近藤誠のレビュー一覧
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購入済み
驚愕
知らない事だらけです、抗ガン剤が毒性あり、放射線治療もチョット待て、やたらに人に勧められません、興味のある方は是非お読み下さい。えーの連発です。(病院のベットから)
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基本的に著者の主張に賛成で、薬を飲まないとか、医者にかからないとか、健康診断の結果はアテにならないとか、ガン治療はしないとか、割と過激な事を書いていますけど、製薬会社の利権とか、医者の誤診が多いのは、仕事柄よく知っていますし、最近では薬の副作用に注目して警鐘する人も増えています。
ただ一点気になるのが、医者によって殺される(寿命が縮まる)と著者は主張しますが、ではなぜ日本が世界一の長寿国なのでしょうか?医者に殺される患者が多ければ平均寿命は短くなるはずですが、俄然日本人の寿命は伸びています。この矛盾を解説していれば、本書の信憑性は高くなるのですが、残念ながらその事については触れられていません。 -
Posted by ブクログ
市販薬も医療用医薬品も使うほど体調を崩す。
これは自分の体感でも思う。
一つ医者にかかると次々に不調を起こし、通う病院が増えていくのだ。
でもがんは放置というのは不安も残る。
良性腫瘍は本当に悪性に変わることはないのか?というところが不安。
乳がんはなった人ほとんど何らかの治療を受けて助かってるし、小林麻央さんは放置?した後亡くなったし。よく知りませんが。
最近は乳房取ったりは少ないし、無難に早期発見・治療すればいいんじゃないかと思ってしまう。
糖質制限にもまあまあ理解があるようなのも良いですね。
漢方も別に良くないと。まぁ人間の薬になるために進化した植物なんてないよな…。「薬=強い作用」 -
Posted by ブクログ
健康診断が会社等で義務化されている中、中々に強烈な内容の本。知人の医師にも人間ドックは受けなくていいよと言われた所だったので興味を持ち手に取る。
癌については知らない事が多かったので勉強になった。医療が不安産業というのは言い得て妙。自分の体を自分で管理できる幸せを実現した人が長生きなんだと実感。
胃は放射線によって発癌しやすい臓器。
癌は血液に乗って転移する。手術で血液が患部に付着し、そこから癌が広がることも多い。
癌にはたちのいいものと悪いものがある。転移するものが悪い癌。リンパ節転移は通常放置しても死なない。欧米では上皮内癌も癌に数えない。
癌幹細胞から直径1センチの癌(中には10億個 -
Posted by ブクログ
「結局、抗がん剤が殺細胞薬である以上、正常細胞を殺すがゆえの毒性はなくならず、延命効果ならぬ縮命効果の発現は不可避です。(本書 まえがき)」からはじまる本書は、とても分かり易く、そして丁寧に、その理由を明らかにしてくれるため、一見刺激的なまえがきの言葉も、それらの理由を一つ一つ追っていくことで、自然な流れで理解することができる良書です。
本書後半では「今日、がんに限らず、高血圧や糖尿病等、種々の成人病の早期発見・早期治療が叫ばれています。しかしこれも、寿命を延ばすという根拠データがない。人間ドッグを律儀に受けて医者の言うことを守ると、逆に寿命が縮む可能性が高いのです。(本書抜粋)」ともしてお -
Posted by ブクログ
ネタバレ『医者に殺されない47の心得』で一世を風靡した著者が、クスリを主に題材にして書いた本。しかし、書かれていることはほぼ『医者に殺されない~』と似たような内容で、あらためてこの本を出す必要があるのか!?と言いたくなる、完全なる二番煎じ本である。
書かれていることについては、「それって本当なの?」と思うほど、根拠がきちんと示されていないものも多数あるが、医者が薬を出したがる理由や、製薬会社の思惑など、「おそらくそうなんだろうな」と思う部分も多数ある。
「薬は体にとって異物である」というのは正にその通りで、飲まないに越したことはないと思うし、各種健康診断の基準値を多少超えたからといってすぐに継続して薬 -
Posted by ブクログ
氏の本は初めて読んだんですけれども、とても読みやすかったですねぇ…! かといって内容が浅薄なものかと言えばそういうわけでもないし…とにかく良い本でしたね!
僕らは「死」を恐れます…とにかく怖いものとして! そして、日本人の三人に一人はがんで亡くなる、と言われている世の中においてやはり気になるのはその「痛み」でしょう…。
しかし、この本を読むとがんに対する認識はかなり変わってですね、がんを無理やりに追い払うために行う手術・抗がん剤とかが尋常ではない痛みを生んでいるわけですね!
というわけで、手術も抗がん剤も百害あって一利なし、です…。医療と関わらない生き方が何気に一番長生きできるかもしれま -
Posted by ブクログ
近藤誠医師(1948年~)は、1980年代から、癌の治療に関して基本的に放置すべきという「近藤誠理論」を提唱する医師。2012年には、「乳房温存療法のパイオニアとして、抗がん剤の毒性、拡大手術の危険性など、がん治療おける先駆的な意見を、一般人にもわかりやすく発表し、啓蒙を続けてきた功績」により菊地寛賞を受賞している。
本書は2012年に出版された、近藤医師のベストセラー、かつエッセンスがまとめられたもの。
近藤医師は、従来医師があまり積極的に開示しなかった以下のような主張を展開する。
◆医者の医療行為・処方する薬の多くは、根治療法ではなく、対症療法である。
◆検診は基準値の設定次第で“正常”、