある落語会に風穴を開けていくあかねがとてもカッコいいです。そしていよいよ兄弟子まいけるが宣戦布告。これからの落語会はどうなっていくのかとても楽しみです。
#アツい #感動する #タメになる
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