【感想・ネタバレ】がん治療で殺されない七つの秘訣のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2013年09月26日

がんは老化現象の現れだと思えばいい。
そうすればあきらめがつく。
その時点で自分自身の天寿なんだと。
もう生きるだけ生き延びたんだから。
じたばたしないで死んでいこう。

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Posted by ブクログ 2013年09月09日

がん治療のウソを暴く本をたくさん書いて、一気に有名になった近藤誠先生の本の1つ。抗がん剤治療やがん切除手術は、患者の寿命を縮め、痛みを伴い、生活の質(QOL)を低下させるので止めるべきだと一貫して主張している。がんは、無治療で放っておいても痛みが出ることは稀であり、臓器を自然のまま残しておいた方がQ...続きを読むOLを損ないにくく、結果としてより長く生き続けることができるとのこと。また、がん検診による早期発見も無意味らしい(良性だったらそもそも見つける必要はないし、転移するタイプの悪性だとしたら、目視できる大きさまでがんが育った時点ですでに手遅れ)。放射線治療はそれなりに有効らしいが…。
著者の主張には仮定や憶測が多く、すべてを鵜呑みにすることはできないものの、現在のがん治療の多くが科学的・医学的な根拠を持たず、医療関係者の既得権益を守るために行われていることを暴いた功績は大きい。特に、抗がん剤の臨床実験を報告した論文における「作為的な不作為」のトリックを説明したくだりは、いかにもありそうなことだと思った。薬剤の実験に限らず、どんな実験でも「作為的な不作為」と「本当の不作為」を見分けることは、第三者にはほとんど不可能である(それどころか、論文を書いている本人すら、「作為的な不作為」を作為的だと気付いていないケースが多いんだろうな、と想像している)。どこの業界でも実験なんていい加減なものだと思うけど、人の命が関わるところではもう少し慎重にやって欲しいと思ったりしつつ、大学の医局も製薬会社も病院も既得権益でズブズブになっている以上、どうしようもないんだろうね。とりあえず、著者が巻き起こしたがん治療論争が、今後数年間でどのように推移するのか、じっくり見守りたいと思っている。(著者の主張の論理構成にも、多分に「作為的な不作為」が混じっているように思えるので、いろいろな人の意見や体験談を見守りつつ、何が正しいのか判断するしかない)

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年06月24日

「がん」には転移する「本物のがん」と転移しない「がんもどき」があるという。「がんもどき」はそのまま放置する。「本物のがん」は、がん細胞が出来た時に、既に血中にがん細胞が流れ出ているので、早期に発見してかつ手術をしても意味がなく、必ず転移するという。
よって「本物のがん」であっても、手術しないで、鎮痛...続きを読む剤や放射線治療等で症状緩和を試みるだけに留める。その方が肉体的苦痛が少ないという。
要するに著者は、「がん」で手術をしたり、抗がん剤を打っても寿命を縮め、身体がボロボロになるだけなので、「がん」になったら、ジタバタせずに「放置」し、自分の尊厳が保てるような安らかな眠りに入る心の準備をしなさいという。
中村勘三郎や逸見正孝等の実例を挙げて、はっきりと摘出手術や抗がん剤が間違っていたと批判している。これで名誉棄損の裁判に訴えられないのが、不思議な感じがします。言われた方も必ずしも自分の判断が正しかったと言いきれないのではと、勘ぐったりしてしまう。
この説が正しいか否かは判断できませんが、「がん」になったら、放置して静かに死を迎えるべきだという宗教的な境地の勧めでもありました。

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Posted by ブクログ 2013年05月18日

病気になったら治療直するのが普通の考え方ですが、その方法はいろんな対応があるんだと思った。がんは最近身の回りにもなる人がいて、考えさせられる本でした。

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