竹宮ゆゆこのレビュー一覧

  • 知らない映画のサントラを聴く(新潮文庫nex)

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    前半ね、やっぱりラノベ作家だな、と思うんですよ/ 笑わせるつもりなのか、銀魂を劣化させたつっこみずっとやってるし、さむいしすべってるんですよ/ 人を笑わせる才能はまったくないし、技術もない/ 所詮とらドラだなと思って読んでたんですけどね、男が出てきてから続きが気になってずっと読んでしまったんですね/ ひとり良いキャラがいると面白くなるよね、という話/ 最後、昴に喋らせろよ! という欲求がのこりました/ 実際は少し悲しい話なんだけど/ 

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    2018年10月08日
  • おまえのすべてが燃え上がる(新潮文庫nex)

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    学級文庫に置いてあった本
    表紙で選んでしまった
    読んでいて前半の部分で自暴自棄になっている信濃の言葉今の自分にで刺さるフレーズがたくさんあった。
    2つに分けると信濃と醍醐の話、信濃のその後の話、みたいな感じに分けられるけど、途中いきなり話が変わりすぎて内容がわからなくなった。結局睦月は信濃の中の幻ってことであっているのか、?26歳のときの信濃と醍醐が上手く行ってればよかったのにってかなり思う。

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    2018年09月26日
  • とらドラ・スピンオフ3! 俺の弁当を見てくれ

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    シリーズ番外編第3弾。

    さまざまな機会に発表された『とらドラ!』の短編をまとめた本です。能登と摩耶のその後をえがいた後日談的な作品も収められている一方、本編とは異なる結末を迎えたパラレル・ワールドにおける竜児や大河たちの運命をえがいた、著者自身によるパロディといった印象の短編も含まれています。

    実乃梨と亜美の関係など、本編で積み残したままになっていたエピソードについても、もうすこしていねいな補填がなされるものと思っていたので若干期待はずれの感もありましたが、これはこれで十分にたのしめました。

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    2018年08月13日
  • とらドラ10!

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    シリーズ最終巻。

    家を飛び出した竜児と大河は泰子の実家を訪れ、親子二代にわたってこじれてしまった関係を、もう一度紡ぎなおしていくことになります。

    そして、竜児以上に深刻な母親との関係に悩み苦しんでいた大河は、ようやくここから親子の関係を築いていくためのスタート・ラインに立つことになります。恋ヶ窪先生は、そんな彼女のために身体を張って戦い、竜児もまたなによりも大河自身のためになることを必死に考えて、ひとつの結論にたどり着きます。

    いくつか伏線を回収しきれていないところもありますが、番外編第3弾で後日談的に語られることになるのでしょうか。ともあれ、若干あわただしく締めくくった感があるものの、

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    2018年08月13日
  • とらドラ・スピンオフ2! 虎、肥ゆる秋

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    シリーズ番外編第2弾は、短編集です。

    「虎、肥ゆる秋」「THE END OF なつやすみ」「秋がきたから畑に行こう!」の3本は、竜児と大河の日常のひとコマを描いています。「春になったら群馬に行こう!」は、本編で登場した春田浩次(はるた・こうじ)と、彼の年上の彼女とおぼしき女性との出会いをえがいています。「先生のお気に入り」は、恋ヶ窪先生が22歳の新任教師のころのエピソードです。

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    2018年08月13日
  • とらドラ9!

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    大河の本当の気持ちを知ってしまった竜児は、彼女との関係に悩み、その場に立ち尽くすほかなすすべがありません。

    その一方、3年生への進級を目前に控える彼らは進路調査の提出を求められますが、それぞれの家庭の事情をかかえる竜児と大河は、提出期限がすぎても進路調査を担任に提出することを拒んでいました。そんななか、竜児の大学進学を後押しする母の泰子が病に臥せってしまうという事件が起こり、竜児は自分がなにをするべきなのか悩みます。

    前回は、大河の気持ちが竜児に知られてしまったところで終わったため、てっきり今回で亜美のフラグを回収し、最終巻で締めくくりという運びになるのかと予想していたのですが、思いがけず

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    2018年08月12日
  • とらドラ7!

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    今回はクリスマス編です。

    北村の提案でクリスマス・パーティが開かれることになり、実乃梨に想いを寄せる竜児のため、大河もバックアップすると約束してくれます。ところが、肝心の実乃梨はソフトボールの試合でミスをして仲間に迷惑をかけてしまったことを理由に、パーティへの参加を拒否します。さらに、彼女はクリスマス・ツリーを壊してしまうというトラブルまで起こしてしまいます。竜児はそんな彼女のことを想いつづけますが、そんな彼の気持ちがますます実乃梨の心に重くのしかかってきます。

    それぞれのキャラクターの一途な気持ちがたがいに絡みあい、誰もが思ってもいなかった方向へと動き出す、これぞ王道ラブコメという展開で

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    2018年08月12日
  • あしたはひとりにしてくれ

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    竹宮ゆゆこはラノベながら「とらドラ!」の頃から注目していた作家だった。話の導入は生き埋めの女という突拍子のないものだったが、話はあまり大きな驚きもなく進み、最終的には収まるところに着地。

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    2018年06月30日
  • 知らない映画のサントラを聴く(新潮文庫nex)

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    無職の主人公は、夜な夜な道を徘徊する。
    それは泥棒から、あるものを取り返すため。

    泥棒との攻防戦!? と思いきや、泥棒はセーラー服で
    正体はあれで、しかも目的が、それ!? な状態。
    後で悔やむから後悔、という現実を、思いっきり
    突きつけられた『泥棒』ですけど、これは…ない。
    ないといえば、主人公の家。
    なんだそれ!? という話ですが、子供まだいるのに
    出て行けって…。
    完全に、嫁が黒幕??

    とか思っていたのですが、それにしては何だか
    家族全員がのんきにしてます。
    嫁に洗脳されたのか…と思っていたら、な驚きの真実。
    まさか普通、そんな事になるとは思いませんよね。
    それを言うなら、主人公もよく

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    2018年05月21日
  • おまえのすべてが燃え上がる(新潮文庫nex)

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    読んでいて苦しかった。信濃と醍醐の生き方や考え方が切なくてさみしくて切なかった。でも最終的には再生してしあわせな未来を紡いでくれてよかった。独白が切々としすぎていて痛々しかった。弟がうつくしかった…

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    2018年03月04日
  • ゴールデンタイム5 ONRYOの夏 日本の夏

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    自宅デートを繰り返す日々は楽しいけれど
    約一名挙動不審者がいたりする。

    記憶をなくして、今の自分になった病院から、の回想。
    これがどこにいくのかと言いますと、やはり
    元ストーキングされていた彼の所?
    一体どういう状態で遊べなくて、先輩と会っていたのか。
    普通に考えれば皆様と一緒ですけど。
    そもそも、他の女にもし切り替えられたとして
    ショック受けてる女の子は思い上がりも…とか
    言ってしまったりするのでしょうか?

    何だか妙にテンション高く、落ちる時は落ちてみて。
    カレー焼きそばも面白いですが、先輩に囲まれて
    うっかり乗ってしまった状態も面白いw
    人間、常識を手放した方が楽ですよ?

    で、最後は

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    2018年02月16日
  • 応えろ生きてる星

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    相変わらずの男女のハチャメチャなゆゆこ節。   
    直情直球ど真ん中をひた走る。    
    しかしまぁよく飽きもせず毎回毎回こんな話を書けるもんだ。感心する。読むほうも読むほうだが(笑)。

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    2018年01月18日
  • とらドラ!(8)

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    ネタバレ

    波乱の生徒会長選挙とともに、恋にも決着の時が…。
    そして物語は、それぞれの思いを乗せクリスマスへ――!

    このあたりから一気に話が加速していく感じ。
    だけど当事者たちの気持ちがそれに追い付いていないというか、とにかく複雑になっていくね~。

    いつだって訳知り顔でものを言う亜美ちゃんも、こんなときは他の子とたいして変わらないんだなって思うよ。周りのことがよく見えていても、肝心の自分の気持ちはわからない…そういう普通の高校生なんだなって。
    やっぱ自分の気持ちに正直な人が、見てていちばん清々しい。木原さんとかね。笑
    そういう意味でも、みのりんは勿体無いことしてるなーと思って。
    大河は一応(?)失恋直

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    2018年01月10日
  • おまえのすべてが燃え上がる(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    うーん。結構長い人生の話なのに、なんだかさらーっとしてる感じだった。浅いのかな?会話は笑えるところもあったけど。特に後半は走馬燈のように終わっていった。

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    2017年12月05日
  • おまえのすべてが燃え上がる(新潮文庫nex)

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    26歳のバイトの女性が主人公の長編小説。元恋人や家族との関係の中で物語が進行していく。キックボクシングのシーンは迫力があった。

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    2017年11月19日
  • おまえのすべてが燃え上がる(新潮文庫nex)

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    最初は主人公のガサツさ・優柔不断さに共感できず、うーん…と思っていたのだけど、最後にはまんまとちょっと感動させられてしまいました。
    テンポがよく、大部分がドタバタしています。

    気になるのが、帯。
    内容と合っていない気がするなぁ。

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    2017年10月08日
  • あしたはひとりにしてくれ

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    ネタバレ

    不気味な導入から始まり、途中も暗い展開がいくつかあったけど、
    振り返ってみると割と王道のジュブナイル小説だったと思います。

    あとこの小説の特徴として、妹がとてもアホ可愛い。

    「あたしミカン王!」
    「でもこのミカンは脳みその一部なのです。外すと中身が垂れます」

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    2018年07月01日
  • とらドラ! 1巻

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    ヒロインの女の子に好感があまり持てない…
    あまりに自己中すぎて。
    でもラブコメとしては結構面白い。
    2巻以降に期待。

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    2017年09月08日
  • おまえのすべてが燃え上がる(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

     『知らない映画の~』『砕け散るところを~』に続く新潮文庫nexでの第3弾。それなりに重い幼少時代の設定があり、愛人生活を経て貧乏フリーターをしている「信濃」と、高校以来の幼馴染「醍醐」の話。

     主人公「信濃」は人との距離の取り方がやや不得手のようで、それは親友?の「醍醐」であっても例外ではない。彼女が辛いときに現れる弟の「睦月」の存在は、かえって彼女のいびつさ、求めているものを際立たせる。
     主人公たちの設定や仕掛けは結構食傷的な感じもするが、ネガティブで不器用な独白には共感するとこがないでもない。

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    2017年06月10日
  • あしたはひとりにしてくれ

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    読み終わっての一番の感想は「またやられた…」
    ゆゆこさんの作品は「砕け散るところを見せてあげる」に続き2作目。まだ2作しか読んでいないけれど、ゆゆこさんの作品から醸し出される、”文章のラノベ感と実は奥深いストーリー”な感じが全面に出ていました。

    序盤、思ったよりもスロースタートだなあとおもったけれど、きっとあのスタートは主人公である瑛人のキャラクターを読者に浸透させるためだったのだろうと、読み終わってから思いました。
    ここからは完全にネタバレですが…
    またしてもラスト、「帯に惹かれたのに、自力じゃ理解不能なモヤモヤ感」に苛まれてしまいました。ググったところ、しっかりとタイトルの意味が…
    本当

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    2017年02月24日