竹宮ゆゆこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ素敵だった。
ただ悲しくて残酷な物語なのではなくて、全てを読み終わって、自分のなかで考えた後、じんわり心が温かくなるような、そんな物語だった。
「わたしにとって先輩は、澄んだ空気そのものです!先輩のそばにいるだけでいいんです!死んでた細胞もいきなり元気に回復します!そうやって何度でも、わたしは新しく蘇れるんです!」
彼らの真っ赤な嵐がそう感じていたように、人間は単純で、彼らは永久機関なんだと心から思った
愛には終わりがない、他でもない、玻璃と清澄の息子である、「彼」がそう言ったことに、「清澄」を感じて、心がじんわりと温かくなった
清らかで澄み切った真冬の空気のような、綺麗で、純粋な性 -
Posted by ブクログ
竹宮ゆゆこの傑作ラブストーリー。
僕が読んだ竹宮ゆゆこの作品はこの作品で3作目。
思えば昨年まで竹宮ゆゆこのことは1ミリも知らなった。
今年の2月に書店の新刊コーナーで初めて竹宮ゆゆこの作品
『いいからしばらく黙ってろ!』
を見たのが竹宮作品との初遭遇である。
なんという攻撃的な題名だろうか、そしてこの表紙。超絶美少女とは言い難い女の子が何かを叫んでいるところを描いた表紙絵。
『竹宮ゆゆこ』?うん知らない。
『とらドラ!』『ゴールデンタイム』の作者?
両作品とも、まったく聞いたこともない・・・。
だが、何となく惹かれた・・・。
あらすじも読まず、レビューも見ず、完全ノー前知識で