竹宮ゆゆこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ素敵だった。
ただ悲しくて残酷な物語なのではなくて、全てを読み終わって、自分のなかで考えた後、じんわり心が温かくなるような、そんな物語だった。
「わたしにとって先輩は、澄んだ空気そのものです!先輩のそばにいるだけでいいんです!死んでた細胞もいきなり元気に回復します!そうやって何度でも、わたしは新しく蘇れるんです!」
彼らの真っ赤な嵐がそう感じていたように、人間は単純で、彼らは永久機関なんだと心から思った
愛には終わりがない、他でもない、玻璃と清澄の息子である、「彼」がそう言ったことに、「清澄」を感じて、心がじんわりと温かくなった
清らかで澄み切った真冬の空気のような、綺麗で、純粋な性 -
Posted by ブクログ
初めはファンタジー×恋愛なのかと思っていた。所詮ライトノベル、消費され尽くしたエンターテイメント的物語だと。ありがちな、鬱屈した感情を抱える高校生の話だと。
その期待を大幅に裏切る展開で、楽しませて頂きました。
普段は優等生で穏やかで満ち足りている、だけどどうしようもない感情を抑圧し、持て余しきれずにぬいぐるみの「くま」を夜な夜な「殺す」という習慣。それは自分の存在が「本当の家族でない」「何も無い自分」であるということから目を背けるための儀式のようになっていた。でもそれは結局、そういったネガティブな自分も本当の姿であると認めたく無い意識から来るもので、自分のことを自分で傷つけていただけだったの