竹宮ゆゆこのレビュー一覧

  • 砕け散るところを見せてあげる(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    高校生の濱田清澄は、陰湿ないじめを受けている後輩の蔵本玻璃を気にかけるようになる。彼女は影があり恐怖に怯えて生活している。清澄は玻璃を守ろうと距離を縮めるが、彼女へのいじめが残虐で、家庭は普通ではない。清澄は「彼女を守りたい」という気持ちだけで奔走するが、その先には想像を超えるサイコパス、サスペンス脳よそが満載。清澄と玻璃に迫る危機があり、玻璃の祖母、母の行方と真犯人の存在が明らかになっていく。全体的に消化不良でネタバレで確認したら、おおー叙述トリックも!一方、シンプルな内容としてでも十分楽しめました。④

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    2025年12月07日
  • 寝てる場合じゃねえんだよ

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    脳内で漫画になっていた。インパクトあり過ぎな登場人物たちがわちゃわちゃ動き回っている!シリアスな話のはずなのに、途中何度もブワッと吹き出してしまう。とにかく真っ直ぐなシバが素敵。紺ちゃんも味わい深くていい。辛いことしかなかったケイトだけど、きっとこれからの人生にはいっぱい楽しいことがある。シバと一緒なら絶対大丈夫!前半、不穏。後半、ハラハラ。読み終わったらにっこり。男の子しか出てこない、かなり熱い友情物語。

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    2025年12月01日
  • 心臓の王国

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    ネタバレ

    どうか、どうかこれからの2人の未来が明るいもので溢れてますように。そう願わずにはいられないラストだった。

    ブロマンスを読みたい!と思ってたどり着いた今作品。
    正直有名なカズオ・イシグロさんの『私を離さないで』を彷彿とさせる内容だったけど、そんな中でも17歳という青春ど真ん中な男子高校生の青臭さやバカバカしさも描かれてて、タケフジ?の音楽をクラスの男子全員で踊るとことか、合唱の練習風景とか、バカバカしいのに、あーなんか若いってこういうのあるよなーと思わせてくれた。
    千葉巴が最初ツンすぎてクソすぎて、いやいくら事情があるとしてもクソすぎだろ共感できん!と思ってたのに文化祭終わって半目でクラスLINE抜けたときはもう好きになってた。かわいい。

    神威の『いる子』『いらない子』に対してキレすぎだろ人にはいろいろ事情があるんじゃないのかよ…と思ってけど、鋼太郎はうーちゃんをずっと内心いらないと思ってて、それを責められた気がしたのかなと思ったらわからなくもない…いややっぱキレすぎだろ。

    若さ溢れる主人公たちのやりとりとか賛否両論あるようだったけどわたしは好きな作品だった。
    しゅぽ!

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    2025年09月25日
  • 心臓の王国

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    ファンタジーのようなタイトル。
    そして中盤あたりまではドタバタの青春物語。
    だが以降は一気に社会派小説の様相に。
    なんだろう、とにかく熱い。
    読みながら自分は、神威が精一杯楽しもうとしていた17歳を、どう過ごしていただろうと自問していた。
    無為に過ごしていなかっただろうか。
    無駄に心臓を動かしていただけではなかったか。
    あれから長い年月が過ぎた今も、一日一日、一瞬を大切に生きていきたい。

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    2025年06月04日
  • とらドラ!(8)

    購入済み

    5・6巻に比べると…

    5・6巻とちょっと絵柄が荒れ気味で、背景の白っぽさが目立ったのですが
    8巻から又絵柄が安定してきて特に大河が可愛いです。クリスマスで良い子にしている所とか
    本当にキラキラしていて素敵ですね。

    亜美ちゃんもしっかりしているけどやっぱり年相応の女の子だなぁと。
    ただギャグのノリでも台詞で「ソープ」は入れて欲しくなかった。

    中々連載が進まなくて遅いですが、最後まで続けて欲しいですね。

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    2025年05月01日
  • 心臓の王国

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    タイトルやプロローグの内容が引っかかりつつも、
    竹宮ゆゆこ先生らしい表現が随所に散見されて思わず声を出して笑ってしまうようなところもあったり、ずっと高校生のわちゃわちゃが続いていくなかでのシリアスへの展開で温度差を激しく感じた。

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    2025年02月09日
  • 心臓の王国

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    ネタバレ

    初めに言っておく、これは褒め言葉だ。
    チープな語り口とライトかつ素っ頓狂な展開に、まずは辟易としかけて、…それでも半分を過ぎるあたりまで淡々とページをめくり続けていたら、だんだんと展開が違和感を帯びてきて、歯車が噛み合わなくなってきて、そこから一気に爆発して、突如訳が分からないまま行き先不明のジェットコースターに乗せられてしまったような錯覚に陥る。

    何 が どうなった?
    どうしてこうなった?
    いつからこうなった?

    とめどなく浮かぶのは確実に疑問符なのに、それでも心臓が早鐘を打って背中を伝う冷や汗が止まらない。ページをめくる手が止まらなくなっている。一刻も早く先の展開を知りたいのに、知りたくない自分がいる。見てはいけないとさえ思う。なのに目は字を追い続ける。まさに怖いもの見たさ。

    クソッ、表紙に騙された。爽やかなイケメンを並べやがって…しかもまばゆい夕陽をバックに。こんなのアニメ感たっぷりな青春10代小説だと思うじゃんか!はじめの展開もまさにソレだったし。けどそれにしてはなんか分厚いなあこの本って思ってたんだよ!このせいしゅんのノリ、まさかずっとこのページ数最後まで続くんじゃないだろうねって内心ビビってたよ。うん、そんなワケなかったよね。そりゃそうだ。なんかおかしいと思ってたんだよ。こんなの表紙詐欺だよちくしょー!

    と思わず暴言を吐きたくなる程度には想像とはあまりにもかけ離れ過ぎた方面に全力疾走していくストーリーだった。こんなのってねえよ。

    あまりにもリアルすぎる壮絶な事実。感情移入せざるを得ない心象描写の畳み掛け。
    羨望。嫉妬。憎悪。
    ゆえに、愛。

    基本いつも何か読むときは目から汁を垂らし続けている私だけれども、今回この類の本で初めて泣かなかったかもしれない。それは展開があまりにジェットコースターすぎて終始情緒不安定だったからかもしれないし、ただただリアルすぎて開いた口が塞がらず、涙以上に驚愕と恐れの感情が先行したからだったかもしれない。

    ちゃんとハピエン厨歓喜の終わり方で、ただただ救われた。良かった。もうダメかと思った。

    沢山のことを考えさせられた衝撃作。よく見たらとらドラ!作者さんじゃない。そりゃこの展開も頷ける。

    自分の幸せは自分で決めていい。要らない子なんて居ないのだから。
    この本が誰かの救いになって欲しいなと思った。
    ただちょっと心の体力がある時に読もうね。じゃないと持っていかれそうだからね。色々と。

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    2025年01月22日
  • 心臓の王国

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    竹宮さんの良さは、リズムを刻む文章と、唐突に心を掬(救)い抉る言葉だと思うのですが、それが炸裂した一冊だと思います

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    2024年09月08日
  • 砕け散るところを見せてあげる(新潮文庫nex)

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    積読本
    タイトルと装画のイメージだけで、いじめられっ子の女子高生を男子高校生が助けるけど、最後は女子高生が..
    みたいな話を想像してたけど、いい意味で裏切られた。
    予想通りだったのは、いじめられっ子はよく見たらかわいいって事

    最後の方で時系列⁇ってなったけど、他の人の考察読んだら、なるほど〜ってなった。
    他の作品も気になるところ。

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    2024年08月14日
  • 知らない映画のサントラを聴く(新潮文庫nex)

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    友人から面白いからと
    押しつけ否プレゼント
    されました(笑

    実際とても面白かった
    です♪

    ストーリーがどうのと
    いうより登場人物たち
    の掛け合いが◎

    親友の不慮の死を防ぐ
    ことができたのではと、

    思考のぐるぐるループ
    に嵌ってしまう主人公。

    あのときもしも、私が
    こうしてたらあの子は
    死なずにすんだのでは
    ・・・

    でもそしたらやっぱり
    ・・・

    でも、あのときもしも
    私がああしてたら・・・ 

    ひたすらその繰り返し。

    一度ならず、あのとき
    もしも畑に行ったこと
    のある身として、

    身につまされるものが
    あります。

    そこぐるぐるしてても
    本当に仕方ないよって。

    そんなの言いだすなら
    その親友との出逢いに
    まで遡ってみてほしい。

    あのときもしも、寝坊
    しなかったらその親友
    に出逢えてなかったと、

    そこまで遡ってほしい。

    一つでもずれていたら
    今もまったく違う場所
    にいて、

    まったく違う人たちに
    囲まれていたかもしれ
    ないと気付いてほしい。

    この世界のなにもかも
    を自分の思いどおりに
    コントロール出来ると、

    そう思いあがっている
    から苦しみが絶えない
    のよと。

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    2024年05月16日
  • 心臓の王国

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    17歳の青春物語のお話が長く続きます。ちょっと苦手なので辛かったのですが、ラストの思いもよらぬ展開。ちょっと好みが分かれそうな作品でしょうが、大変おもしろかった。

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    2024年04月14日
  • 砕け散るところを見せてあげる(新潮文庫nex)

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    ゆゆこさんの作品は初です!
    ライトノベルみたいで読みやすく、
    内容も面白かったので3分の2くらいまでは
    ガーッと一気に読んでしまったのですが、
    残りは不穏な展開とトリッキーな構成で
    何が何だか分からないまま読み終えてしまいました。
    どうやら私は勘違いしていたようです。
    速攻で解説をググってみたら
    すんなりと理解したつもりでいた
    序盤の物語でさえも全く別もののようでした…
    改めて軽く読み返しやっと合点がいって、
    あぁ…と腑に落ちました
    トリックが難しくすんなり理解出来なかったというのもあって
    涙するほどではなかったですが、
    悲しくも心温まる物語でした

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    2024年03月28日
  • 心臓の王国

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    前半は青春の話で楽しく読んでたのが、後半は一転、重くなったが謎が解き明かされいき一気に読めた。
    序章の王国の意味が最後らへんでやっと分かった!
    色々、考えさせられる良い本だった。
    2人が本が終わった後の物語で幸せになってほしい

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    2024年03月12日
  • 心臓の王国

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    主人公が青春真っ只中の高校2年生なので、前半はライトな感じでこのノリ懐かしいな〜と。事前に内容をあまり知らずに読み始めたので、青春小説なのか?と思ったら後半からの急展開が凄かった。繋がってはいるけど前半と後半の重さの違いが激しかったですね。鋼太郎、良いおにいちゃんですね。心が救われてよかった〜。

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    2024年02月19日
  • 知らない映画のサントラを聴く(新潮文庫nex)

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    それならここに現れて、走り出したこの命を止めてみろよと枇杷は思う。現れてくれよ。目の前に。
    綺麗な終わり方。魂を燃焼させるような熱さがたまらない。恋愛小説らしからぬ紛れもない恋愛小説。

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    2023年12月27日
  • あれは閃光、ぼくらの心中

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    一本の傑作映画を見たような気がする…感動
    なんでこんなに温かいいい話なんだろう。すごく馬鹿でだけど真っ直ぐで、純粋ではないかもしれないけど鈍臭くても生きてみようと思う。この本から学んだことは偉大だ。どんなにダメでも生きてみる、生きてみようとか生きなきゃじゃなくて完全にしてみようなんだよね。辛くても乗り越えていかなきゃ、家出したい人は絶対読んで、おすすめします!

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    2023年12月09日
  • いいからしばらく黙ってろ!

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    演劇沼にハマった良家のお嬢さんが、その家庭環境で培った仕切り癖で絶望的に実務遂行能力のないアングラ劇団を支えていく。

    言葉足らずで優柔不断に見えちゃう元婚約者が、男らしさを勘違いしてそうな隠れ昭和の価値観で嫌いだ。

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    2023年11月02日
  • 心臓の王国

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    始まり方惹きつけられた。
    一、ニ章はほんとに青春そのもので、なんと言っても全力で生きてる神威が可愛くて愛おしい。応援したくなる。笑えるところもあったし、眩しすぎて泣けた。

    前半でも伏線は色々あってこの先何が起こって何が明らかになってくの、、と後半の展開が気になりながら読み進めるのが面白かった◎

    ただその後半の展開が期待しすぎた分だいぶ落ちた、、少し現実味を欠くからかな?(私が無知なだけだったりして)前半はほんとに良かったからもっと違うオチだったら5だったかも、個人的に最後が期待外れ。

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    2025年08月05日
  • 心が折れた夜のプレイリスト(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    萬代と先輩のやりとりがおかしくて笑いが止まらなかった。はじめからぶっ飛んでて引きこまれたし面白かった。先輩が頭おかしいけど面倒みの良いキャラで、もし現実で知り合いにいたら退屈しないだろうなと思った。心が折れた時にこの本を読んで気分が変わるかと言うとそういう本には感じなかった。個人的には先輩みたいに話を聞いてくれる人がいないことに絶望させられるかも笑。まあ作者も心が折れた時に読んでもらいたい本とは考えてないような気がした。とにかく話がぶっ飛んでたので作者がどんな経緯、気持ちでこの本を書いたのかあとがきとかで知れたら嬉しかったな。

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    2023年05月10日
  • 砕け散るところを見せてあげる(新潮文庫nex)

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    とらドラ以来久しぶりのこの作者さん。
    不思議な話だけどさくさく読めて、最後にはそう来た!?となりましたね!赤い嵐とかそういう表現が好きです。玻璃が幸せになってくれて嬉しいぞ!
    最後の方一瞬置いてかれたけど最後の最後で巻き返せました!読んでよかった~!
    とらドラももう一度読みたいなあ。

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    2023年03月21日