澤村御影のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
○本のタイトル『憧れの作家は人間じゃありませんでした』シリーズ第1巻!
※配信ドラマ化 Prime Videoにて(文庫本の帯より)
○著者名 澤村 御影(さわむら みかげ)
○カバーイラスト スカイエマ
○カバーデザイン bookwall
○出版社 KADOKAWA
○ジャンル ミステリー
○入手方法 Audible +新品購入(文庫本)
◯どんな本?
編集者の瀬名あさひが、憧れの作家・御崎禅(みさき ぜん)を担当する物語。
御崎禅という作家は、吸血鬼という秘密を抱えている。
作家としての活動の合間に、警察が持ち込む事件を御崎禅が人外の手法で解決に導く様子が描かれている。
加えて、映画に熱中するキャラクター同士の会話やミステリー的な要素が交錯し、軽やかなコメディが展開される。
人間と人外の結びつきや御崎禅の過去に焦点を当てた、多くの人が続編を期待してしまう心に残る作品となっている。
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○この本の魅力
憧れの作家・御崎禅(みさきぜん)の編集担当に決まった編集者の瀬名あさひが、興奮と緊張の中で物語ははじまる。
御崎禅に関する情報は編集長だけが知っていて、他の誰にも明かされていない。
実は彼は吸血鬼という秘密を抱えていて、その上、恐ろしく美しい容姿を持つ。
まず、この設定が読者の心をつかむ要素となっているだろう。
さらに、個性的なキャラクターが数多く登場し、その中でも特に明るい性格のあさひがユーモアあふれる魅力を際立たせている。
映画好きなキャラクターが、映画に関する会話を行いながら、私たち読者にもその魅力を提供してくれるため、特に映画ファンの方々としてはとても嬉しいところだろう!
他の人外による事件を解決する過程もまた魅力的な要素であり、警察は御崎禅の吸血鬼の特殊な能力を活かして捜査の協力を依頼する。
御崎の人外らしさが引き立つ場面では、頼もしさと切なさが融合している。
あさひは御崎が関わる事件には常に同行し、その理由は彼女のキャラクターにしっかりと根ざしていて、思わず笑ってしまう。
あさひの必死で余裕のない姿やバタバタとした様子がユーモラスで、私は好きだ。
彼女は場を明るくするキャラクターであり、緊張感のある空気を和らげる力を持っているため、作品全体が重くならずに楽しめることだろう。
そして、謎めいた展開が読み手を惹きつけ、読者は最後まで興味を持って楽しむことができる。
事件が解決するごとに得られる充実感も大きな魅力だ。
もがきながら成長するキャラクターたちの姿が、読み手に、心に残る感動を与えることだろう。
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○ひとこと
人外と人間の寿命の差は、どうしても辛い別れを連想させる部分があります。
この点については、今後の展開で悲しい場面が訪れる可能性もあるのかな。
そして、美しい吸血鬼の御崎禅は、毒舌でありながらも心優しいところが魅力的。
また、あさひは少しずれたところがありますが、どんなことにも一生懸命に取り組む姿勢には好感が持てます。
次巻の展開がどうなるのか楽しみです!
登場人物たちの成長を見守りながら、続きを読み進めていきたいと思います。
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Posted by ブクログ
ネタバレ間に他の本を再読してから3巻に続き4巻へ。飽きっぽい私にしては珍しいことです。
それだけこのシリーズにはまっています。
1巻から3巻までは自己紹介というか、起承転結の起にあたる感じで、この4巻が後のエピソードに関する布石になっているような起承転結の承の役割があるように思いました。
特に渉おじさんとのエピソードがあたたかくてよかったです。
ロボとブランカの癒しとスーパードッグっぷりは微笑ましい。
続きが楽しみです。
·4時44分44秒に異次元へ。会社の同僚のいたずらを喫茶店のマスターが利用する。
尚哉と同じ能力を持つ遠山氏の登場。
·もしかして本物?海に消えた小学生の母親と、その友達。2人とも昭和初期の写真にも写っている。
彰良と同じ異世界の眼を持つ沙絵から、この先の苦難を予言される。
·彰良が親から見捨てられイギリスの渉おじさんと暮らし始める。優しい叔父さんとルームメイトたちと大型犬のロボとブランカ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ祖父の葬儀に行った高槻と尚哉は、祖父と離婚していた祖母と出会う。
そして祖母から、祖父の若い頃の話を聞き、祖父と取引をしていた何者かの存在について考える。
祖父は、鞍馬の出身だったらしく、天狗は幼い頃からの友達……。
お祖父さん、今まで語られていた話よりは、ずっと家族を愛していたのでは?という。
そして、異捜の山路の依頼で、高尾の料亭から出てきた「鬼女の腕」の調査に来た高槻たちは、またしても本物を引き当ててしまう。
そして、鬼女の血を引くという5歳の少女に鬼女が乗り移り、高槻に「どっちの親が人じゃなかったんだ?」と言い……。
なんと、高槻は異界の血を引いていた!?
そして、巻末のExtraで、お父さん目線の話。
妻の清花が、夫(当時は婚約者)だと思っていたのは、例の祖父の友達?
なにこれ、ホラーすぎるんだけど。
「もう一人の高槻」が、彰良に執着していたのは、単に気に入ったとかじゃなくて、息子だったからなのか。 -
Posted by ブクログ
ただの怪談と侮るなかれ、伝承やら、集団心理やら、理由を追い求めているというのが、ある意味勉強になる箇所が多い。
特にトイレの怪談関係は、なぜトイレなのか、そしてなぜ学校なのかというのがわかって知識となった。
人間は「非日常」が怖いというのも納得。
あるあるだが、母親の小学校でこっくりさんをやったあと気が触れて狐憑きになった人がいたという話しを聞いたが、母親が親から聞いた話だと、元々気が触れていたのを、こっくりさんのせいにしたという話だった、という何気ない会話が今でも自分の中に残っているということは、やはり自分的でも何かしら怖かったから印象深く覚えてるんだなと思った。