竹宮ゆゆこのレビュー一覧

  • 応えろ生きてる星

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    相変わらず、ゆゆ子さんの書くキャラクターは、喜怒哀楽の激しい、エキセントリックな性格だなあ。
    そして怒涛の力業展開。
    正直所々置いてきぼりを食らった。
    うーん、自分が年をとったと言うことなのかなあ。それはそれでちょっと悲しい。

    クライマックスの主人公の咆哮から再会場面までは、これぞゆゆ子節という感じで、やっぱりいい。
    最近の物語では珍しく素直にハッピイエンドなのも良かった。

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    2019年05月02日
  • おまえのすべてが燃え上がる(新潮文庫nex)

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    「お前の全てが燃え上がる。」

    表紙の透明感あふれるイラストに惹かれて
    きっと繊細な家族愛や恋を綴った作品なのだろうと
    購入しました。

    内容を読み進めてまず思ったこと、

    「表紙詐欺!!」

    冒頭で不倫相手の妻に刃物で襲われ
    命からがら逃げながらもギャグ調。

    絶縁した初恋の男性、
    醍醐と偶然再開をする場面でさえギャグ調。

    主人公は口を開けばおまえ、うんこ、きもいなど
    お世辞にも言葉遣いはよくありません。

    いい意味で期待を裏切られ、

    主人公のあまりの歯に衣着せぬ物言いに
    小説の帯では電車で泣いたとありましたが、
    私は電車で笑ってしました。

    面白いけれど、
    ずっとこの調子だったら疲れ

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    2019年03月09日
  • 知らない映画のサントラを聴く(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    派手な要素はないのに、ダメダメな人間しか出てこないのに、
    なんだか分からないけれど、
    妙に惹かれる。
    人に説明しようとするとうまく言葉にできなくてもどかしいけれど、
    なぜか、読み終わってもずっと忘れられず胸に残る一冊というのが
    年に数回ある。
    それは本読みには幸福な出会いであり、
    読書の醍醐味と言えるだろう。

    僕にとってのそんな一冊がコレ。

    まず、センス抜群の表紙のイラストとPopなレイアウトに一目ボレ。
    手に取らずにはいられないその表紙の素晴しさよ。
    CDならジャケ買い間違いなしだろう。
    そして『知らない映画のサントラを聴く』という
    吸引力に優れインパクトあるタイトルをひとたび読んでしま

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    2019年03月04日
  • 応えろ生きてる星

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    衝撃的な場面から始まり最後まで一気読み。ふとした瞬間に気付く。こういう恋の始まりも良いものだ。
    あらすじ(背表紙より)
    結婚直前の会社員・廉次の前に現れた女は、突然のキスと、謎の言葉を残して消える。直後に、婚約者に目の前で別の男と駆け落ちをされた廉次は謎の女と再会。婚約者の行方をある手段で探し出そうとする。奪われて、失った、その先にあるものは―。過去と向き合い、抱え続けた痛みからの再生を描く書き下ろし長篇小説。

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    2018年10月08日
  • とらドラ8!

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    クリスマスに実乃梨に告白することさえもしりぞけられた竜児は、新しい年を迎えてまもないうちに、2年生最後の一大イヴェントである修学旅行がはじまります。

    大河は、実乃梨が竜児を拒んだのは、実乃梨が親友である自分と竜児との仲を誤解しているためだと考え、あくまでも竜児の恋を応援しようとします。一方、北村に想いを寄せていた木原摩耶(きはら・まや)と、そんな彼女の行動を茶化した能登久光(のと・ひさみつ)とのあいだでケンカがはじまってしまい、そのことがきっかけで竜児や大河を中心とする、これまで危ういバランスをとってきた人間関係が、一気に崩壊の危機に直面することになります。

    そんななか、大河が遭難するとい

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    2018年08月12日
  • おまえのすべてが燃え上がる(新潮文庫nex)

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    「俺はそんなことでおまえに対する見方を変えたりしねえよ。おまえは誰かの奥さんにとっちゃ殺したいほど憎い相手だったんだろうが、それは俺には関係ねえ。俺とお前の関係には、他の誰も関係ねえ。」

    『そんな私を誰がどう思ってるいるかなんてことも、心の底からどうでもよかった。なにを言われたって相手にしなけりゃ無音と同じだ。利用されてる? 使用している? あわれ? あばずれ? 汚らわしい? いずれ刺される? そんなのお互い様なんだよ。』

    『酸素を使って、電気を使って、ガスを使って、水を使って、インフラに寄生して。倫理を破壊して人を傷つけて、食い扶持すら人から盗んでる。それが私という人間だ。生み出せるのは

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    2018年01月20日
  • 応えろ生きてる星

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    結婚式の前日に、見ず知らずの女性にバーで、突然のキス。そして結婚式で花嫁に逃げられと言う展開。

    「間違ってみなければ、わたしにはその大きさすら、きっと永遠にわからなかった。」

    出会いと別れは表裏一体。別れがあるから、出会いがある。大切なのは前を向いて歩けるかどうか。自分は絶対に幸せになる。夢を叶える。ふたりのベクトルが同じなら、別れすらもプラスなのかなと思う。

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    2017年11月29日
  • おまえのすべてが燃え上がる(新潮文庫nex)

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    軽快過ぎる会話と青葉さんとのやり取りは好きだったし、青葉さんと昼飯に行く時の会話はぐっときた。そして最後はあれよあれよとこうなるのかという驚きもあったけど、睦月については結構最初の頃から想像がついたし、似たような設定の小説も読んだ記憶がある。なので面白かったけど☆4つです。

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    2017年07月05日
  • あしたはひとりにしてくれ

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    ネタバレ

    新作が出たら追いかけようと決めている作者の一人、竹宮ゆゆこ氏の作品。私的には久し振りに「当たり」。瑛人がアイスに出会い、幼いころから持っていた鬱屈とした気持ちを解きほぐしていく、そんなやりとりが文章を読んでいてなんか温かい気分にさせてくれた。やっぱり人と人との触れ合いは大切なんだな。ラノベチックな設定は一般文芸ではどうかと思うけど、登場人物の心の内面を文章にするのがこの人は旨いなと読んでいて思う。新作も出ているので、これも機会を見つけて読んでいきたい。感想はこんなところです。

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    2017年06月22日
  • あしたはひとりにしてくれ

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    「あしたはひとりにしてくれ」
    読み終わったあとタイトルを見返すと、瑛人が思っいきり笑いながら叫んでるのが頭に浮かんできた。
    アベコベでシュールな展開に、冒頭の猟奇的な描写は何だったのか?と思いながら読んでいましたが、あのシーンのお陰で、瑛人の言動に常に冒頭のシーンがチラついて不安定な精神状態が体感できた気がする。自分が持っていてもいいもの、抱え込んでいていいもの。生きていくのにも、ある程度重みが必要だなと改めて思いました。
    スピード感があって、読みやすかったです。

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    2017年04月09日
  • ゴールデンタイム2 答えはYES

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    読み始めてから読み終わるまでに2ヶ月以上の時が流れた……仕事が忙しかったなんてのは言い訳で、修羅場を脱してからひと月半ひたすら腑抜けていた。昔放送してたアニメを見てたから話の流れは把握できてるけど、この二ヶ月まともに本を読んでいないことが問題なわけで。つーかこれ、本の感想ですらないわけで。
    来月からまた頑張りましょう。

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    2017年03月31日
  • 知らない映画のサントラを聴く(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    朝野がいなくなって2年が過ぎても知らない映画のサントラを聴いて朝野を思い出し切なくなる枇杷を思うと悲しい。でも、朝野と昴からこの美しい世界で生きていくことが幸せとだと気づかせてもらえて。枇杷の花言葉は昴から枇杷への想いなのかな。そうならいいな。辛くても生きていかなくちゃと思うから。その為には、一人じゃなくて誰かが必要だし、その相手が誰でも罪と言わなくていいと思う。

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    2017年01月24日
  • あしたはひとりにしてくれ

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    相変わらずのゆゆこ節。 
    感動の涙は出なかったけど、結構好き。 だいぶ好き。 
    なんか好きなんだよなぁゆゆこ節。 
    感情を思いっ切りぶつけてるからかな。
    100%感情で出来ている青春(?)小説です。 

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    2017年01月02日
  • ゴールデンタイム1 春にしてブラックアウト

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    アニメが放送されていた頃に興味を持って買って、そのまま数年間寝かせるという自分の悪いクセと向き合うべく手に取った。アニメは最後まで見たので内容は大体把握してるし、登場人物も「おー久しぶり」くらいの親しみが持てる距離感。
    まず最初に感じたのは、世間一般で言われる「小説」と「ライトノベル」の違い。ライトノベルを手に取ること自体が久しぶりだったんだけど、自分が思う「小説」に比べて情景描写に割く文章量がすごく多いと感じた。ふわふわとした区別になるけど、小説が「人間」を書くことに重きを置いているような気がするのに対して、ライトノベルは「物語」を重視した読み物なのかもな、なんてことを思った。ただでさえファ

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    2016年10月30日
  • とらドラ8!

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     クリスマスイブに実乃梨に振られた竜児は年末年始をインフルエンザで過ごし、憂鬱な気分のまま新学期を迎える。大河は竜児からの独立を宣言し、実乃梨は以前と同じように竜児に話しかけ、亜美はいつも以上に苛ついていて……。そんな不安定な状態の中一行は修学旅行で雪山に向かうこととなる。

     実乃梨が竜児を振ってしまった事で本来なら不必要な混乱が生じている。こういった空気はそう簡単に元通りにはなりはしない。竜児が言っていたようにもう既に『全然何でもなかった』で済ませられる領域を超えてしまっている。これから彼らがどのように悩み、どのような選択をして行くのか非常に興味深い。作者の丁寧な描写をこれからも拝見したい

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    2016年08月29日
  • とらドラ7!

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     想像以上に登場人物の心理が細かく描かれていることには感心せざるを得なかった。

     難しい展開が続いている。竜児は大河の隠していた見えない傷に触れた事でこの辺りから大河を気に懸ける様になったのだろうか。大河の方は遂に自分の心に気付いてしまい、まさしく『夢は終われど現実は続く』状態だ。クリスマスにはサンタが来るという夢は終わり、自分はずっとそばに居てくれた人間が好きだったという現実にぶち当たる。

     それにしても実乃梨には辛い展開が続くなぁ。本人としては守りたい、心から大切にしたいものがあるからこその行動なんだけど、それが竜児にとっても実乃梨にとっても良い結果を残さない行動になってしまっているか

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    2016年08月29日
  • 知らない映画のサントラを聴く(新潮文庫nex)

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    あらすじが一言で表現できない。タイトルにひかれて読んで、タイトルの意味が最後になってようやく分かって、でもこのタイトルでなくてもいいかもと思いながら読み終えた。最初話に入れなくてどうかと思ったけれど、途中から面白くなってきた。
    2016/8/25

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    2016年08月25日
  • 知らない映画のサントラを聴く(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    恋愛諸説かといわれると?ですがエンタメとして面白い!
    会話のテンポも、台詞も独特で、それだけでも読む価値が有りですね。
    全体としてテンションの高い文章ながら、お互いに、贖罪として惹かれ合っている、寂しさも伝わってくるから不思議です。
    最後のタイトルを回収は、意味がわからない気もしますがニュアンスは分かるきもする、そうやって世界と向き合っていくということですか。

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    2016年06月15日
  • ゴールデンタイム8 冬の旅

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    ネタバレ

    冒頭、静岡での万里。
    高校卒業直後に落ちた橋までジョギングして。
    そこでパーカーから 丸い小さな物 を落としてしまう。

    前回の続きの棒立ちの万里。
    駅にてずっと『別れ』を香子から切り出され動けない。
    時間が経って、香子の父が車で登場。
    助手席に万里を乗せ、万里のマンションまで送られる。
    が。
    降ろされてもエントランスで固まったまま。
    動けない万里を動かしたのはまたしもNANA先輩。
    万里に付き添って。聞き上手に聞いてくれる。
    カフェオレを買ったNANA先輩。
    お汁粉を見ずに引き当てた万里。
    その万里に『泣いとけ』と。
    お汁粉並みに甘いNANA先輩。

    香子と再び駅で出会う。
    父親を万里に差し

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    2015年10月09日
  • ゴールデンタイム2 答えはYES

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    同じサークルに入り、親友になってみた2人。
    そして大学生らしく、飲み会に繰り出した。

    人間関係やら展開やらも気になりますが
    一番気になるのは240円の弁当です!
    恩返しに入ったサークルにいる、元同級生で
    仲が良かったどころではないと思われる先輩。
    一体過去のあの時、どう返事をしたのか、が
    微妙に分かる1冊です。
    というか、要所要所に出てくる元身体の持ち主が
    おっそろしいほど気になります!

    最後にはどうにかこうにかなりましたが
    締まらなさすぎる最後。
    ちょっと前までシリアスでいい感じだったのに…w
    警察、仕事早い(?)です。

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    2016年06月25日