【感想・ネタバレ】がん治療で殺されない七つの秘訣のレビュー

あらすじ

医者を信じるな。無治療こそ最高の延命策だ!

「がんは治療すべき」という通念のもと手術や抗がん剤治療を行い、かえって患者の寿命を縮めている日本のがん治療に疑問を投げかける。「放置すると転移する」「早期発見・早期治療が鉄則」という“がん治療の常識”は、すべて誤り。「無治療が最高の延命策」「検査を受けないのが最良の健康法」などの目からウロコの秘訣を伝授する。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

「がん」には転移する「本物のがん」と転移しない「がんもどき」があるという。「がんもどき」はそのまま放置する。「本物のがん」は、がん細胞が出来た時に、既に血中にがん細胞が流れ出ているので、早期に発見してかつ手術をしても意味がなく、必ず転移するという。
よって「本物のがん」であっても、手術しないで、鎮痛剤や放射線治療等で症状緩和を試みるだけに留める。その方が肉体的苦痛が少ないという。
要するに著者は、「がん」で手術をしたり、抗がん剤を打っても寿命を縮め、身体がボロボロになるだけなので、「がん」になったら、ジタバタせずに「放置」し、自分の尊厳が保てるような安らかな眠りに入る心の準備をしなさいという。
中村勘三郎や逸見正孝等の実例を挙げて、はっきりと摘出手術や抗がん剤が間違っていたと批判している。これで名誉棄損の裁判に訴えられないのが、不思議な感じがします。言われた方も必ずしも自分の判断が正しかったと言いきれないのではと、勘ぐったりしてしまう。
この説が正しいか否かは判断できませんが、「がん」になったら、放置して静かに死を迎えるべきだという宗教的な境地の勧めでもありました。

0
2013年06月24日

「暮らし・健康・美容」ランキング