澤村御影のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ第3弾
人間に交じって妖怪等の人外が普通に暮らしている世界。
恋人を探し続ける人外の作家:御崎禅と、執筆を依頼すべく
通い続ける編集担当のあさひのお話。
第一章 小人のお城事件 第二章 件の予言事件
第三章 再びの人狼事件
警視庁には異捜の他に幽霊専門の係がある。
( ゚ ▽ ゚ ;)エッ!! 幽霊専門の話でも書こうとしてる?
老舗と言われる商業施設とホテルのマネージャーには
共通したものを感じる。真摯なやり方がよかったぁ。
今回の人狼との戦いというか、戦いの後の御崎禅と
あさひがすごかったぁ~
さすが鬼編集!!愛を感じるわぁ~(〃▽〃)ポッ
次はいよいよ最終巻。
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Posted by ブクログ
とても読みやすくスラスラ完読。小学高学年でも楽しく読めるはず。裏表紙の内容紹介にも、"嘘を聞き分ける耳を持ち…"と書いてある通り、その部分だけ少しファンタジー。ミステリで、怖くなく、キモくないのが良い。3つのミステリ収録。
ミステリ歴の浅い私ですら読んでいて、「?!」と、違和感に気づいてしまった箇所がある。「気づけた私すごい‼︎」と嬉しくもあるが、上級者には向かない軽めの本なんだと思う。BL要素を出したいのか、漫画チックなのか、ちょこちょこ軽いノリがあって、そこも読みやすかったり、浅くなったりする理由のひとつだと。
読みやすく面白いのは良いが、サクサク読めるので、私的な読解 -
Posted by ブクログ
今回の3本立は2本が人で最後が怪異の事件
2話目に高槻ファミリー全員集合(渉叔父除く)。
なんだか高槻祖父が怪し過ぎて高槻父は彰良を守るため家から出したのではないかと勘ぐったりしてます。
3話目がすごくよかった。
ベストだと言っても過言ではないかも。
異界に引き込まれる尚哉を高槻と佐々倉が守り、彼らを『もう一人の高槻』が守り、もしかして幸運の猫のご利益さえも彼らに手助けしてくれたのかなぁと思ってみたり。
そして異捜が動きを見せ始め...と盛り沢山。
難波との仲直りもホッとした。
以前extraで難波が語った「主人公のまわりにどんどんすげぇ奴が集まってきてラスボスに辿り着く」そのままになってきて