清家雪子のレビュー一覧

  • 月に吠えらんねえ(1)

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    近代詩歌俳句を著者を絡めて擬人化という実験的な漫画だが、前作に感じた人間の精神みたいなのを鋭く描いているのは変わらなくて、近代文学知識0の私でも十分面白かった。

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    2014年05月10日
  • 月に吠えらんねえ(1)

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    神経衰弱な萩原朔太郎、年中女に囲まれている北原白秋、顔が忘れられた室生犀星。彼らがいるのは太陽も月も東と西の天気屋が出すような、不思議な街。

    実際に起こっていることなのか、朔太郎の幻覚なのか、区別がつかなくてわかりにくくて、なんじゃこりゃ…と思っているうちに読み終わってしまう不思議な話。とても怖い世界なのに覗いてしまう、そんな魅力に引きずり込まれた。

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    2014年04月27日
  • 月に吠えらんねえ(1)

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    個人的にすっっごく引き込まれる世界観ーーーっっすごく堪らない。こういうの堪らない。本誌追いかけたいくらいには惹かれる…!

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    2014年04月26日
  • 秒速5センチメートル(2)

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    とにかく、全ページに切なさが漂う。
    若くて一途さゆえに、うまくいかない。
    そんな自分に戸惑いながら、けれど受け容れながら
    大人になってゆく。
    美しい心のままでは生きられないけれど、
    美しい思い出を、そのままに大切にして
    生きることができる。
    そんな、甘くてやさしい気持ちになれた
    久々に心の中でヒットしたコミックだった。

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    2014年01月21日
  • アフタヌーン 2014年1月号 [2013年11月25日発売]

    『蟲師』特別篇収録〜!

    2014年1月4日の深夜に放送されたアニメ『蟲師』特別篇「日蝕む翳」の原作収録!

    2014年4月から新章の放送も発表されて、ますます今後の連載が楽しみ!なので、早速購入しちゃいました♡

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    2014年01月05日
  • 秒速5センチメートル(2)

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    ★4.5
    アニメ見る前から持ってたので読み返した。
    これを読むと、アニメはうまくまとめたんだなって改めて感じた。
    理紗の話はかなりはしょってるけど。

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    2013年09月16日
  • まじめな時間(2)

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    作者の清家雪子という名前は知らなかった。二巻で終わりの本作は、ちょっと意外な終わり方をする。打ち切りか?とも取れるような。ああ、きっと別の作品の連載が始まったのかな、と思って調べたらWikipediaにページが無い。検索結果に出てくるのは『秒速5センチメートル』ばかり。コミカライズを担当したのですね。でも本作は秒速の後。その辺はあまり気にしないことにしよう。なお、実は本作を読みながら、なぜか佐原ミズ氏の事を考えていたのだが繫がりはあったようで。

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    2013年08月19日
  • まじめな時間(1)

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    ちょっと面白いかなって程度の期待で積読状態だったのだが、時間があったので読み始めたら一気に読み切った。うまい。オッサンの乙女チック回路を見事に直撃だ。

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    2013年08月19日
  • 秒速5センチメートル(1)

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    小学生で見つけた本気の恋は、大人になっても引きずっちゃうのかな…。
    自分では思い通りにならない環境で、諦めなきゃいけない道しかなくて、メールという便利ツールさえ使う気にもなれなかった心の距離がつらく切なくなる。

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    2013年05月08日
  • まじめな時間(1)

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    ネタバレ

    主人公は交通事故で死亡した女子高生。
    死後も生前の姿で現世を彷徨う物語はありきたりだが、登場人物の感情描写が素晴しい。
    私が勤める本屋の棚からふと気になって購入したが、久し振りに『読ませる漫画』に出合えた。

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    2012年12月02日
  • 秒速5センチメートル(2)

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    話の核をつくので切ない。

    映画では描かれていなかった場所が補完されていたので良かった。

    2巻簡潔なので
    おすすめの漫画。

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    2012年10月18日
  • 秒速5センチメートル(1)

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    映画を見て、本屋にあったので買ってしまった。

    すごく切なく幼い恋の話。

    映画と漫画とでは視点が違っていたので
    これはこれで良かった。

    絵も個人的に好き。

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    2012年10月18日
  • まじめな時間(1)

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    これは久々のアタリ。

    不幸にも事故で死んだ主人公が幽霊になり、

    自分が死んだことに納得出来ない

    というありがちな話ですが、

    これから主人公がどういう行動をとっていくのか非常に気になります。

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    2012年09月11日
  • まじめな時間(1)

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    テーマはシリアスで重苦しい感じを受けるが、主人公は普通の女子高生で自分が死んだ後の世界を見て受け取る感情もすごく等身大で共感を呼ぶ。だが死んでしまってから気付くなんてある意味残酷な生のロスタイム。“泣ける”とかそんな軽い言葉では表せない良作!

    読んでる最中は、割と軽いテンションだったりで何故このタイトルなんだろう?って思ったが、描き下ろしの『フキと花』を読んでしっくりきた。死んだ人に対する私達が向きあうべき事が“まじめな時間”なんだな。

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    2012年06月09日
  • まじめな時間(1)

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    かぁ~。心に響く。心を打たれる。心が痛む。

    これを読んじゃうと、自分の人生を見直さざるを得なくなる。

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    2012年05月24日
  • 秒速5センチメートル(2)

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    映画で第三話に驚愕し、マンガ版を購入。良い形で補完されてる印象。香苗の告白シーンとか、第三話とか。後日談に救いがあって本当によかった。
    遠野くんは遠回りしたけど、決して不幸ではなかったかなぁと思う。その過程で辛い出会いと別れがあったかもしれないけど、無駄ではないのかなぁと。

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    2012年05月13日
  • 秒速5センチメートル(1)

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    きちんと原作を読み込んでいて読み手に違和感を与えない。
    あの新海誠の映像や音楽を紙の中に落としこめている。

    原作同様胸の奥の柔らかいところを掻き回される良作。

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    2012年01月05日
  • 秒速5センチメートル(2)

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    ネタバレ

    1巻に引き続き、社会人になってから付き合った彼女(水野理紗)とのエピソードなど、映画のアニメーションでは無かった描写が加えられてて補完されてる感じ。

    切なすぎて気付いたら涙が出てた。
    印象的なセリフが多かったのでそれを読んだときに考えたことを。

    理紗が貴樹に告げた言葉
    「今の私は…幸せを願うことはできても
    幸せにはしてあげられない」

    女性が付き合ってる男性と別れる決心をする気持ちをすごく表してる気がした。そしてその後に続くのが

    「だけどいつかまた違う形で出会って
    全然違うお互いがいて新しい何かが始まったらいいな
    約束じゃなくていつかまた
    そう願ってもいいかな?」

    という言葉なんだけど

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    2011年11月24日
  • 秒速5センチメートル(1)

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    ネタバレ

    映画版のDVDを観たあと、この話が小説・マンガになってることをネット上で知って読んでみた。
    なので感想は映画のものと合わせて。

    個人的にはとても心に突き刺さる話。

    DVDでアニメーションを観た時、よく分からなくてうまく表現できない気持ちになって、でも自分の心は確実にえぐられてて。
    なぜ自分の心にこれほどまでに突き刺さるのかがよく分からなかった。
    たいしてセリフも多くなく、心理的描写がそれほど詳しく語られるわけでもないのに。(絵はとてつもなく綺麗)
    ましてや学生時代に似たような経験をしたわけでもないのに。

    でもこのマンガ版「秒速5センチメートル」は原作の映画では描かれていなかった部分も描か

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    2011年11月24日
  • 秒速5センチメートル(2)

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    切ない。とにかく切ない。
    こんなに切ないものがこの世に存在していいいのかってぐらいに。
    男性目線からするとこの切なさは異常なぐらいです。
    ただの漫画なのに、自分のことではないのに、ここまで胸をえぐられるような気持ちになるとは思ってもいませんでした。
    とりあえず、小説読んで、映画観てから、もう一度振り返ってみたい作品。

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    2011年09月22日