竹宮ゆゆこのレビュー一覧

  • 寝てる場合じゃねえんだよ

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    ジャケ買いしてしまいました。
    キャラクターがなかなか濃厚でした。
    やり取りが面白い…のに、心の内の辛さや葛藤も丁寧に描かれていて、最後こうなるの!?と謎解きのような要素も含まれ、盛り沢山な一冊でした!

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    2026年03月11日
  • あれは閃光、ぼくらの心中

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    竹宮ゆゆこさんを続けて。
    前作は 映画化されていて、こちらはコミカライズされています。
    タイトルに読書欲を惹きつける魅力を持たせる作家さん。

    拾う系BLのカテゴリに入るのでしょうか?
    拾ってもらう系という新ジャンルかもしれません。拾われた先は、最近のBL設定にありがちな汚部屋。それをお片付けする拾われ男子高校生。

    おそらく、前作からもこの作家さんはゴミ自体にもメタファーをかけていそうですが、
    次々と湧き出るような言葉と文章に
    少し戸惑い気味です。

    家出高校生と ホストの短い期間だけれども
    支え合えたその瞬間。
    好きなストーリーなんだけど
    歳とったのか、ドタバタって感じが入り込めないのです。

    家出した高校生と、行き場を失いかけたホスト。
    関係はそのままでは、長くは続かないし、未来が約束されるわけでもない。
    けれど、ほんの短い時間、互いの生活に踏み込み、ゴミを片付け、言葉を交わし、支え合った瞬間があった。

    どれを閃光としたのかは 判断つかねました。
    あー評価高いんですよねー。
    もうダメなのかなあー。

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    2026年01月08日
  • 砕け散るところを見せてあげる(新潮文庫nex)

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    死んだのは、二人。

    その死は、何を残すのか。

    土瓶さんではないけれど 
    それ読みなはれ、と言わんばかりのタイトル。
    そりゃあ 砕け散るところを見せていただきたい。

    さすがに鈍い私も あの苦手なやつねと気がつきはしました。
    しかーし、先人kumaさんと土瓶さんのレビューがあるから、大丈夫!
    でもなかったですが、苦手な方面はなんとなく了解できたんです。このパターンは、他で読んだことがあったから。
    それ以上に掴めないのが、メタファーなのかなんの象徴なのかわからない幾つかの言葉。
    これらを 新潮nextがターゲットとする若者はすんなりとわかるんだろうか?
    それが何かはわからなかったけれど、
    ミステリアスな小説として楽しめました。

    砕け散ったのは、UFOが象徴する何か?

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    2026年01月07日
  • 知らない映画のサントラを聴く(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    とてもライトな文体で、私は最後まで読み慣れなかったです…。枇杷にとっての朝野は、亡くなってからもずーっと大切な人であり続けていることがすごく伝わってきて、大親友だったんだなと思いました。朝野の元カレ昴も実家を追い出された枇杷のことを家に置いてくれたり、いい奴なんだなと思います。枇杷と昴のやり取りが微笑ましく、ここに朝野がいればどんな感じだったんだろうな、と思いました。

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    2025年12月21日
  • 心臓の王国

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    なんとなく手に取った本。冒頭はなんか話の展開が読めそうな内容で、中盤以降の神威自身の話になってからは没頭した。最後のそれぞれの視点が良かった。
    うーちゃんの心臓はどこから? それが疑問に残った。続編があればもっと面白いかもしれない

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    2025年09月21日
  • あれは閃光、ぼくらの心中

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    今いる現状から逃げ出したくなる気持ちはあっても、それを実行に移すことはあまりない、そんな人におすすめのストーリーでした。
    人から見ると恵まれているのに、本人は気が付かない。自分でいっぱいになっているから周りの人のことまで気が回らない。そんな主人公にも周りの人は優しいです。
    再会するまでの間の弥勒のことも知りたかったです。

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    2025年06月23日
  • 砕け散るところを見せてあげる(新潮文庫nex)

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    タイトルと帯に伊坂幸太郎の名前が出ていたことに惹かれて読む。
    タイトルが「沈黙の砕け散り」で帯にスティーブン・セガールの名前が出ていたら、読んでいないだろう。いや、逆に読んでいたかもしれない。

    で、だ。

    タイトルと帯ってやっぱ影響力あるなぁと思いつつも、作品の内容もなかなか良く、グイグイ読ませる。36歳妻子ありでもそこそこ楽しいめるラノベ。

    途中、やっぱラノベ無理かも、と感じつつ、最後が気になるあたり、作者の力量だろう。

    ラノベ好きならより楽しめるのかも。
    36歳妻子ありはそろそろラノベはやっぱ、卒業かな。

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    2025年04月08日
  • 知らない映画のサントラを聴く(新潮文庫nex)

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    やはり、もう少しで35歳の身体にはラノベはキツくなってきている。

    ただ、

    「ていうか今これ脱いだら、私に残された下半身の守りはパンツだけになるんだよ。おまえには受け止めきれないほどセクシーに成り果てるんだよ」

    は、秀逸。

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    2025年04月08日
  • 心臓の王国

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    ネタバレ

    緩急が強過ぎて心臓が置いてかれてしまう。せいしゅんと命に向き合う、確実なフィクションにも関わらず妙に現実を考えさせられる面白い作品だった。ただ、その面白さに到達するためには序盤のライトノベルなノリに慣れないと辿り着けない。このノリがあるからこそ、終盤の展開に戸惑うのだが、一定数離脱してしまう人はいるのだろうと思うと勿体無い。ラノベ慣れは必須。最初ファンタジーかと思ったら茶番劇があり、そこからせいしゅん、そして命と向き合う本音と恐ろしい事実が待ち受ける。

    それにしても、17歳の友情は眩しい。

    病気の妹に対してのいなければ良かったのにというコウタロウの本音は強く共感できる子どもの気持ちを表現しているし、カムイの人身売買団体の話も、完全にあり得ないともいえないリアルさがある。

    序盤のラノベ全開の展開もこの真相を悟らせないためのブラフであり、真相が判明してからは寧ろちょっとだけ怖いとさえ思えてしまう。上っ面の怖さね。

    世界に目を向ければ、いや日本にだってあり得るんだろう。事実ドナーを待つ子どもはいて、そこの裏は誰にもわからない。わからないからこそ、想像が出来てわからないからこそ、救いも描ける。

    面白かった。

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    2025年01月19日
  • 心臓の王国

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    ネタバレ

    なんとなく冒頭から、『わたしを離さないで」みたいな流れになっていくのかな…と思いつつ読んだ。
    ラノベ調の青春パートが、楽しいけど、物語の起伏が少なく読むのが苦痛だった。ハッピーエンドでよかったね。

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    2024年10月31日
  • 心臓の王国

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    ネタバレ

    『読書メーター読みたい本ランキング1位!』の帯に踊らされて読んだせいで★×3.5かな...読書メーターってどうなん...

    文章と内容がめちゃめちゃにライトノベルで読むのかしんどかった。いや、ライトノベルは普通に読むよ?ただこんな一般書のふりした分厚めの本でこのノリはなかなかに。(読み出してから知ったがとらドラの人なんや?読んだことないけど名前は知ってた)
    アニメ映画だったら普通に面白くみれたと思う。ただ個人的に大オチと終わり方はあまり好みでないかも…

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    2024年07月30日
  • 心臓の王国

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    ネタバレ

    正直好みでない。

    自分語りの「最強」青春ものの軽い語り口調にまず疲れる。キャラクターも強烈だが、輝くどころか痛々しい。

    タイトルとイントロダクションから、テスカトリポカの流れを予想したらまあ概ねその通りで。新興宗教に無敵の人まで絡めたものだから、カオス。

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    2024年07月07日
  • 知らない映画のサントラを聴く(新潮文庫nex)

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    癖の強い文体に戸惑った。
    親友を亡くした主人公がその元彼と同棲するという話だが、物語の輪郭をあえてぼかしているような印象が強い。あえてとっ散らかしたまま突っ走るのには驚いたが、この奇妙な文体と作風にはそれがマッチしていて勢いのままに読めてしまった。ストーリーというより掛け合いに独特のセンスを感じた。

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    2024年06月28日
  • 心臓の王国

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    読み始めはボーイミーツボーイなラノベかなと印象を受け肌に合わないかもと思いながら読み進めていましたが、後半にかけて雰囲気が変わり今までの話がより鮮明になりこれはもう一回読んだ方がいいと思えるほどでした。文章自体は堅苦しくなく人物も多くないので読みやすいと思います。

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    2024年04月08日
  • いいからしばらく黙ってろ!

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    結婚も就職も失ったまま大学の卒業を迎えてしまった富士が、崖っぷち劇団に転がり込んで「生きてる!」と叫ぶために生きる話。

    崖っぷち劇団バーバリアン・スキルの団員は全員超個性的で演劇バカ。
    特にリーダー南野の「世界の中心は俺!」マインドは鬱陶しくも美しい。

    主人公の富士が吹っ切れてからの物語の勢いがいいです。後半からが怒涛。
    命が燃えてる!生きてる!って物語が叫んでる。

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    2024年04月03日
  • 心臓の王国

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    鬼島雄太郎が夏休みのある日出会ったのは、不思議な頓珍漢なアストラム神威という男子。
    一生会うこともないと思ったところに、転校生として高校に、しかも同じクラスにやってきた。
    青春しに来たと宣言し、雄太郎にベッタリ。
    どこかちぐはぐで、世間を知らない神威に振り回される日々。
    しかし、病気で入院する妹の字以子の存在を知られてしまうことで、2人の関係は変わっていくことになる。

    最初はまとわりついてくる神威にうんざりしながらも、少しずつクラスに溶け込んでいく姿にほっとするや束の間の、文化祭。からの、生い立ち話。
    もしや…が、割とえぐい事実に、どこか遠い話が、現実にあるかもしれないというリアルさとなり怖さを持ち始めた。
    誰かを思う強さが、ここまで互いの結びつきを強め、相手の幸せを願う。2人とも、血肉の通った人間だ。

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    2024年04月02日
  • 心臓の王国

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    ネタバレ

    『こどもはみんな愛されて幸せになるために生まれてくるんだ』
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    17歳という年は、大人になる一歩手前の、まさに "せいしゅん" 真っ只中の特別な1年なのだ。
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    ⁡
    最初のプロローグで、なんかカズオ・イシグロの「わたしを離さないで」っぽいな〜と感じた。
    それもあってなんとなく話の展開は想像ついてたんだけど、いざ読み出してみると、あれ?やたらとライトで明るいじゃないか〜!
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    主人公は高校生の鋼太郎と留学生のアストラル神威(スゴい名前!)の、共に17歳の2人。
    神威は今まで経験した事のない"せいしゅん"を味わってみたいのだという。
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    全500ページほどある中の400ページ弱が、わちゃわちゃした青春小説といった感じ。
    それが後半100ページで、急に想像してた重い雰囲気にガラッと変わる。
    温度差激しい、、(๑_๑;)
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    中高生の青春ものは、なんかノリについてけず苦手なんだけど、プロローグ的な部分がどう繋がるのか気になって読み切れた。
    それにしても400ページも青春ものは長い〜
    展開が変わってからは一気読みだったけど、前半が明るかった分、余計にズシっときた。
    なんていうか、これ後半読むと、前半のわちゃわちゃうるさかったとこが生きるって感じかな。
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    でもなんかな〜〜
    読み終わっても手放しで良かった〜とは思えず、むなしさ残るかな。
    はぁ〜〜(´•ω•̥`)
    ⁡
    ⁡

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    2024年03月29日
  • 心臓の王国

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    メディアワークス文庫とかで出したほうが良かったんじゃないかな〜新潮社nexとか。本好きには察してもらえると思うけれど、そんな感じのライトな文章。悪くなかったのだけれど、同じテーマでもっと重厚な文章で読んでみたかった。

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    2024年02月18日
  • 砕け散るところを見せてあげる(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    ふわふわとした気持ちで終わって
    考察読んでザッと2周してハッとした
    んなわけないだろうな…という気持ちを抱えながら
    6〜7割読んで一気にどんでん返し。
    でもまぁ思ってたよりそうでもなかったかな、
    なんて思ったけどさらにまたひっくり返し。
    よかった!けど私の好みにガッツリと
    ハマったかと言われたらそうでもなかったかな…?

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    2023年12月07日
  • 心が折れた夜のプレイリスト(新潮文庫nex)

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    竹宮ゆゆこさんといえば、とらドラなんだろうけれど、それは読んだことも観たこともないんだよね。

    他の著作は結構読んでいるけれど、今回の作品のキャラクターもぶっ飛んでいて、ある意味面白い。

    その中に、大切なことが詰まっている感じが結構好き。

    ラーメン食べたくなるような、逆に食べたくなくなるような。

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    2023年10月02日