近藤誠のレビュー一覧
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ネタバレ簡単に「余命3ヶ月」と言う医者は、誠意がないか、知識がない、あるいはウソをついています、余命3ヵ月のウソに、これからメスを入れます。なぜ、余命宣告は短めなのか、ひとつには、患者さんが万一早く亡くなられた場合に、家族などからとがめられないように、つまりリスクヘッジのために、最悪の場合を想定して伝えるから。「がんは個人差が大きい、こんなに長生きしている人もいますよ」と正しく伝えると、患者さんを治療に追い込むには、迫力に欠けます、それで「治療しないと余命3ヵ月」とキッパリ短く言いきったり、ひどい医者は「放っておくと明日、亡くなってもおかしくない状態」などと脅しにかかるわけです、なぜ、そうまでして治療をさせたいのか、治療をしないと医者としての仕事がなくなって、暮らしていけないからです。がんの病巣が大きくなるスピードは、患者さんによって全く異なります、だから余命を正確に判断するためには、増大スピードを調べる必要があります、その観察に、3ヵ月以上かかります、なぜなら、がんは意外にのんびり屋だからです。人間の一生にたとえるなら、がんが発見されるのはシニア期、10~30年もかけて、ようやく1センチに育ってきたがんのの増大スピードを調べるには、少なくとも数ヵ月の観察が必要です。スーちゃん(田中好子)の場合は、最初に乳がんと診断されてから19年目に、肺や肝臓へ転移が見つかり、あっという間に命の灯を吹き消されてしまった、僕が今まで数千人の乳がん患者さんの経過を見てきた中でも、数百人にひとりという特殊なケースです。がんは苦痛等の症状がない限り、治療しないで様子を見るのがいちばん快適に長生きできる、この「がん放療法」は、世界で最も新しいがんの治療法であり、最善の対処法と確信しています。胃がんの長経が9センチになり、腹膜への浸潤・転移も見つかりました、ところが、Cさんの日常生活をさまたげる症状は、なにも出ていなかった、胃袋は大きくて伸縮性があること、がんが胃の入り口や出口から離れていたことも幸いしたようです、すると9センチに育っても、ふつうに生活できる、こういうケースは、胃がんではそう珍しくないんです。治療法が無かった時代には、どんな臓器のがんでも、死は穏やかなものでした、がんが恐ろしい病気と思われているのは、がんの治療のせいです、無意味な手術や抗がん剤治療がもたらす、生き地獄が恐ろしいのです。僕なら患者さんに、「再発ですが、それだけ元気なら、すぐ亡くなることはありません」「ただ6ヵ月ぐらいたつと、亡くなる方も少し出てきます」「そして月日がたつに連れて亡くなる人が増えていきますが、ある日突然、全員が亡くなるということはありません」「5年、10年と生存する人も少ないので、そちらになるように努めましょう」「がんを治療せず放置している、僕の患者さんたちは、悪名高いスキルス胃がんであっても、1年から10年近く生きています」などと伝えます、そう、数ヵ月から10年以上に及ぶほど、余命の幅は長いんです。現実には、生存曲線などのデータを見せたり、さまざまな治療法のメリットとデメリットを客観的に説明してくれる医者は、ほとんどいません、なぜか、もし見せたら、日本人のがんの9割を占めるがん……胃がん、肺がん、大腸がん、子宮がんのような「かたまりをつくるがん」は「治療をしても、しなくても、生存期間は変わらない」「延命の可能性は、むしろ無治療のほうが高い」ことがバレてしまうからです、それが広く知れわたったら、がんの切除手術や抗がん剤治療を望む人はほとんどいなくなり、医者の生活が成り立たなくなってしまいます。同じ量の放射能を浴びても、「発がんバケツが今どのくらい満たされているか」で被爆量は同じでも「発がんする、しない」に違いがでます、ですから、放射線量による発がんの基準値を決めるのは、とても難しいんです。がんの早期発見、早期手術をすれば助かるというのはまやかしなのです、あとになって「がんもどき」が転移することはほぼありません、なぜなら、がん細胞の大きさは約100分の1ミリ、本物のがんなら、病巣が直径1ミリぐらいになる前に転移し終えてしまうからです。医者のすすめるがん治療のウソを見抜く、9つの心得をまとめてみます……①元気なのに「余命3ヵ月」「余命半年」はありえない、②人はがんで、すぐには死なない、③健診を受けない、受けても忘れる、④リンパ節まで切り取っても、がんは治らない、⑤健診で受ける放射線量に要注意、⑥治療法がひとつ、ということはない、⑦セカンドオピニオンは、違う病院の違う診療科で、⑧「免疫力」よりも「抵抗力」、⑨無治療が最高の延命策。たったひとつしかない自分の体、自分の命です、医者の言葉に惑わされず、自分の頭で考え、自分の意志で判断することです、がんに限らず、医療では、治療自体は医者にやってもらう必要がありますが、治療方針まで医者に選ばせる必要はないし、指図される筋合いもありません。欧米でがん健診がすたれたのは、くじ引きでグループ分けした比較健診の結果、健診をしても、しなくても、死亡率はほとんど変わらないという結果がでたからです。がん検診で本当にがんを治せるのなら、何百万人が健診を受けている日本では、がん死亡数は欧米に比べて激減していなければならないのに、激増しています。
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タイトルの、余命3か月のウソの理由と、
無治療の方が治療で命を縮めるよりも延命できるという話。
本モノがんとフェイクのがんの2種がある事を知れた。
それにより、早期発見早期治療の害悪や無意味も知れた。
その他抗がん剤やワクチンは毒であり正常細胞も破壊するモノである
との話やら、その他色々著者なりの見解を知ることができた。
放射線治療を推奨しているが、後半には放射線を否定しているような部分があってちょっと引っかかった(が、当方の読解力知識不足なのかもしれない。)。
ごく最近の有名人の死や子宮頸がんワクチンにも触れられており、
まだまだタイムリー感がある。
がんに関してのあらゆる知識の中の「一つ」として把握した。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「がん」には転移する「本物のがん」と転移しない「がんもどき」があるという。「がんもどき」はそのまま放置する。「本物のがん」は、がん細胞が出来た時に、既に血中にがん細胞が流れ出ているので、早期に発見してかつ手術をしても意味がなく、必ず転移するという。
よって「本物のがん」であっても、手術しないで、鎮痛剤や放射線治療等で症状緩和を試みるだけに留める。その方が肉体的苦痛が少ないという。
要するに著者は、「がん」で手術をしたり、抗がん剤を打っても寿命を縮め、身体がボロボロになるだけなので、「がん」になったら、ジタバタせずに「放置」し、自分の尊厳が保てるような安らかな眠りに入る心の準備をしなさいという。
中村勘三郎や逸見正孝等の実例を挙げて、はっきりと摘出手術や抗がん剤が間違っていたと批判している。これで名誉棄損の裁判に訴えられないのが、不思議な感じがします。言われた方も必ずしも自分の判断が正しかったと言いきれないのではと、勘ぐったりしてしまう。
この説が正しいか否かは判断できませんが、「がん」になったら、放置して静かに死を迎えるべきだという宗教的な境地の勧めでもありました。 -
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本書を読み終えて、書名が「生活習慣病の真実」ではなく「成人病の真実」となっていることがそのまま近藤氏の考え方を表明しているのだということが分かった。
私は古い本なので新しい用語である生活習慣病ではなく以前の用語の名残で成人病が使われているのかなと思っていた。
本書を読めばその理由が明らかになる。
本書は、成人病(生活習慣病)に関して現在の医療で常識になっている検査や治療に対して信頼できる資料を引用しつつ真実を告発するという形式になっている。
本書の結論は、成人病(生活習慣病)とされている病気の多くは、検査や治療を行うことで医療が関与しても、検査や治療をしなくて放置しておいても死亡率にはほとんど変わりがないということである。
本書の特徴は、医師個人の見方や考え方やが書いた一般読者向けの本とは異なり、著者の主張や意見を裏付ける証拠となる資料を提示している点である。その分、説得力を増している。
本書によって私も考えさせられるところがあった。 -
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前立腺がんの治療法の一つに除睾術が挙げられているのにビックリしました。もちろん「薬で男性ホルモンの分泌を抑え続ける」のと、「ホルモン分泌の源を切除する」のどちらを選ぶかは本人の考え次第ですが、ふたつの道が示されなければ選びようがありません。
知り合いが前立腺がんのホルモン療法をすすめられた時は「女性ホルモンを注射で補って男性ホルモンの働きを抑える」か「薬で男性ホルモンの分泌を抑える」かの二者択一でした。
生殖期を過ぎた女性が乳がん、子宮がん、卵巣がんを患ったら、切除が選択肢に上がらないことはないのに、男性は違うんですね・・・・。
この本を読むと「経過観察」も立派な療法だと思えて来ます。
ただ、『患者よ、がんと闘うな』も「闘うな」=「あきらめろ」と誤解されたし、今回も『がん放置療法のすすめ』は「すべてのがんを放置するすすめ」と受け取られかねない危うさがあります。印象的なタイトルは、タイトルだけで一人歩きするから、惹句にもなるし、胡散臭いと嫌われることにもなる諸刃の剣ですね。
著者はすべてのがんをいつまでも放置しろとは決して言っていないので、目次だけでもみんなに読んでほしいと思います。目次には「自覚症状が出るまで」放置してよしのがんが並んでいます。
ここに載っていないがんは、近藤誠医師も認める闘う価値のあるがんです。 -
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日野原重明さん(故人)をちょっと悪者(名医じゃなく迷医)みたいな言い方してるのですが、日野原氏は習慣病のことを『だれのせいでもなく、自分が長年の悪い習慣のためにつくってしまった病気』と、著者ははたしてそうか?と現在社会には種々の歪みがあり、個人の努力ではどうにもならない社会的ストレスのため暴飲暴食に走る。貧困のため安価な炭水化物中心の食生活にならざるをえないなど、個人の責任に帰しては可愛そうな原因、理由が多々あるでしょうと。
…ん?これ自己責任じゃなくてなんなのだろうか。
ちょっと著者に直談判してみたいと思ったのだが、著者も故人。
βカロテンの過剰摂取は危ない。
降圧剤は健康を損なうなど、クスリに頼りすぎるのは良くないなどはわかりやすかっただけに、日野原氏への迷言はいらなかったと思う。(よほど嫌いだったのかもしれないが故人のため真相はわからず) -
Posted by ブクログ
著者の近藤医師が、自分の信念を持って患者に対して対応してきたことをベースに、日本人の病気や病院に対して抱いている考えを見直して欲しいと言うもの。
つまり緊急事態を除いて病院には行くな、薬は飲むな、予防接種はするな みたいな。
自分も、病院や薬はよっぽどのことでない限りは、世話になりたくないと思っているので、共感するところはあるのだが、ちょっと過激。
いろいろな情報を積っ込んでいるが、その出処の記載が乏しいのも気になる。嘘ではないだろうが、客観的に集めた情報なのだろうか?
扁桃体は、五感を通して脳に入った情報への「好き」「嫌い」「うれしい」「こわい」などの情動反応(喜怒哀楽)を処理する。この扁桃体と結びついた心を強く動かされた体験は、記憶に深く刻まれて、いつまでも覚えている。逆に心が動かなかったことはすぐ忘れてしまう。
喜怒哀楽が強いほど脳はすばらしく活性化して、記憶の引き出しも増える。ボケを防ぐには、脳トレドリルより、意識して喜怒哀楽の振り幅を大きくして、いろいろなことに好奇心を持ち、感動を表に出すことだ。
定年後を豊かに過ごすための心得
・社会環境に合ったスキルを先取りして身につける
・長く健康で働けるように、自発的な健康管理を心がける
・これまで培った「人的資産」を、次世代に還元する方法を考える
・会社員時代の地位やプライドは百害あって一利なし
なんか、気になる内容だ。
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Posted by ブクログ
私は近藤誠先生を信じます。
抗がん剤治療が有効なのは、急性白血病、悪性リンパ腫、睾丸ガン、子宮絨毛ガンの4つだけ。
それなのに、抗がん剤治療が日本で盛んに行われるのは、利権と保身のためで、患者のためではない。
厚労省からの天下りを受け入れ抗がん剤開発販売で儲ける製薬会社、製薬会社から多額の寄付を受けて製薬会社が喜ぶ治療ガイドラインを作る学会幹部、そのガイドラインを丸暗記するガン専門医、そしてガイドラインを外れた治療を行うと医療裁判になった時に負けるから、盲目的にガイドラインに沿ったアドバイスと治療を行うことになる。
ここには、患者のためという肝心な対象と目的がすっぽり抜けている。さらに言えば、患者は抗がん剤治療の効果検証のための人体実験として扱われる。固形がんに対して、抗がん剤治療が延命に役立つことを証明する臨床データがないにもかかわらず。
2022年8月に73歳で亡くなった著者のライフワークとなる作品群の一冊。ちなみに、著者の死因は、虚血性心疾患でがんではありませんでした。
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無料版購入済み
φ(。_。*)
脳卒中の後に癌悪性となり胃ろう手術もし親父は他界した。
家族からの愛はなく葬儀後も愛はなく終えた人生。
人の道は其々あるだろう。
親父への愛は答えられないが医療に関してはこの作品は考えさせられた。うむ。