竹宮ゆゆこのレビュー一覧

  • ゴールデンタイム2 答えはYES
    読み始めてから読み終わるまでに2ヶ月以上の時が流れた……仕事が忙しかったなんてのは言い訳で、修羅場を脱してからひと月半ひたすら腑抜けていた。昔放送してたアニメを見てたから話の流れは把握できてるけど、この二ヶ月まともに本を読んでいないことが問題なわけで。つーかこれ、本の感想ですらないわけで。
    来月から...続きを読む
  • 知らない映画のサントラを聴く(新潮文庫nex)
    朝野がいなくなって2年が過ぎても知らない映画のサントラを聴いて朝野を思い出し切なくなる枇杷を思うと悲しい。でも、朝野と昴からこの美しい世界で生きていくことが幸せとだと気づかせてもらえて。枇杷の花言葉は昴から枇杷への想いなのかな。そうならいいな。辛くても生きていかなくちゃと思うから。その為には、一人じ...続きを読む
  • あしたはひとりにしてくれ
    相変わらずのゆゆこ節。 
    感動の涙は出なかったけど、結構好き。 だいぶ好き。 
    なんか好きなんだよなぁゆゆこ節。 
    感情を思いっ切りぶつけてるからかな。
    100%感情で出来ている青春(?)小説です。 
  • ゴールデンタイム1 春にしてブラックアウト
    アニメが放送されていた頃に興味を持って買って、そのまま数年間寝かせるという自分の悪いクセと向き合うべく手に取った。アニメは最後まで見たので内容は大体把握してるし、登場人物も「おー久しぶり」くらいの親しみが持てる距離感。
    まず最初に感じたのは、世間一般で言われる「小説」と「ライトノベル」の違い。ライト...続きを読む
  • とらドラ7!
     想像以上に登場人物の心理が細かく描かれていることには感心せざるを得なかった。

     難しい展開が続いている。竜児は大河の隠していた見えない傷に触れた事でこの辺りから大河を気に懸ける様になったのだろうか。大河の方は遂に自分の心に気付いてしまい、まさしく『夢は終われど現実は続く』状態だ。クリスマスにはサ...続きを読む
  • とらドラ8!
     クリスマスイブに実乃梨に振られた竜児は年末年始をインフルエンザで過ごし、憂鬱な気分のまま新学期を迎える。大河は竜児からの独立を宣言し、実乃梨は以前と同じように竜児に話しかけ、亜美はいつも以上に苛ついていて……。そんな不安定な状態の中一行は修学旅行で雪山に向かうこととなる。

     実乃梨が竜児を振って...続きを読む
  • 知らない映画のサントラを聴く(新潮文庫nex)
    あらすじが一言で表現できない。タイトルにひかれて読んで、タイトルの意味が最後になってようやく分かって、でもこのタイトルでなくてもいいかもと思いながら読み終えた。最初話に入れなくてどうかと思ったけれど、途中から面白くなってきた。
    2016/8/25
  • 知らない映画のサントラを聴く(新潮文庫nex)
    恋愛諸説かといわれると?ですがエンタメとして面白い!
    会話のテンポも、台詞も独特で、それだけでも読む価値が有りですね。
    全体としてテンションの高い文章ながら、お互いに、贖罪として惹かれ合っている、寂しさも伝わってくるから不思議です。
    最後のタイトルを回収は、意味がわからない気もしますがニュアンスは分...続きを読む
  • 知らない映画のサントラを聴く(新潮文庫nex)
     この人の小説は『とらドラ!』以来。新潮文庫nexという新レーベルの第一陣。会社は「ラノベではない」と発言したらしいが、バイトしてた書店ではライトノベルの棚に差してあった。

     主人公支店と三人称の間をさまよいながら疾走感のある文体で話が進んでいく様子は、この作者の魅力なのかなと思う。主人公が抱えて...続きを読む
  • ゴールデンタイム8 冬の旅
    冒頭、静岡での万里。
    高校卒業直後に落ちた橋までジョギングして。
    そこでパーカーから 丸い小さな物 を落としてしまう。

    前回の続きの棒立ちの万里。
    駅にてずっと『別れ』を香子から切り出され動けない。
    時間が経って、香子の父が車で登場。
    助手席に万里を乗せ、万里のマンションまで送られる。
    が。
    降ろ...続きを読む
  • 知らない映画のサントラを聴く(新潮文庫nex)
     親友の死に対する罪の意識や、自分の将来への不安を抱える崖っぷちニート主人公が、親友の元カレと出会ったのをきっかけに、負のスパイラルから一歩踏み出そうとする物語。
     本来は決して明るくはないストーリーだと思うけど、勢いあふれる文章やテンポのいい掛け合いで、暗くなりすぎず、むしろ笑わせてくれる。一方...続きを読む
  • ゴールデンタイム2 答えはYES
    同じサークルに入り、親友になってみた2人。
    そして大学生らしく、飲み会に繰り出した。

    人間関係やら展開やらも気になりますが
    一番気になるのは240円の弁当です!
    恩返しに入ったサークルにいる、元同級生で
    仲が良かったどころではないと思われる先輩。
    一体過去のあの時、どう返事をしたのか、が
    微妙に分...続きを読む
  • ゴールデンタイム6 この世のほかの思い出に
    起承転結の転にあたる巻。

    万里が香子と喧嘩して、初めて香子の不安を知る。そして万里は過去と向き合うことを決め、リンダと共に同窓会に参加することを決める。万里はあれだけ恐れていた過去が、自ら拒絶していたからだと分かり、心が軽くなる。ここら辺のカタルシスはさすが。記憶喪失なんて分かりにくい属性だったけ...続きを読む
  • ゴールデンタイム1 春にしてブラックアウト
    アニメでちらりと見たことがあり、その時から面白いなとは思っていたけれど、原作の方がすごかった。
    しかもとらドラの作者さんだったなんて! すごいなぁ。

    ■よかったところ
    三人称で進むのかな、と思ったら時折一人称が…その理由は主人公の人格が二つにわかれているから。
    記憶喪失の主人公と、元主人公の人格と...続きを読む
  • ゴールデンタイム3 仮面舞踏会
    ■よかったところ
    こうなることはわかっていた! と思うのに、香子とうまくいってよかったね、と思わせるところがすごい。
    それと同時にリンダは!? と相反する感情をもつ主人公(体は1つ)にやきもきしてしまう。
    恋愛を丁寧に描いているので、気持ち的にいい意味で忙しくてどんどん次が読みたくなる。
    こんなお話...続きを読む
  • ゴールデンタイム2 答えはYES
    ■よかったところ
    すごく何か大事件が起こるわけではないのだけれど(登場人物たちにすれば一大事だろうけれど)ぐんぐん引き込まれる。
    一体何にそんなに惹かれてしまうのだろう?
    文章なのか、内容なのか…。
    幽霊になってしまった万里がいつも切ない。

    ■悪かったところ
    これといって見つからないのだけれど、し...続きを読む
  • ゴールデンタイム4 裏腹なるdon’t look back
    どーも香子がヒロインに思えてこない!
    どう考えてもリンダがヒロインに思えてくるんだよな〜
    ただ思い返してみると、とらドラも同じような感覚だった気もする。作家さんの傾向なのかなー
    そんな4巻。
  • とらドラ7!
    これは目が離せない。竜児が前向きに実乃梨の方を向いて恋をしようとするの巻。
    言葉としては出てこなかった、いや竜児と大河の二人だけが気付いてなかったものが表に出る。実乃梨は竜児に惹かれ始めている。実乃梨もそのことは分かっている。実乃梨は大河が竜児のことを必要としていることか分かっている。だから遠慮して...続きを読む
  • とらドラ10!
    最後まで、完走できました。

    とらドラは、ライトノベルらしく、文章が軽くてよかったです(*゚▽゚*)
  • ゴールデンタイム4 裏腹なるdon’t look back
    これは三角関係にケリがつくか?と思ったら表面的な部分だけで内情ドロドロすぎる。なんか先の展開が怖いなー