竹宮ゆゆこのレビュー一覧

  • ゴールデンタイム1 春にしてブラックアウト

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    全11冊完結。
    加賀香子(くわぁーぐわぁさーん、こーこ、ロボ子)、は最強の女子大生。人は見た目が9割をぶち壊す、超絶美人、大好きです。
    キャラクターを上げて落として上げて落としてを何度もして、とことん追い詰める展開が空恐ろしかった。

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    2019年02月08日
  • 応えろ生きてる星

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    廉次と朔 ともに人生で大きな失敗を
    犯したけれど まだ心の熱量は
    空に戻れるくらい持っている
    生きろ! 生きろ!
    竹宮ゆゆこ節にのれる人なら
    とても楽しめるパワフルな小説でした
    私は とても大好きです

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    2018年07月19日
  • おまえのすべてが燃え上がる(新潮文庫nex)

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    アル中一歩手前の信濃がアル中母からの呪縛を
    肉体の力で振り切るのが素晴らしく頼もしかったです
    生身って やっぱりすごいと思う!
    心がしんどければ体の力を使うのだ!!

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    2018年06月14日
  • 知らない映画のサントラを聴く(新潮文庫nex)

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    なんて素敵な主人公なのだ。すべてに捨てられてもしぶとく明るく生きていこうとしている。何も持たなくても笑顔と心の強さがあれば人は生きていけるのかもしれない。人と繋がれるのかもしれない。この主人公に襲いかかった悲しみは計り知れなけど、それでもこの主人公に幸せになって欲しいと、僕は心から願わずにいられない。

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    2018年02月01日
  • あしたはひとりにしてくれ

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    初めはファンタジー×恋愛なのかと思っていた。所詮ライトノベル、消費され尽くしたエンターテイメント的物語だと。ありがちな、鬱屈した感情を抱える高校生の話だと。
    その期待を大幅に裏切る展開で、楽しませて頂きました。
    普段は優等生で穏やかで満ち足りている、だけどどうしようもない感情を抑圧し、持て余しきれずにぬいぐるみの「くま」を夜な夜な「殺す」という習慣。それは自分の存在が「本当の家族でない」「何も無い自分」であるということから目を背けるための儀式のようになっていた。でもそれは結局、そういったネガティブな自分も本当の姿であると認めたく無い意識から来るもので、自分のことを自分で傷つけていただけだったのかもしれない。自分のことを受け入れて抱き締めて、周りの人間も傷つきながら生きているし、不器用ながらに支え合って這い蹲りながら必死なのだと、教えてくれる物語。恋愛ではない、「愛」のかたちがみえてきます。
    『あしたはひとりにしてくれ』というタイトルが意味するのは、傷つくことに耐えられないから孤独になりたいという、主人公たちの「強がり」といったところだろう。
    著者の竹宮ゆゆこはライトノベル界隈の女性。ライトノベルに普段触れない方も、そこで立ち止まりページを捲ってほしい。そこには純文学とも呼べる物語がある。青年の闇と押し殺された苦しみ、そして冒頭の夜景の中で寂しげに煌めく「くま」の瞳のような、希望の光。自分を苦しめる存在は、自分を守ってくれる存在かもしれない。自分を苦しめるのは、自分自身かもしれない。世界で二人きりで幸せだと信じていたが、孤独になった女性アイスと、何不自由ない筈なのに、鬱屈したどうしようもない感情を夜な夜な暴発させる青年瑛人。自分を傷つけることしか出来なかった二人は偶然に出会い、お互いの孤独を感じ取り、助け合うことにより自分の中の認めたくなかったもう一人の自分を受け入れ、前進する。そんな二人にシンパシーを感じたなら、手に取って欲しい一冊。

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    2017年03月16日
  • 知らない映画のサントラを聴く(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    〇いつの間にか亡くなった親友/元カノを追い続ける二人の物語
    錦戸枇杷は、親友の清瀬朝野が亡くなったときから、自分を見失って毎日を過ごしていた。そんなときに、女装した男に清瀬の写真を取られてしまった!?なぜ急に、しかもお金じゃなくて写真を。
    そして、家にからがら戻った枇杷だったが、家の二世帯改装をするとか何とかで居場所がなくなり、家を追い出されることになってしまう。途方に暮れる枇杷の前にはその女装男が現れるとそこには―――――朝野の元カレだった昴がいた。

    親友の死んだ原因、それは昴がフったあとも意固地になって元に戻らなかったからでは。そんな自責の念を抱え続けていた昴は、何とかして彼女の痕跡をつかみたくて写真を強奪したのだった。その行為に、枇杷は異議を唱えるものの、家がない枇杷は昴の家に転がりこむこととなる。

    あれ、なんだろうこの感じ。違うんだ、朝野のことを枇杷に謝られても意味がないのだ、というか、枇杷への謝り方はそもそもやっぱり朝野に謝りたいのではないか。
    枇杷は、今まで抱えてきた悩みや怒りがすべて、実は本質とは違かったのだと気づく瞬間がやってくる。朝野に対する昴の想いと朝野に対する枇杷の想い。どちらも贖罪であり、もう取り戻せない。それに気づいた枇杷は、どうしようもなくなってしまう。そのときそばにいたのは昴だった・・・!?




    家を出されたのに全く困らなかった家族にイラっとしたことや、昴の行動を隣で見ていて、自分のことも客観的に見た枇杷がハッとした瞬間に、枇杷の世界は変わる。その枇杷が起こす行動は、それはそれで男前である。
    枇杷は贖罪を果たせたか。昴も贖罪を果たせたのか。
    朝野への想い溢れる二人は、最後どうなってしまうか。
    圧倒的恋愛小説、という触れ込みだったが圧倒的友情小説でもあるし、自責の念を吐き出しきれない若さが存分にあふれた青春小説だ。

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    2017年01月26日
  • とらドラ10!

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    これは……言葉が出ない。感動だなんて安い言葉で表したくない。10巻続いた虎と竜の物語、ここに完結。1巻を読んだ時にはここまで人間関係が深まって絡まるなんて思わなかった。人は人とぶつかって傷つけずにいられなくて、でもそれだけじゃない。確かな何かを受け取った気がするのに、言葉に表せない。大河と竜児の日常は続いていく。大河は新しい家族に馴染めないかもしれない。竜児の家はお金が足りなくて進学を諦めることになるかもしれない。それが仕方がないとは言えないし、悔しくて悲しくてどうしようもない夜があるかもしれない。それでも奇跡みたいな仲間がいてくれれば、歩いていけるのだ。

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    2014年10月25日
  • とらドラ9!

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    なんだよ、これ!もう目が離せない。

    真正面からぶつかって傷つけあって、血を流して前へ進めなくて立ち止まって置いていかれて。親の愛情とか諸々に縛られて思い出があって好きも嫌いも進む道も自分で決めなければいけなくって、誰も代わりに決めてはくれないし、責任もとれない。自分の道を決められるのは自分だけだし、否定されて傷ついて分かっててもらえなくって泣いて。大切な人が傷つくのを見てられなくってでも傷つくのは自分のためで、大切だからこそ自分のために傷ついて欲しくないのに。

    物語のテーマのうち大きなウェイトを占めていた親との関係がついに表に出る。優しい竜ちゃん、いい子の竜ちゃん、大丈夫だと言われて安心して、反抗なんかしたことがない優しい竜ちゃん。大河と竜児の二人の行き先はどこか。傷つかないでいられる場所なんてこの世にはないのかもしれないけれど、それでも、二人の行き先に希望の灯火が、宿ることを祈る。

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    2014年10月25日
  • とらドラ8!

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    波瀾万丈の8巻。今までそれぞれで我慢していたもの、隠していたもの、触れられずにいたものが、噴出して嵐となる。北村の天然ばりの鈍さ、大河の密かな決意と人知れない想い、竜児の心、実乃梨の想いと苦悩と傲慢さ、分かってしまう亜美のイラつき、能登の考えと摩耶と奈々子の行動。それぞれがそれぞれで考えて動いてこんがらがって隠し事をして、どうにも身動きとれなくなってしまったり衝突したり。今まで表面的に調和していたものが、体裁を保てなくなってきた。大河と亜美のケンカは日常だし、竜児と大河のケンカはじゃれあいだし、お互いをある意味信頼してて分かってて噛みつき合っているだけ。でも今回の喧嘩は違う。亜美と実乃梨のケンカはガチだし、男性vs女子のケンカはじゃれあい馴れ合いでは済まない。大河達は、顔が身長がとくだらないことで悩んでいたあの時が懐かしく思えるのだろうか。

    実乃梨の想いを知りたい。何故頑なに竜児の想いを認めようとしない。なかったことにしようとする。なせか。大河がいるからか?親友の好きな人だからか?一言「友達としか思えない」と竜児に言ってやればいいじゃないか。なぜ本音に触れるのを恐れる。傲慢を自覚しておいて。

    みのりんの想いを、知りたい。9巻へいく。

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    2014年10月25日
  • ゴールデンタイム6 この世のほかの思い出に

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    これまでべったり一緒だった二人に訪れる初めての別れの危機。
    壮絶なる死闘とラーメン親父、万里の決意、最後にはどでかく打ち上がる花火と、見所一杯で何度でも読みたくなる一冊。
    前の巻の鬱憤が一気に解消されてすごくすっきり来ました。

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    2014年02月26日
  • ゴールデンタイム4 裏腹なるdon’t look back

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    やっぱりお互い名前で呼ぶようになると、確実に関係が深まったなって思ってしまう。万里と香子、二人の関係上ターニングポイントともいえる展開。
    でも、やっぱりリンダには感情移入できない自分がいます。

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    2014年02月16日
  • ゴールデンタイム2 答えはYES

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    アニメ版5話6話の内容ですが、万里や香子の心理描写がかなり丁寧に、気を使って書いてくれているのが伝わってきます。個人的に唐突な印象を受けた万里の心情について、アニメ版の演出の行間が埋まるのを感じました。
    万里と香子、二人の関係上、とても大事なシーンが目白押しなので、サラリと流せないし、じっくり読んで納得でした。
    今後の展開も目が離せません。

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    2014年02月12日
  • ゴールデンタイム1 春にしてブラックアウト

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    アニメ版をたまたま見たのがきっかけで、原作を読んでみたくなり手に取りました。
    結果は大正解。アニメ版が大好きだったので、多少補完できればいいかな程度に思っていましたが、アニメ版を見ただけではイマイチしっくりこない設定の数々(たとえば、香子の自分のシナリオは完璧!という割にシナリオについての言及などがイマイチ弱い、香子の心理描写が弱く、単にエキセントリックな変な女に見えてしまう、など)がしっかり描写されてますし、その他、アニメ版にはない煙草やお酒の描写もしっかりあり生々しく変にリアリティもあって、一気に読ませる魅力があります。
    アニメ版の四話までのお話ですが、こんな終わり方したら、それは二巻も読みたくなりますよね、ということで、速攻で二巻もかわさりました(笑)
    自分のようなアニメ版しか知らないファンこそきっちり読むべきかと思います。

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    2014年02月11日
  • エバーグリーン(3)

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    太陽系ヒロイン但し脳内イメージ&内に秘めたる抜き身のナイフじゃなくってドス、みたいな喩えが頭の中を疾走していったような。

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    2014年02月01日
  • とらドラ・スピンオフ3! 俺の弁当を見てくれ

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    ネタバレ

    これまで特典としてさまざまな商品についてきた短編の集まり。
    数ページで終わるものもあればそれなりの長さのものもあり、どのエピソードもおもしろかった。
    特に良かったのは書き下ろしの「ラーメン食いたい透明人間」。
    メインのキャラクター以外の心境を描写しているものは蛇足になりがちだが、能登と麻耶の考えは当時の自分にも覚えがあり、感情移入してしまった。

    「俺の弁当を見てくれ」も竜児の度を越した対抗意識がおもしろかった。

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    2013年10月13日
  • ゴールデンタイム列伝 AFRICA

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    ネタバレ

    「AFRICA」が「アフリカ」じゃないのは、TOTOの「AFRICA」からなのだろうか、やっぱり。6巻では思い切りクイーンが出てたし。

    なんとなしにイメージも合うような歌詞。

    いや、香子のポエムは違うけどw Get Wildとか言ってたしw

    これ、でも「外伝」って書かないほうがいいような気はするんですけどね、内容的にも。でも「番外」ってのもあるし、あえての!なのでしょうか。

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    2013年09月08日
  • とらドラ10!

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    ネタバレ

    前巻であんなことになってしまったが、丸く収まってよかったというのが読み終わって最初に感じた感想。
    周囲の環境はほとんど変化しないままに、泰子と両親の関係、大河と母親の関係がうまくいったこと。そしてなによりも竜児と大河が大団円を迎えることができてほっとした。やはりハッピーエンドは良いものだ。

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    2013年09月05日
  • ゴールデンタイム3 仮面舞踏会

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    とりあえず「レッドウィングでジミーチュウに勝てるわけない!」は笑いどころでいいと思いますw
    つーかジミーチュウのグラディエーターサンダルでケンカってw 香子さんマジお嬢様w 友情の手鏡もバーニーズニューヨークだったしなー。

    竹宮先生はこの作品は特にファッションをきっちり書かれるので、イメージがわかりやすくてとても良いです。

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    2013年09月04日
  • とらドラ9!

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    この巻はもう「ジャイアントさらば」しかないでしょう。
    いやいいシーンだなーっつーよりも、ええええ!?このいいシーンで「ジャイアントさらば」っすか!?み、みのりん(つーか竹宮先生)流石っすー!!的な意味で。
    なんで「覚悟のススメ」よ!!って読みながら突っ込む勢いで。

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    2013年09月04日
  • ゴールデンタイム外伝 二次元くんスペシャル

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    題名のとおり「外伝」かつ「二次元くんスペシャル」なのですが、もうなんかもう自分を見てるようでわかりすぎて痛すぎて死にそうになるというか。
    にも関わらず面白いのは何故だ。

    でも実はゴールデンタイムの男どもの中では(現段階では)一番頑張ってるのではないか&上手く行っているのではないかという落ちでちょっと救われた気分。
    そう、現実は現実。妄想は妄想。どっちも否定できないのでありました…。

    しかしこの方は、登場人物が悩んだ末に「自分の指針」を見つけて、これからもいろいろあると思うけど、それに従って頑張っていくしかないよね(前向きな意味で)、だって自分って自分以外の何者でもないし、っていうのを書くのがとても上手いので参る。

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    2013年09月04日