近藤誠のレビュー一覧
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現代のがん治療や過剰医療に警鐘を鳴らし続けてきた医師近藤誠が、知られざる死の現場に光をあてながら、日本の終末医療の現状を分析「最高の死に方」について考える。2021年3月に実現した『大往生したけりゃ医療とかかわるな』中村仁一さんとの特別対談も収録
人生の最期で後悔する人が多すぎる‼️
〇栄養補給で延命させる病院に「自然死」はない
〇心停止、脳卒中での「孤独死」がもっとも理想的
〇昔の「老衰死」の多くは、がん放置だった
〇老人ホームで不要な薬を処方され「ボケ症状」
〇緩和ケア病棟で行われる“安楽死"の真実
〇がんを治療するから「苦痛死」の地獄をみる
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Posted by ブクログ
ありのまま受け入れましょう。
くよくよ考えずに明るく過ごしましょう。
ということかな、と理解しました。
本書で何度か触れている事項なのですが、「ちょっと太めの方がいい」。
ええ~っ、そおなの?
昔から腹八分、っていいますよね。
本書では、ひとりひとりの、個別の健康診断、BMIについて言っているのではなく、統計的に分析すれば、こうでしょ? という観点で論じています。
健康診断をして早期発見、治療(=投薬コントロールをずっと)するグループと、放置グループと。追跡調査してみたら、実は放置グループのほうが死亡率が明らかに低い。BMIもちょっと太めが長生き。がんもおなじ。 -
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位置No.831
2000年の基準値変更では、高血圧人口が一晩で2100万人増えました。医師や製薬会社の「夢よ、ふたたび」です。
位置No.802
生活習慣病の基準値は、医薬産業にとって最高に優秀なビジネス・ツールなのです。
位置No.757
日本もWHOに追従し、翌年に「日本高血圧学会」がWHOの「140/90」を採用しました。その結果、降圧剤の売り上げは、年間2000億円から1兆円超に急増しています。
位置No.239
このように日本では、全員が緩め降圧だった場合とくらべ、きつめ降圧で毎年2万人も余計に死亡していると考えられます。そして死亡数は、全然降圧しなかった場合と比べれれば、さ -
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新型コロナは、過去の新型インフルエンザなどと同じく、元々ある旧型コロナと同じ『風邪の一種』
ワクチン効いてたらいいなと思う気持ちはあるけど、発表されている有効性は疑問。超高齢者、基礎疾患持ちなどハイリスク層は臨床試験の対象に入っていなかったので、そのへんのワクチン死に対する治験はやってないに等しい。妊婦も同じく。
コロナの死亡者は圧倒的に高齢者が多く、若者はほぼ死なない。対してワクチン後の死亡は高齢者も多いが若者もいて、コロナ死とワクチン死の割合で比較すると若者の場合ワクチン死の方が上回ってしまう。
厚生労働省はワクチンとの因果関係を認めていない(今後も認める気はなさそう)
著者独自の判定基準 -
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12月初旬、職場の健康診断を受けた。毎年受診日の数週間前から何となく憂うつになり、結果を待つ間も落ち着かない。来たら来たらで開封するのにも覚悟が必要…。年々じわじわいくつかの項目が”基準値”ギリギリになっている。とにかくこの不安を払拭、元気づけるために読んでみた。結果、読んでよかった。なんかずっと重い気分だったのがスッと楽になった。著者のお名前はずいぶん前から知っていたけど(「なんか変わったこと言うお医者さんだなぁ」ぐらいの認識ですが)、今回初めて著書を読んで、その魅力、というか決して変わり者の先生でも珍説を唱える方ではないとよくわかった。自分は著者のように検診拒否はとてもできないけど、検診と
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薬嫌いの私は、よっぽどのことがない限り服用しないが、
その理由は自分の体に備わっている自然治癒力を信じたいし、
薬の持つ二面性を案じるから。
以下、薬の怖さを箇条書きふうに記す。
「ケモブレイン」にならない13の知恵
「ケモブレイン」とは「薬による脳の障害」
薬で脳がやられた方が少ない。
医療の世界には、医者の言うことをよく聞く、真面目な人ほどボケやすいという背理がある。
化学物質たる薬によって脳の障害が起きたら、ケモブレインと呼びましょう。
あなたの脳を守れるのはあなただけ
おそらく日本のボケ(認知症と軽度認知 障害) 人口の半分くらいは、ケモブレインのために認知機能が低下したのではない