澤村御影のレビュー一覧

  • 准教授・高槻彰良の推察9 境界に立つもの

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    シリーズ第9弾

    「トンネルの中には」「黒髪の女」「桜の鬼」「extra」
    4編を収録。

    3年生に進級した尚哉は、難波と共に高槻ゼミの一員に。
    ・・・しかし、二人の仲に嫌な風が?
    更に、異界が益々近づいてきて?憧れの・・・の
    メンバーまでもが??

    高槻先生の中に棲む「もう一人」の考えが意味不明。
    先生を持って行こうとしたかと思えば、尚哉の危険を察知して
    危険を知らせたり・・・

    更に異捜がガッツリ絡んで来てるじゃないですかぁ
    大嫌いなアイツまで登場してるし・・・
    ついには、先生出てましたよね?

    なにより、難波君が思ったまんまのいい奴でよかったぁ
    漫画家の友達もいいなぁ~

    今後を考えて、

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    2024年08月11日
  • 准教授・高槻彰良の推察10 帰る家は何処に

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    今回は以前の話に近い推理小説の展開の中で、それぞれの成長と物語の核心に少しずつ近づいているような場面もあり面白かった。

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    2024年08月08日
  • 憧れの作家は人間じゃありませんでした3

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    面白かった!!!瀬名さん、本当に先生を救いましたね。まさに編集者の鏡です。今回はハラハラでした。人狼がそんなに強かったなんて。最後にまさか原稿を燃やしてしまうなんて。びっくりしました。澤村先生のお話はやっぱり面白いです。

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    2024年08月02日
  • 憧れの作家は人間じゃありませんでした2

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    今回も面白かった!というか、前作より今回のほうが好き。ドッペルゲンガー(のっぺらぼう)の話は怖かったけど、3章とも面白かった。最後にルーナが原稿をぶちまけるところが、ルーナも御崎先生もかわいかった!

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    2024年08月02日
  • 憧れの作家は人間じゃありませんでした

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    人間をやめた理由も、吸血鬼をやめようとした理由も、せつなかった。澤村先生は、せつない物語を書くのがお上手。胸がキュッとなる。このシリーズも大事に読んでいきたい。

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    2024年08月02日
  • 准教授・高槻彰良の推察EX2

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    どのお話もよかったです。特に難波くんと深町くんの友情がいい。高槻先生と佐々倉さんの友情もいい。高槻先生と深町くんが、楽しく笑っていられるのは奇跡なんだと思った。そして、それがこの先もずっと続けばいいと思う。 別のシリーズにでてくる異捜が、またもや登場したので、次はなにか関わってくるのかな。山路さんには、本当に会ってほしくないな。

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    2024年08月01日
  • 准教授・高槻彰良の推察10 帰る家は何処に

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    少しずつ高槻先生の過去に近づいてる感じがします。深町くんの進路が決まって、また一つ高槻先生との約束が増えました。代償ってなんだろう?これ以上なにを差し出せっていうのかな。もう傷ついてほしくないけど、本当のことを知るには必要なのかな。

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    2024年08月01日
  • 准教授・高槻彰良の推察9 境界に立つもの

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    よかった。心をぎゅっとつかまれるような、苦しい場面があった。特に、高槻先生が家族と会うところ。お父さんは、お母さんのことを守ってた。高槻先生にも、もっと他の方法はなかったのかな。 いつもは高槻先生を尚哉が助けることが多いけど、今回は尚哉を高槻先生と佐々倉さんが助けに来てくれた。ふたりともかっこよかった。来てくれたときは、私もほっとしたから。 尚哉のことを誘ってきた刑事さんが怖かった。尚哉はこれから、どう進んでいくのかな。

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    2024年08月01日
  • 准教授・高槻彰良の推察8 呪いの向こう側

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    最後に尚哉が気づいたように、最近『本物』を引き当てる確率が上がっている気がする。人ではない彼女達は姿を消しながら、人の世界を生きている。―人が好きだからですよ。…私は、私の息子を今でも愛しています 尚哉の周りにいい変化がでてきて嬉しい。犬を飼ったのは尚哉と話したいから、尚哉に帰ってきてほしいからだったことが、暖かった。「もう一人」が出てきたときといい、尚哉が心強い。お互いに守り合いっこだね。―だってそんなのは、ただの神隠しだから。本人も周りも傷つくから

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    2024年08月01日
  • 准教授・高槻彰良の推察EX

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    難波くんの話が一番よかった。尚哉が告白されたなんてびっくり。酔った尚哉はかわいかった。友達って言葉は素敵だな。難波くんが漫画の主人公に憧れる気持ちは、なんかわかる。たくさんの仲間に囲まれてるのは、かっこいいから。難波くんも尚哉も佐々倉さんも本当に優しい。それがよく伝わる話だった。―ああほらやっぱり、自分は周りの優しい人達に生かされている。 怖い夢を見て泣いて起きても、すぐに笑えるのはそのおかげだ。

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    2024年08月01日
  • 准教授・高槻彰良の推察7 語りの底に眠るもの

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    今回は悲しい、きゅっと胸をしめつけられる話ばかりだった。大学生に馴染めなかった湊くん。娘はヌシ様のところに嫁にいったんだと信じ続ける弘子。恐ろしいのは、肉は肉だと人間を料理にする篠田。すごい怖かった。 紗絵さんと再会。人魚の肉について共に調べるときに、EXに出てきた刑事が登場(林田さん)。高槻の中のもう一人が何なのか、紗絵にも分からなかった。でも、―そこにいるのは 高槻先生とは、全く別のものだ と言ってくれたのが救いだった。―そういうたくさんの約束が、僕をこの場所に繋ぎ止めているんです。

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    2024年08月01日
  • 准教授・高槻彰良の推察6 鏡がうつす影

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    高槻先生のいとこ、優斗が登場。自分に気づいてくれた、高槻先生との記憶を、抱きしめながら生きてきた百合子さん。自分は歪んだ鏡だ。自分をみてほしい。でも、百合子をいつだってみてくれて、心配してくれた未華子さんがそばにいた。「肌に宿る顔」はいい話だった。 高槻先生の中のもう一人は、味方なのかもしれない。今回の尚哉はかっこよかった。―ほら。大丈夫だったでしょう 僕が覚えてたから。知れたでしょう

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    2024年08月01日
  • 准教授・高槻彰良の推察5 生者は語り死者は踊る

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    ついに尚哉の「死者の祭り」の真実がわかった。―山神様にとられた。―帰れ!寄り道せずに、まっすぐに!そして今夜は早く寝ろ! 子どもを守るためのまじない。ハラハラした。あのまま坂を下っていたら… ―僕達、ちゃんと帰れるよ。 尚哉は孤独じゃない。高槻先生に出会って、大事なものが、大事な記憶がたくさんできた。 大変な終わり方をしたから、はやく次を読まなきゃ。

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    2024年08月01日
  • 准教授・高槻彰良の推察4 そして異界の扉がひらく

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    今回もよかった。尚哉と同じ耳を持つ遠山さんや、彰良の叔父の渉が出てきて、にぎやかでした。「稲人士」はいい合言葉だと思った。逆から読んだら、「しんじない」。人魚の話は不思議だった。本物だったということでいいのかな?夢物語の中にいても、現実と向き合うとき、誰かが支えてあげることが大事。彰良のイギリスでの暮らしも描かれている。彰良の周りに優しい人がいることが、救い。―せいぜいしたたかに生きて、そして幸せになれ。ー呪いは信じたら終わり。

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    2024年08月01日
  • 准教授・高槻彰良の推察3 呪いと祝いの語りごと

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    今回も面白かった。尚哉が少しずつ心を開いていくのが、嬉しい。本気で心配してくれる人がいるっていいな。尚哉は次も絶対、高槻先生を心配するのだろうけど。 番外編では、佐々倉が霊とか都市伝説が怖い理由がわかって、この二人の関係はいいなって思った。―物事の悪い面よりも、良い面を見つめようとする。いつだって、辛く悲しい現実に対してせめて少しでも優しい解釈を与えようとする。まるで、そうすることで呪いを祝いに変えようとするかのように。

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    2024年08月01日
  • 准教授・高槻彰良の推察2 怪異は狭間に宿る

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    面白かった。最後の『奇跡の子供』は感動した。高槻先生が必死に止めようもした理由も、悲しい過去からだった。あなたは誰?なんて言われたら、自分が分からなくなってしまうね。その苦しさを想像して、苦しかった。ふたりの間はあったかい。―神様になんてなろうとしちゃ駄目だ。絶対に  ―好きなもの、楽しいこと、大事だって思える何か、僕らはそういうものをたくさん持っておくべきなんだ。そういうものが、僕らをこの世界につなぎ止めていてくれる。……怖い夢を見ても、大丈夫にしてくれる

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    2024年08月01日
  • 准教授・高槻彰良の推察10 帰る家は何処に

    匿名

    購入済み

    怖いけど、面白かったです。
    深町くんと難波くんの友情が見れて嬉しかったです。
    苦しい思いをしてきたけれど、深町の周りは素敵な人達で溢れていれ安心しました。
    高槻さんはまだまだ心配ですが。
    お母様の心の壊れ方がよくわかってゾッとしました。

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    2024年07月22日
  • 准教授・高槻彰良の推察EX

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    スピンオフの番外編といっても本編とリンクしてるしかなり重要な情報もあるので順番通りに読んでよかった。
    彼らの交友関係や過去や他から見た印象などが分かるのもいい。
    難波くんいいやつだ。
    警視庁のSPECみたいな部署も気になるよね~

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    2024年07月21日
  • 准教授・高槻彰良の推察9 境界に立つもの

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    ネタバレ

    待ちに待った尚哉の高槻ゼミ生としての大学生活がスタート!!同じゼミに難波くんもいるので、面白くなっていくこと間違い無しです。

    今回ももちろん怪談に関する話は面白かったですが、尚哉と難波くんの友情に関する進展が個人的に目玉でした。
    遂に難波くんに嘘を聞き分けられる能力がばれた尚哉。尚哉が自分の心に折り合いをつけて打ち明け、向き合っていく過程が良かったです。

    異捜の2人も本格的に登場するようになって、尚哉を勧誘するわで面白くなってきました。尚哉がどういう進路を選ぶのかがこれから楽しみです。
    異捜の方の能力(?)のようなものも気になります。

    次は最新刊の10巻です。読むのも11巻の刊行も今から

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    2024年07月15日
  • 准教授・高槻彰良の推察6 鏡がうつす影

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    ネタバレ

    長野での祭からの帰還後のエピソード3編。サブタイトルにもある「鏡」がそれぞれの話のキーワードになっていて、一冊をまとめあげる芯になっていたと思う。
    「お化け屋敷の幽霊」は長野のショックから高槻先生と深町くんの日常に戻る位置づけのエピソード。皆でワイワイとエンタメを楽しむ姿、大分ほっこりする。やっぱり、ちょっと霊感ありそうな佐々倉さん好きだなあ。「肌に宿る顔」は一転、「天狗様」だった高槻先生の過去に踏み込む。謎や疑念の多い高槻家だけども、いとこの優斗は普通に良い人そうなのが救いだ、と読後感として抱いている。高槻ママの実物も出てきたが、今はそんな感じなのか。今後も登場するのだろうか。
    3編目の「紫

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    2024年07月13日