近藤誠のレビュー一覧
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タイトルの、余命3か月のウソの理由と、
無治療の方が治療で命を縮めるよりも延命できるという話。
本モノがんとフェイクのがんの2種がある事を知れた。
それにより、早期発見早期治療の害悪や無意味も知れた。
その他抗がん剤やワクチンは毒であり正常細胞も破壊するモノである
との話やら、その他色々著者なりの見解を知ることができた。
放射線治療を推奨しているが、後半には放射線を否定しているような部分があってちょっと引っかかった(が、当方の読解力知識不足なのかもしれない。)。
ごく最近の有名人の死や子宮頸がんワクチンにも触れられており、
まだまだタイムリー感がある。
がんに関してのあらゆる知識の -
Posted by ブクログ
ネタバレ「がん」には転移する「本物のがん」と転移しない「がんもどき」があるという。「がんもどき」はそのまま放置する。「本物のがん」は、がん細胞が出来た時に、既に血中にがん細胞が流れ出ているので、早期に発見してかつ手術をしても意味がなく、必ず転移するという。
よって「本物のがん」であっても、手術しないで、鎮痛剤や放射線治療等で症状緩和を試みるだけに留める。その方が肉体的苦痛が少ないという。
要するに著者は、「がん」で手術をしたり、抗がん剤を打っても寿命を縮め、身体がボロボロになるだけなので、「がん」になったら、ジタバタせずに「放置」し、自分の尊厳が保てるような安らかな眠りに入る心の準備をしなさいという。 -
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本書を読み終えて、書名が「生活習慣病の真実」ではなく「成人病の真実」となっていることがそのまま近藤氏の考え方を表明しているのだということが分かった。
私は古い本なので新しい用語である生活習慣病ではなく以前の用語の名残で成人病が使われているのかなと思っていた。
本書を読めばその理由が明らかになる。
本書は、成人病(生活習慣病)に関して現在の医療で常識になっている検査や治療に対して信頼できる資料を引用しつつ真実を告発するという形式になっている。
本書の結論は、成人病(生活習慣病)とされている病気の多くは、検査や治療を行うことで医療が関与しても、検査や治療をしなくて放置しておいても死亡率に -
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前立腺がんの治療法の一つに除睾術が挙げられているのにビックリしました。もちろん「薬で男性ホルモンの分泌を抑え続ける」のと、「ホルモン分泌の源を切除する」のどちらを選ぶかは本人の考え次第ですが、ふたつの道が示されなければ選びようがありません。
知り合いが前立腺がんのホルモン療法をすすめられた時は「女性ホルモンを注射で補って男性ホルモンの働きを抑える」か「薬で男性ホルモンの分泌を抑える」かの二者択一でした。
生殖期を過ぎた女性が乳がん、子宮がん、卵巣がんを患ったら、切除が選択肢に上がらないことはないのに、男性は違うんですね・・・・。
この本を読むと「経過観察」も立派な療法だと思えて来ます。
ただ -
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日野原重明さん(故人)をちょっと悪者(名医じゃなく迷医)みたいな言い方してるのですが、日野原氏は習慣病のことを『だれのせいでもなく、自分が長年の悪い習慣のためにつくってしまった病気』と、著者ははたしてそうか?と現在社会には種々の歪みがあり、個人の努力ではどうにもならない社会的ストレスのため暴飲暴食に走る。貧困のため安価な炭水化物中心の食生活にならざるをえないなど、個人の責任に帰しては可愛そうな原因、理由が多々あるでしょうと。
…ん?これ自己責任じゃなくてなんなのだろうか。
ちょっと著者に直談判してみたいと思ったのだが、著者も故人。
βカロテンの過剰摂取は危ない。
降圧剤は健康を損なうなど、 -
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著者の近藤医師が、自分の信念を持って患者に対して対応してきたことをベースに、日本人の病気や病院に対して抱いている考えを見直して欲しいと言うもの。
つまり緊急事態を除いて病院には行くな、薬は飲むな、予防接種はするな みたいな。
自分も、病院や薬はよっぽどのことでない限りは、世話になりたくないと思っているので、共感するところはあるのだが、ちょっと過激。
いろいろな情報を積っ込んでいるが、その出処の記載が乏しいのも気になる。嘘ではないだろうが、客観的に集めた情報なのだろうか?
扁桃体は、五感を通して脳に入った情報への「好き」「嫌い」「うれしい」「こわい」などの情動反応(喜怒哀楽)を処理する。この -
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私は近藤誠先生を信じます。
抗がん剤治療が有効なのは、急性白血病、悪性リンパ腫、睾丸ガン、子宮絨毛ガンの4つだけ。
それなのに、抗がん剤治療が日本で盛んに行われるのは、利権と保身のためで、患者のためではない。
厚労省からの天下りを受け入れ抗がん剤開発販売で儲ける製薬会社、製薬会社から多額の寄付を受けて製薬会社が喜ぶ治療ガイドラインを作る学会幹部、そのガイドラインを丸暗記するガン専門医、そしてガイドラインを外れた治療を行うと医療裁判になった時に負けるから、盲目的にガイドラインに沿ったアドバイスと治療を行うことになる。
ここには、患者のためという肝心な対象と目的がすっぽり抜けている。さらに言えば、 -
無料版購入済み
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脳卒中の後に癌悪性となり胃ろう手術もし親父は他界した。
家族からの愛はなく葬儀後も愛はなく終えた人生。
人の道は其々あるだろう。
親父への愛は答えられないが医療に関してはこの作品は考えさせられた。うむ。 -
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Posted by ブクログ
タイトルの「新型コロナワクチン副作用が出る人、出ない人」というタイトルだが、これに関しては少しわかりにくいかも。
ワクチンを打つ前まで元気だった人が接種後に亡くなるのやはり不条理なことで、ワクチンのせいだとも認められないとすると、打たない方がいいと。
接種以外の原因がないと証明するのはやはり難しいのか。
打ちたくなかった若い看護師さんが亡くなってしまったのは本当にやりきれない。
細くて体重の軽い若い女性も大きな男性も同じく量のワクチンというのもやはり納得できない
不都合な真実がそこにある
数字は自分に有利なようにいくらでも操作できるのだなぁ