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本作はタイトルにある「とら×ドラ」のお話です。
これは「虎×竜」を意味しています。
ただし、本物の虎と竜が戦うようなバトルものではありません。
甘酸っぱい学園青春ラブコメディです。ええ、甘酸っぱいです。
高校生の恋愛のあるある、人として当たり前のように抱えそうな葛藤、読んでいて思わず「うんうんあるある...」となってしまう。
それ故に物語に引き込まれます。
恋愛の難しさだけでなく、人と付き合うことの難しさ、しかし難しいがゆえの楽しさというものを本作から学ぶことができると思います。
今恋愛してる、あるいは周囲に恋愛している・悩んでいる友達がいるという紳士淑女の皆様、騙されたと思って本作を手に取ってみてください。
Posted by ブクログ
波瀾万丈の8巻。今までそれぞれで我慢していたもの、隠していたもの、触れられずにいたものが、噴出して嵐となる。北村の天然ばりの鈍さ、大河の密かな決意と人知れない想い、竜児の心、実乃梨の想いと苦悩と傲慢さ、分かってしまう亜美のイラつき、能登の考えと摩耶と奈々子の行動。それぞれがそれぞれで考えて動いてこんがらがって隠し事をして、どうにも身動きとれなくなってしまったり衝突したり。今まで表面的に調和していたものが、体裁を保てなくなってきた。大河と亜美のケンカは日常だし、竜児と大河のケンカはじゃれあいだし、お互いをある意味信頼してて分かってて噛みつき合っているだけ。でも今回の喧嘩は違う。亜美と実乃梨のケンカはガチだし、男性vs女子のケンカはじゃれあい馴れ合いでは済まない。大河達は、顔が身長がとくだらないことで悩んでいたあの時が懐かしく思えるのだろうか。
実乃梨の想いを知りたい。何故頑なに竜児の想いを認めようとしない。なかったことにしようとする。なせか。大河がいるからか?親友の好きな人だからか?一言「友達としか思えない」と竜児に言ってやればいいじゃないか。なぜ本音に触れるのを恐れる。傲慢を自覚しておいて。
みのりんの想いを、知りたい。9巻へいく。
Posted by ブクログ
せ…切ない…
泣きそうになっちゃったよ…
みのりんの気持ち
大河の気持ち
そして竜児の気持ち
複雑に絡んでしまったそれを、綺麗にするには
もう何本か切ってしまわないといけない
切らないと今のまま絡んでぐちゃぐちゃで
みんなが複雑でモヤモヤとし続ける
しかし気持ちを切るのは痛くって苦しくってキツくて…
あ~みんは一人でそれをやってのけた
彼女は大人だったから
そうせざるをえなかった
痛い痛い痛い
切ない切ない切ない…
アニメを見てしまっているから結論は知っているけど
それでも切ない
僕は友人に
大事な大事な君に大切な大切なあの人を渡せるかな?
無理だと思うよ…
でも君があの人を大事にしてくれる
あの人が君を大事にしてくれる
そう確信できたら譲れるかもしれない。
痛い痛い痛い
切ない
辛い
恋ってどうしてキラキラしていないんだろう?
輝き続けてくれないんだろう?
Posted by ブクログ
『とらドラ!』第8巻。
クリスマスイブの夜に意を決して実乃梨に告白しようとするが、告白の言葉を口にすることすらも拒絶され、意気消沈のままインフルエンザで年末年始寝込んで過ごすことになった竜児。そんなことがあった後の新学期。まともに顔を合わせることも出来ない自分とは対照的に、いつもどおりの調子で接してくる実乃梨に困惑する竜児。一方、実乃梨が竜児を振ったことが信じられない大河は、自分が竜児の傍に居過ぎることが原因だと言い、竜児の家に入り浸る生活から脱却して自立することを宣言する。そして来るイベント、修学旅行。竜児は、この最後のチャンスで実乃梨の真意を確かめようとするが―――。
「みのりん vs あーみん」、激突回!(いや、その後にもっと重要なシーンがあるんだけど。)6巻の「大河 vs 会長」のような流血沙汰の殴り合いではないが、テキストを読んでいるだけなのに胃がキリキリしてくる緊張感が凄い。
さて、今回のあーみん。いつも強気なあーみんが、実乃梨との言い争いの取っ組み合いで若干、幼児退行している感じなのが可愛いです、はい。
「だってこいつがこいつがこいつがぁ!あたし悪くないいぃぃぃっ!」(中略)亜美は北村の腕に掴まったまま目を真っ赤にして「ひっ、ひっ」と声を引きつけ(後略)(257-258頁)
↑いや、ヤバイ。めちゃくちゃ可愛い。(あーみんだから許される!)
あとはこの台詞を竜児に言った時の気持ちを想像すると泣けてくる・・・。↓
「タイガーは、最近、一人立ちしようと頑張ってるんだってね。そして実乃梨ちゃんは高須くんをきっぱりふった。……二人が高須くんの手を離したところで、あたしがその手を、掴んじゃおうかな。実はこうなったのってあたしの作戦通り。あたし、ずっと高須くんと付き合いたいなーって思ってた。好きだから。……って言ったらどうする? うそだけど」(250頁)
Posted by ブクログ
クリスマスに実乃梨に告白することさえもしりぞけられた竜児は、新しい年を迎えてまもないうちに、2年生最後の一大イヴェントである修学旅行がはじまります。
大河は、実乃梨が竜児を拒んだのは、実乃梨が親友である自分と竜児との仲を誤解しているためだと考え、あくまでも竜児の恋を応援しようとします。一方、北村に想いを寄せていた木原摩耶(きはら・まや)と、そんな彼女の行動を茶化した能登久光(のと・ひさみつ)とのあいだでケンカがはじまってしまい、そのことがきっかけで竜児や大河を中心とする、これまで危ういバランスをとってきた人間関係が、一気に崩壊の危機に直面することになります。
そんななか、大河が遭難するという事件が起こります。竜児たちは彼女の救出に向かい、無事に大河をつれて帰ることになりますが、その途上で竜児は意識が朦朧としている大河の口から決定的なことばを聞かされることになります。
本編も残すところあと2巻となり、ここからフラグ回収へと向かっていくような展開となっています。どのようなかたちで結末を迎えることになるのかたのしみです。
Posted by ブクログ
クリスマスイブに実乃梨に振られた竜児は年末年始をインフルエンザで過ごし、憂鬱な気分のまま新学期を迎える。大河は竜児からの独立を宣言し、実乃梨は以前と同じように竜児に話しかけ、亜美はいつも以上に苛ついていて……。そんな不安定な状態の中一行は修学旅行で雪山に向かうこととなる。
実乃梨が竜児を振ってしまった事で本来なら不必要な混乱が生じている。こういった空気はそう簡単に元通りにはなりはしない。竜児が言っていたようにもう既に『全然何でもなかった』で済ませられる領域を超えてしまっている。これから彼らがどのように悩み、どのような選択をして行くのか非常に興味深い。作者の丁寧な描写をこれからも拝見したいものだ。
ただ、どれほどシリアスなシーンでも先生を『独身(30)』と表記し続ける竹宮先生はどんな拘りを持っているんだ(笑)
それほどまでに三十路の壁というのは大きいのか?
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