あらすじ
大学受験を間近に控えた濱田清澄は、ある日、全校集会で一年生の女子生徒がいじめに遭っているのを目撃する。割って入る清澄。だが、彼を待っていたのは、助けたはずの後輩、蔵本玻璃からの「あああああああ!」という絶叫だった。その拒絶の意味は何か。“死んだ二人”とは、誰か。やがて玻璃の素顔とともに、清澄は事件の本質を知る……。小説の新たな煌めきを示す、記念碑的傑作。
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Posted by ブクログ
大好きすぎていつか物語をつくるならペンネームは玻璃にするつもり。このアカウント名も玻璃にした。
読み終わってすぐ2周目を読み始めたのは初めてかも。わたしの好みに突き刺さる大好きな一冊
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オススメされて読んだ作品。
エピローグでは正直何を言っているんだ?と思ってしまい、私はあまり好きではないと思ったが、最後のどんでん返しに驚いた。てっきり、清澄は父親に憧れてヒーローを目指して玻璃を助けていると思ったが、そんな事はなくて、ヒーローを目指しているのは清澄の息子であったところに衝撃だった。
よくある青春小説家と思いきや、深い愛を感じる話。
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ブックチューバーさんのオススメの本で気になっていました。
気になって気になってつい検索という御法度までしてしまいましたが、あらすじやネタバレを見てからでも最初から最後まで興味を持って読めました。
世界中のいじめや虐待をどうにかできないことはとても悲しく悔しいですが、せめて手の届く範囲の人たちに愛を持って接したいです。
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素敵だった。
ただ悲しくて残酷な物語なのではなくて、全てを読み終わって、自分のなかで考えた後、じんわり心が温かくなるような、そんな物語だった。
「わたしにとって先輩は、澄んだ空気そのものです!先輩のそばにいるだけでいいんです!死んでた細胞もいきなり元気に回復します!そうやって何度でも、わたしは新しく蘇れるんです!」
彼らの真っ赤な嵐がそう感じていたように、人間は単純で、彼らは永久機関なんだと心から思った
愛には終わりがない、他でもない、玻璃と清澄の息子である、「彼」がそう言ったことに、「清澄」を感じて、心がじんわりと温かくなった
清らかで澄み切った真冬の空気のような、綺麗で、純粋な性格の玻璃
優しくて、きっと玻璃には宝石のように輝いて見えたであろう清澄
お互いの名前がお互いを表しているような印象を受けた
個人的に玻璃がとても好きだった。言葉も、性格も。
清澄は彼女の純真さに、冷たい夜に、顔を洗われたんじゃないのかな わたしもそんな感覚がした
以下考察
冒頭の母と父は、玻璃と清澄
UFOのせいで死んだのは二人
ー父を殺す前の玻璃と、清澄。清澄が新しい君と言っていたこと、本当の名前は玻璃って言うのと息子に告白したことからも、父を殺してから玻璃が名前を変えたことがわかる
玻璃の父を殺して、結婚した後も彼らのUFOは消えずに執着し続けていた
彼女が産んだ真っ赤な嵐がヒーローになりたいと言い出す
→砕け散った清澄は最小単位の物質となって虚空に消えたのではなく、酸素のように存在し続けている
「父さんは目に見えないだけでどこにでもいる。俺はいつだってどこにだって父さんに存在を感じることができる。俺が生きるこの世界の全てに満ち溢れている」
「家中に、町中に、世界中に、この星中に、宇宙のそこかしこに、母さんの大切なものはいくつもあった」
玻璃と清澄の息子が、冒頭の部分で玻璃と呼んでいるのは、後々わかる通り、彼女が息子に対して玻璃と呼ぶように願ったから
題名「砕け散るところを見せてあげる」
→玻璃ではなくて清澄の言葉であると考えられる
「お母さんに本名は明かすなと言われていた」
→お母さん=義母さん=清澄の母
→この台詞の主は玻璃で間違いないと断言できる
Posted by ブクログ
自分の体はなくなった後も、その愛や意思は砕け、原子のような大きさになって、世界中に飛び散ってあなたやその子どもや大切な人々をずっと届けていくよというエントロピー的ラブストーリー。
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竹宮ゆゆこの傑作ラブストーリー。
僕が読んだ竹宮ゆゆこの作品はこの作品で3作目。
思えば昨年まで竹宮ゆゆこのことは1ミリも知らなった。
今年の2月に書店の新刊コーナーで初めて竹宮ゆゆこの作品
『いいからしばらく黙ってろ!』
を見たのが竹宮作品との初遭遇である。
なんという攻撃的な題名だろうか、そしてこの表紙。超絶美少女とは言い難い女の子が何かを叫んでいるところを描いた表紙絵。
『竹宮ゆゆこ』?うん知らない。
『とらドラ!』『ゴールデンタイム』の作者?
両作品とも、まったく聞いたこともない・・・。
だが、何となく惹かれた・・・。
あらすじも読まず、レビューも見ず、完全ノー前知識での購入。ありえない。だが・・・。
これが僕が初めて本をジャケ買いした瞬間である。
が、ページをめくり読み始めてみると・・・。
なんだこれ!?めちゃくちゃ面白い。
文章のセンス。キャラクターの秀逸さ。そしてセリフの面白さ。
抜群である。
もう、はまってしまった。
そして二作品目の
『知らない映画のサントラを聴く』
も素晴らしかった。というか最高に笑わせてもらった。
では、3作品目の本作はどうだろうか。
今まで読んだ2作品はちょっとダメな女の子がどちらも主人公であったが、本作の主人公は男子高校生だ。
主人公の男の子がたまたま目にしたいじめの場面。
高校一年生の女の子をよってたかってクラスメイトがいじめている。正義感の強い彼はその子を助ける。
そこから恋が始まっていくのだ。
こういうふうにストーリーを描いてしまうと面白くもなんともないのだが、竹宮ゆゆこの筆にかかるとこの面白さが際限なく広がっていく。
この竹宮ゆゆこはたぶん天才だと思う。面白い文章を書くことについては。
文章だけを読んでただ愉しいと思える作者って僕にとっては数えるくらいしかいなくて、その筆頭は村上春樹なんだけど、この竹宮ゆゆこも間違いなくその一人にはいってくる。
本作は最近映画化もされたようだが、このストーリーだけを映像化してもどうなんだろう?面白いんだろうか?
村上春樹作品を映画化してもまったく面白くないのと同じように、本作を映像化してももしかしたらあまり面白くないのかもしれない。
面白い文章は、読んでこそその面白みが分るのだ。
だまされたと思って僕が今まで挙げた竹宮ゆゆこの3作品のどれか一つでも読んでみると分かるだろう。
文章で楽しむべき小説は映像化してはならないのだということを。
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終盤の叙述トリックにまんまと騙されたクチで、時系列がぴったりはまってああ、そういうことか!と気づいて自分の浅はかさを呪いました。
作者さんは人気ラノベ作家としてとても有名な方ですので読みやすさには定評があるのでおよそ読書から遠ざかっている方にも猛プッシュでお薦めしたくなるそんなイイ話です。
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高校生の濱田清澄は、陰湿ないじめを受けている後輩の蔵本玻璃を気にかけるようになる。彼女は影があり恐怖に怯えて生活している。清澄は玻璃を守ろうと距離を縮めるが、彼女へのいじめが残虐で、家庭は普通ではない。清澄は「彼女を守りたい」という気持ちだけで奔走するが、その先には想像を超えるサイコパス、サスペンス脳よそが満載。清澄と玻璃に迫る危機があり、玻璃の祖母、母の行方と真犯人の存在が明らかになっていく。全体的に消化不良でネタバレで確認したら、おおー叙述トリックも!一方、シンプルな内容としてでも十分楽しめました。④
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積読本
タイトルと装画のイメージだけで、いじめられっ子の女子高生を男子高校生が助けるけど、最後は女子高生が..
みたいな話を想像してたけど、いい意味で裏切られた。
予想通りだったのは、いじめられっ子はよく見たらかわいいって事
最後の方で時系列⁇ってなったけど、他の人の考察読んだら、なるほど〜ってなった。
他の作品も気になるところ。
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ゆゆこさんの作品は初です!
ライトノベルみたいで読みやすく、
内容も面白かったので3分の2くらいまでは
ガーッと一気に読んでしまったのですが、
残りは不穏な展開とトリッキーな構成で
何が何だか分からないまま読み終えてしまいました。
どうやら私は勘違いしていたようです。
速攻で解説をググってみたら
すんなりと理解したつもりでいた
序盤の物語でさえも全く別もののようでした…
改めて軽く読み返しやっと合点がいって、
あぁ…と腑に落ちました
トリックが難しくすんなり理解出来なかったというのもあって
涙するほどではなかったですが、
悲しくも心温まる物語でした
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とらドラ以来久しぶりのこの作者さん。
不思議な話だけどさくさく読めて、最後にはそう来た!?となりましたね!赤い嵐とかそういう表現が好きです。玻璃が幸せになってくれて嬉しいぞ!
最後の方一瞬置いてかれたけど最後の最後で巻き返せました!読んでよかった~!
とらドラももう一度読みたいなあ。
Posted by ブクログ
"誰かが俺を大事に思ってくれることも、全然当たり前のことなんかではないと知っている。「在る」のが「難しい」から「ありがたい」のだと知っている。"
"俺は玻璃を何度でも蘇らせる。俺はUFOを撃ち落とす。今度こそ、俺がヒーローになってみせる。"
タイトルと表紙に惹かれて。
終盤まで読んで、また冒頭に戻って「なるほどね!」となった。
読み終わったら結局タイトルってどういうこと?となるが、これは清澄のセリフなのだろう。
ヒーローを目指す少年と救われた少女の恋物語…と思いきや、サスペンス、UFOと盛りだくさん。
(やや無理矢理感は否めないけど)
お互いがこれほどそばにいてほしいと思える存在に出会えたことは、羨ましく感じる。
Posted by ブクログ
なかなか展開が目まぐるしく、ポイントの多い小説でした。
全体は重めで辛く怖いけども、救いもある。他の本ではなかなか感じられない揺さぶられ方をしました。
Posted by ブクログ
映画を観た。
大々的な宣伝も無く、特に話題作でも無かったが、にも関わらず俳優陣はとても豪華な顔ぶれだった。
なるほど上手くまとまっていて、良い映画だと思う。
小説を読んでから劇場に足を運んだのだが、冒頭5分で原作にあったサプライズが映画では使われていないことが分かった。
そして、むしろそれが良かった。
特段、ドッキリが見え透いているとかいう事ではなく、私にはそれを必要とする作品では無いと思えたからだ。
結果、原作よりも映画の方がスッキリとテーマがわかりやすくなった。
孤独、いじめ、相変わらず跳梁跋扈しているキ○ガイ親どもとそこから派生した深刻なトラウマ、そして勇気など、物語を彩る要素は多彩だけれど、突き詰めるとこれはラブストーリーだと思う。
その意味で前述のサプライズを除けば、映画は小説を忠実に表現出来ていると感じたし、ともに良作。
オジさん的には
主人公にほのかに想いを寄せる尾崎(妹)と主人公との何気ないふれあいのシーンは小説同様に再現して欲しかったかな〜。
Posted by ブクログ
誰かが自分を大事に思ってくれることは、全然当たり前ではない。
『ある』のが『難しい』から『ありがたい』のだ。
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ヒーローに憧れる真っ直ぐな清澄は、いじめられているところを助けたきっかけで、玻璃(はり)と心を通わせるようになる。
一度チャンネルが合えばよく喋る素直な可愛い子だった。
UFOはいます。
母の行方不明もいじめもあれもこれも全部UFOのせいだから諦めるしかない。でも先輩が、、ヒーローが教えてくれた。強くなりたい。
「先輩を信じます」と言った玻璃を守りたい。
玻璃に惹かれながら秘密に気づく。
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大きな暗闇のUFOの正体。ここから一気にサスペンス。怖かったー。違和感とかすっ飛ばして知りたくて!どんどん先に進んでしまって。ん?
完璧に騙されました。
玻璃に全部、俺の未来も全部、全部あげたかった。
真っ直ぐな愛の物語にグッときました。
2021. 4月映画公開✧*。
Posted by ブクログ
【孤独、そして終わらない愛】娘のレビュー
物語の本編は、高校生(3年)の濱田清澄と(1年)蔵本玻璃の出会いから始まります。学年一の嫌われ者である玻璃に対するいじめをみた清澄は、彼女を救い出そうとあらゆることをします。
共に時間を過ごしていくうちに、互いの優しさや美しさの魅力に気づき、2人の距離はぐっと縮まります。
ところが、玻璃には打ち明けられない秘密がありました。それは父親から暴力を受けていること。そして数年前に祖母を沼に埋める手伝いをさせられたことも話します。
清澄は父親から玻璃を救うべく行動に出ましたが、逃げようと思ったところで2人は父親に見つかり、ゴルフクラブで殴られてしまいます。しかし最終的には、清澄が玻璃の父親に殺されかけるところで、玻璃が父親をゴルフクラブで殴り殺したのでした。
本編はできるだけ簡潔に要約してみましたが、この本には叙述トリックがあります。本編前のエピソードの「俺」が清澄の息子(真っ赤な嵐)であることです。玻璃と真っ赤な嵐の会話は、まるで恋人同士のようにかかれており、読者を惑わせるトリックでした。
恋愛から愛へ繋がる物語と思いきや、終盤で一気にサスペンスともいえる展開になり衝撃でした。清澄と玻璃の愛が真っ赤な嵐に伝わっていることが感じられ、最後は心温まると思います。個人的には玻璃の父親がサイコパスであったこと、玻璃の母親は家を出て行ったのではなく父親に殺されていたこと、また、殺害時の描写が衝撃で読後少し怖さが残ってしまいましたが。(;´Д`)
春公開の映画見に行きたいと思っています。是非。
オススメ年齢 高校生以上
Posted by ブクログ
思いっきりラノベっぽい文体の本を読み切ったのは初めて。すごい読みやすくて、1時間ちょっとで読破した。集中が切れず、走り抜けた!という感じで爽快にすら思った。
こういう叙述トリックはよくあるんでしょうか。初めてだったのでまんまと騙されたけれど、変に疑い深くなるのはいやなので、たまにでいいな。
Posted by ブクログ
タイトルと帯に伊坂幸太郎の名前が出ていたことに惹かれて読む。
タイトルが「沈黙の砕け散り」で帯にスティーブン・セガールの名前が出ていたら、読んでいないだろう。いや、逆に読んでいたかもしれない。
で、だ。
タイトルと帯ってやっぱ影響力あるなぁと思いつつも、作品の内容もなかなか良く、グイグイ読ませる。36歳妻子ありでもそこそこ楽しいめるラノベ。
途中、やっぱラノベ無理かも、と感じつつ、最後が気になるあたり、作者の力量だろう。
ラノベ好きならより楽しめるのかも。
36歳妻子ありはそろそろラノベはやっぱ、卒業かな。
Posted by ブクログ
ふわふわとした気持ちで終わって
考察読んでザッと2周してハッとした
んなわけないだろうな…という気持ちを抱えながら
6〜7割読んで一気にどんでん返し。
でもまぁ思ってたよりそうでもなかったかな、
なんて思ったけどさらにまたひっくり返し。
よかった!けど私の好みにガッツリと
ハマったかと言われたらそうでもなかったかな…?
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正直文体は苦手。特に序盤。最初は少しイライラしながら読んでいたけれど、後半に向かうにつれてプロットの面白さに引っ張られて結局最後まで一気読みしてしまった。そんな独特の面白さ。ラノベと青春小説の中間的存在だけど、小説の構成は野心的で、今までにない読後感だった。読み終えた直後は清澄死んじゃって玻璃はかわいそうだなと思ってしまい、純粋なハッピーエンドじゃないってイメージだったけど、少し読み直してみるとそうじゃないと気付いた。きっと玻璃は清澄の死と息子の誕生によって、ようやく真の幸せに出会えたんだと思う。愛、というものを生まれて初めて、身をもって知ったんだと思う。
Posted by ブクログ
私の理解力が足らず最後の方がよく分からなくてネタバレを読んでしまいました。ネタバレを読むと言われてみれば確かに不自然だったよなって部分を思い出し、読み返してみるとしっかりと内容を理解出来ました。ネタバレを読まずに最初から理解出来る力が私にあればめちゃくちゃ面白い作品だったのかなとおもいます。
個人的にはこういう少し難解なタイプの小説が好きという方にはたまらない作品だなと思いました。
Posted by ブクログ
今年(2021年)4月に中川大志君と石井杏奈ちゃんの主演で公開予定の映画の原作。読んだ後でネタバレ解説も探して読んだんだけど、砕け散った・・・ 未だに訳が分かってない私・・・
今の高校生ってこんなことしてるやつほんとにいんの? 信じられへんくらいヒマなのかしら・・・
Posted by ブクログ
映画化されるとのことでタイトルに惹かれて購入。
んー読みやすさはあるものの、終盤に訳が分からなくなる。
叙述トリックということで、ネタバレ読んでようやく理解できました。
いまいち、グッときませんでした。
清澄めちゃカッコいい!とは思いました。
Posted by ブクログ
最初は読みやすくてサクサク進んだが、2つ目のUFOあたりからは、意味を考えながら読まないと分からなくなる。
語り手が実は違ったトリックだったのね。
後半にかけての展開が早すぎて、必死に追いつこうと読んでたら、なぜか汗をかいていた。。そのくらい夢中になれるので、スリリングなものを読みたい人にはおすすめです。
Posted by ブクログ
とらドラの作者さんだけあって、ラノベ風味ですごく読みやすいしキャラクターも好みだし面白いし惹き込まれるしで、ばーーーって読み切ったら私の足りないおつむじゃ完璧には理解できなかった
ネットでネタバレを探してるけどなにやら視点のトリックがあーだこーだらしい、理解できたらきっともっと楽しめるんだろうなと思うとスっと理解出来る人が羨ましい
でもとにかくすごく読みやすくて面白かった!
また時間を開けて読もうと思う
Posted by ブクログ
キャラ設定はラノベ風でアニメになりそうな話だなーって思って読んでたけど、途中からホラーっぽくもあり、叙述要素もあり。
UFOという単語は、自分の状況を少しでもフィクションとして捉えようとしていたヒロインの心の抵抗のようで、切ない。
全読者が「はやく警察行け」と思うであろう展開に、主人公がそうしない理由というのがね…。んー。
表紙の美少女絵は浅野いにおさん絵で、ヒロインをこの表紙の絵でイメージして読んでたので、ヒロインが痛めつけられる描写は、読んでてつらいものがあったな。
タイトルの「砕け散るとこほを見せてあげる」っていうのは、結局なんのことなのか分からなかったな。