竹宮ゆゆこのレビュー一覧

  • 砕け散るところを見せてあげる(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    【孤独、そして終わらない愛】娘のレビュー

     物語の本編は、高校生(3年)の濱田清澄と(1年)蔵本玻璃の出会いから始まります。学年一の嫌われ者である玻璃に対するいじめをみた清澄は、彼女を救い出そうとあらゆることをします。

     共に時間を過ごしていくうちに、互いの優しさや美しさの魅力に気づき、2人の距離はぐっと縮まります。

     ところが、玻璃には打ち明けられない秘密がありました。それは父親から暴力を受けていること。そして数年前に祖母を沼に埋める手伝いをさせられたことも話します。

     清澄は父親から玻璃を救うべく行動に出ましたが、逃げようと思ったところで2人は父親に見つかり、ゴルフクラブで殴ら

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    2021年02月26日
  • 砕け散るところを見せてあげる(新潮文庫nex)

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    2度読んで、あぁ!そう言うことか!と腑に落ちた。
    切ないけれど、ドキドキする。
    主人公の人を想う気持ちが真っ直ぐで、何度も読みたくなります。

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    2021年01月27日
  • 知らない映画のサントラを聴く(新潮文庫nex)

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    相変わらず愉快なモノローグと流麗な情景描写が健在な竹宮マジックにぐいぐいと引き込まれましたが、タイトルは今一つ内容とそぐわない感じが拭えませんでした。読後の清涼感はあるものの「砕け散るところを~」超えはしなかったような。

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    2020年04月05日
  • ゴールデンタイム1 春にしてブラックアウト

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    可愛い!!
    久々のラノベ!!めっちゃ可愛い。
    万里も香子も二次元君も!!出てくるキャラがほんっまみんな素敵!!リンダ先輩との過去も気になるし!!
    二巻も読むの楽しみ!!

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    2020年02月13日
  • 知らない映画のサントラを聴く(新潮文庫nex)

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    23歳、無職。
    大切な大切な存在を失い
    後悔にまみれた(でも自堕落な)生活を送っている

    そこに現れたのが、親友の元カレ。しかもセーラー服のコスプレつき!

    軽快な文章で一気読み。
    お互いの傷を舐め合うような関係って
    しんどくないのかなぁと思いつつ。。。

    昴のキャラがいい。

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    2020年02月09日
  • 応えろ生きてる星

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    2020/1/8
    いきなり衝撃的な展開からスタートして、スピード感に乗って一気に読んでしまいました。
    とらドラ!の作者ということで以前から小説が気になっていました。読んでみると感情の起伏が激しい人たちが織りなす物語だけどそれぞれのキャラの憎めなさというかそれぞれが持ち合わせている面白さがいい感じにミックスされているなと思います。
    いきなりのスタートが主人公の久田廉次が結婚パーティーで嫁さんになるはずだった満優に逃げられ、バーで飲んでいれば突然キスされて、みたいなわけ分かんない出だしに内容が後から追いついてくるといったところでしょうか。
    この廉次と朔のもつ物語内での勢いはどことなくとらドラ!のり

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    2020年01月08日
  • 応えろ生きてる星

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    相変わらず、ゆゆ子さんの書くキャラクターは、喜怒哀楽の激しい、エキセントリックな性格だなあ。
    そして怒涛の力業展開。
    正直所々置いてきぼりを食らった。
    うーん、自分が年をとったと言うことなのかなあ。それはそれでちょっと悲しい。

    クライマックスの主人公の咆哮から再会場面までは、これぞゆゆ子節という感じで、やっぱりいい。
    最近の物語では珍しく素直にハッピイエンドなのも良かった。

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    2019年05月02日
  • おまえのすべてが燃え上がる(新潮文庫nex)

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    「お前の全てが燃え上がる。」

    表紙の透明感あふれるイラストに惹かれて
    きっと繊細な家族愛や恋を綴った作品なのだろうと
    購入しました。

    内容を読み進めてまず思ったこと、

    「表紙詐欺!!」

    冒頭で不倫相手の妻に刃物で襲われ
    命からがら逃げながらもギャグ調。

    絶縁した初恋の男性、
    醍醐と偶然再開をする場面でさえギャグ調。

    主人公は口を開けばおまえ、うんこ、きもいなど
    お世辞にも言葉遣いはよくありません。

    いい意味で期待を裏切られ、

    主人公のあまりの歯に衣着せぬ物言いに
    小説の帯では電車で泣いたとありましたが、
    私は電車で笑ってしました。

    面白いけれど、
    ずっとこの調子だったら疲れ

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    2019年03月09日
  • 知らない映画のサントラを聴く(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    派手な要素はないのに、ダメダメな人間しか出てこないのに、
    なんだか分からないけれど、
    妙に惹かれる。
    人に説明しようとするとうまく言葉にできなくてもどかしいけれど、
    なぜか、読み終わってもずっと忘れられず胸に残る一冊というのが
    年に数回ある。
    それは本読みには幸福な出会いであり、
    読書の醍醐味と言えるだろう。

    僕にとってのそんな一冊がコレ。

    まず、センス抜群の表紙のイラストとPopなレイアウトに一目ボレ。
    手に取らずにはいられないその表紙の素晴しさよ。
    CDならジャケ買い間違いなしだろう。
    そして『知らない映画のサントラを聴く』という
    吸引力に優れインパクトあるタイトルをひとたび読んでしま

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    2019年03月04日
  • 応えろ生きてる星

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    衝撃的な場面から始まり最後まで一気読み。ふとした瞬間に気付く。こういう恋の始まりも良いものだ。
    あらすじ(背表紙より)
    結婚直前の会社員・廉次の前に現れた女は、突然のキスと、謎の言葉を残して消える。直後に、婚約者に目の前で別の男と駆け落ちをされた廉次は謎の女と再会。婚約者の行方をある手段で探し出そうとする。奪われて、失った、その先にあるものは―。過去と向き合い、抱え続けた痛みからの再生を描く書き下ろし長篇小説。

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    2018年10月08日
  • とらドラ8!

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    クリスマスに実乃梨に告白することさえもしりぞけられた竜児は、新しい年を迎えてまもないうちに、2年生最後の一大イヴェントである修学旅行がはじまります。

    大河は、実乃梨が竜児を拒んだのは、実乃梨が親友である自分と竜児との仲を誤解しているためだと考え、あくまでも竜児の恋を応援しようとします。一方、北村に想いを寄せていた木原摩耶(きはら・まや)と、そんな彼女の行動を茶化した能登久光(のと・ひさみつ)とのあいだでケンカがはじまってしまい、そのことがきっかけで竜児や大河を中心とする、これまで危ういバランスをとってきた人間関係が、一気に崩壊の危機に直面することになります。

    そんななか、大河が遭難するとい

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    2018年08月12日
  • おまえのすべてが燃え上がる(新潮文庫nex)

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    「俺はそんなことでおまえに対する見方を変えたりしねえよ。おまえは誰かの奥さんにとっちゃ殺したいほど憎い相手だったんだろうが、それは俺には関係ねえ。俺とお前の関係には、他の誰も関係ねえ。」

    『そんな私を誰がどう思ってるいるかなんてことも、心の底からどうでもよかった。なにを言われたって相手にしなけりゃ無音と同じだ。利用されてる? 使用している? あわれ? あばずれ? 汚らわしい? いずれ刺される? そんなのお互い様なんだよ。』

    『酸素を使って、電気を使って、ガスを使って、水を使って、インフラに寄生して。倫理を破壊して人を傷つけて、食い扶持すら人から盗んでる。それが私という人間だ。生み出せるのは

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    2018年01月20日
  • 応えろ生きてる星

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    結婚式の前日に、見ず知らずの女性にバーで、突然のキス。そして結婚式で花嫁に逃げられと言う展開。

    「間違ってみなければ、わたしにはその大きさすら、きっと永遠にわからなかった。」

    出会いと別れは表裏一体。別れがあるから、出会いがある。大切なのは前を向いて歩けるかどうか。自分は絶対に幸せになる。夢を叶える。ふたりのベクトルが同じなら、別れすらもプラスなのかなと思う。

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    2017年11月29日
  • おまえのすべてが燃え上がる(新潮文庫nex)

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    軽快過ぎる会話と青葉さんとのやり取りは好きだったし、青葉さんと昼飯に行く時の会話はぐっときた。そして最後はあれよあれよとこうなるのかという驚きもあったけど、睦月については結構最初の頃から想像がついたし、似たような設定の小説も読んだ記憶がある。なので面白かったけど☆4つです。

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    2017年07月05日
  • あしたはひとりにしてくれ

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    ネタバレ

    新作が出たら追いかけようと決めている作者の一人、竹宮ゆゆこ氏の作品。私的には久し振りに「当たり」。瑛人がアイスに出会い、幼いころから持っていた鬱屈とした気持ちを解きほぐしていく、そんなやりとりが文章を読んでいてなんか温かい気分にさせてくれた。やっぱり人と人との触れ合いは大切なんだな。ラノベチックな設定は一般文芸ではどうかと思うけど、登場人物の心の内面を文章にするのがこの人は旨いなと読んでいて思う。新作も出ているので、これも機会を見つけて読んでいきたい。感想はこんなところです。

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    2017年06月22日
  • あしたはひとりにしてくれ

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    「あしたはひとりにしてくれ」
    読み終わったあとタイトルを見返すと、瑛人が思っいきり笑いながら叫んでるのが頭に浮かんできた。
    アベコベでシュールな展開に、冒頭の猟奇的な描写は何だったのか?と思いながら読んでいましたが、あのシーンのお陰で、瑛人の言動に常に冒頭のシーンがチラついて不安定な精神状態が体感できた気がする。自分が持っていてもいいもの、抱え込んでいていいもの。生きていくのにも、ある程度重みが必要だなと改めて思いました。
    スピード感があって、読みやすかったです。

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    2017年04月09日
  • ゴールデンタイム2 答えはYES

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    読み始めてから読み終わるまでに2ヶ月以上の時が流れた……仕事が忙しかったなんてのは言い訳で、修羅場を脱してからひと月半ひたすら腑抜けていた。昔放送してたアニメを見てたから話の流れは把握できてるけど、この二ヶ月まともに本を読んでいないことが問題なわけで。つーかこれ、本の感想ですらないわけで。
    来月からまた頑張りましょう。

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    2017年03月31日
  • 知らない映画のサントラを聴く(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    朝野がいなくなって2年が過ぎても知らない映画のサントラを聴いて朝野を思い出し切なくなる枇杷を思うと悲しい。でも、朝野と昴からこの美しい世界で生きていくことが幸せとだと気づかせてもらえて。枇杷の花言葉は昴から枇杷への想いなのかな。そうならいいな。辛くても生きていかなくちゃと思うから。その為には、一人じゃなくて誰かが必要だし、その相手が誰でも罪と言わなくていいと思う。

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    2017年01月24日
  • あしたはひとりにしてくれ

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    相変わらずのゆゆこ節。 
    感動の涙は出なかったけど、結構好き。 だいぶ好き。 
    なんか好きなんだよなぁゆゆこ節。 
    感情を思いっ切りぶつけてるからかな。
    100%感情で出来ている青春(?)小説です。 

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    2017年01月02日
  • ゴールデンタイム1 春にしてブラックアウト

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    アニメが放送されていた頃に興味を持って買って、そのまま数年間寝かせるという自分の悪いクセと向き合うべく手に取った。アニメは最後まで見たので内容は大体把握してるし、登場人物も「おー久しぶり」くらいの親しみが持てる距離感。
    まず最初に感じたのは、世間一般で言われる「小説」と「ライトノベル」の違い。ライトノベルを手に取ること自体が久しぶりだったんだけど、自分が思う「小説」に比べて情景描写に割く文章量がすごく多いと感じた。ふわふわとした区別になるけど、小説が「人間」を書くことに重きを置いているような気がするのに対して、ライトノベルは「物語」を重視した読み物なのかもな、なんてことを思った。ただでさえファ

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    2016年10月30日