竹宮ゆゆこのレビュー一覧
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読み終わっての一番の感想は「またやられた…」
ゆゆこさんの作品は「砕け散るところを見せてあげる」に続き2作目。まだ2作しか読んでいないけれど、ゆゆこさんの作品から醸し出される、”文章のラノベ感と実は奥深いストーリー”な感じが全面に出ていました。
序盤、思ったよりもスロースタートだなあとおもったけれど、きっとあのスタートは主人公である瑛人のキャラクターを読者に浸透させるためだったのだろうと、読み終わってから思いました。
ここからは完全にネタバレですが…
またしてもラスト、「帯に惹かれたのに、自力じゃ理解不能なモヤモヤ感」に苛まれてしまいました。ググったところ、しっかりとタイトルの意味が…
本当にここからはネタバレなのでご注意を!!
「あしたはひとりにしてくれ」→「今は一人ではない」いやー、思考の転換ですね。さすがゆゆこさん、やってくれます!瑛人もアイスも『なんもない』と思っていてもお互いが『なにか』として互いの存在を肯定していく…この関係を恋愛や友情という名のありきたりな関係で描かないあたりが、さすがのゆゆこさんでした!
冒頭の ”こんな夜を見下ろして、宝石箱、とか言っちゃう奴。地上から聞きたい。夜は綺麗か?” この文章を読んで、先月の終わりに読んだ川上未映子さんの「すべて真夜中の恋人たち」の冒頭 ”真夜中はなぜこんなにもきれいなんだろうと思う” と重なる部分があった。私はこう思わずにはいられなくなる。”なぜ夜景は、こんなにも文章、そして物語を美しく脚色してくれるのだろう”と。
とにかく、今夜はくまのぬいぐるみを抱きしめて眠ります。 -
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ネタバレ並び立つ虎と竜の物語、完結です。
プロポーズシーンはベタですが、お互いの気持ちが爆発したようで、スカッとする展開でしたね。
泰子と竜児のわだかまり、そして、泰子と両親のわだかまりも、良い方に向かってホッとしました。
全部望んでやる、と開き直った竜児は人として一回り大きくなったように思います。
ただ、個人的にはメインキャストの面々、櫛枝、北村、川嶋らのその後が気になります。特に川嶋は損してばかりなポジションだったので、楽しく笑っているシーンが見たかったですね。
アニメやスピンオフ作品ではその辺り描かれているんでしょうか。機会があればチェックしたいです。 -
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ネタバレついにとらドラ互いの気持ちが向き合いましたね。
1、2巻あたりはバリバリのコメディでしたが、気づけばしっかり青春恋愛群像劇に昇華していて。読みごたえたっぷりで、ありきたりですが甘酸っぱくもほろ苦い世界に引き込まれました。
こちらの方が先発ですが、物語のテンションの推移が俺ガイルと少しにているかも?かるーいラブコメと見せかけておいて、徐々に登場人物みんなに感情移入させられてしまう。
竜児、大河、亜美、北村、実乃梨、みんな未熟で、悩んで、迷って、それでも決めなくてはいけなくて、選ばなくてはならなくて。
次巻、最終巻でみんながどのように居場所をみつけるのか。しっかり見届けたいと思います。 -
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ネタバレ静岡の実家から東京に帰る直前、
地元の同級生のメイコからもらった手作りパン。
母親からは独身時代に買った指輪を貰って帰ってくる。
パンを抱えて帰ってきた万里。
万里を迎えたのは香子一人ではなく、いつものメンバー。
一旦部屋に戻り荷物を置き、一同食べ放題の焼肉屋へ。
千波と香子は仲良く連れ立ってアイスクリーム等を取りに行く。
二次元君はキレキレの焼き肉軍曹を名乗り。
やなはついにリンダが好きな事を皆に報告。
焼き肉終了後。
香子は万里を待つ間にオブジェを創作。
『エッフェル塔』というが…。
そして、ついに部屋に戻り、万里を襲う香子は自ら作った『エッフェル塔』が頭部に当たり初体験未遂で終わる。
やなは映研の取材にかこつけて、おまけんを取材申し込み。
無事OKもらうも、リンダは嫌な顔を隠せない。
万里を呼び出し文句。
が。
仲良くしている場面を千波に見られ、『最低』と言われる万里。
全く意味が理解出来ない万里は唖然。
ある日曜日。
おまけん総勢で街の阿波踊りに参加。
その本番真っ只中、万里は以前の万里に引き戻される。
突然ぶっ飛ぶ意識。違和感だらけの実感。
すぐに元の万里に戻るが…
踊りが終わり着替えていると、私学連の本部長登場。
私学連で踊ってくれるな と通達。
万里だけではなく、踊れてない人があまりのも多いとの事。
衣装も全て返納し、お通夜よろしく日々が流れる。
香子に『抗不安剤』を飲んでいる事を知られ。
彼女は彼女なりの思いで万里をサポートしようと。
万里が何に怯えているのか?
そして、万里をサポートするごとく微妙な千波との仲を取り持つべく香子は動く。
焼肉大会しつつ、万里の過去を連んでる奴らに話す。
予定を立てて行動。
来てくれるかわからない千波にもメルを送り。
当日。
時間よりも早く千波登場。
千波は自分の『嫌な部分』を万里に押し付けたと泣いて詫びる。
万里も千波に自分のこれから言おうとしている事を告げようとして…
錯乱した。
千波のオカメラを録画状態にしたまま、全てを録画されている。
錯乱して、それでも『香子にだけは言わないでくれ』と叫ぶ万里。
千波は隣のNANA&リンダに助けを求める。
NANA先輩に横っ面を叩かれて正気に戻るも、部屋を駆け出していく万里。
たまたま街でやなに出会い、ケータイで連絡受けたらしく万里を追走。
上手く巻いたと思ったら二次元君にホットプレートにて一発をくらい逃走劇終了。
ヤナと二次元に ワケが解らない なりに説明。
それでも『任せろ』と言われ、安心する万里。
香子は千波から『詮索しないように』と言い含めらえて。
万里はオカメラに今の状況、今ある事がなくなっても記録媒体として残す事を千波に託す。
そして…
香子は万里に別れを告げる。
万里が母親から受け取った小さな指輪を渡そうとしたその時に。
万里は一切が解らなくなり。体は動かなくなった… -
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ネタバレ3つのお話からなる
AFRICA
万里が静岡の実家に帰る前からの話。
千波がサークルの先輩から無理難題。
『香子を合コンに参加させろ』と…
それが無理なら、千波、ヤナ、師匠も辞めさせると。
千波が一人暮らしの引越し直後。
TVをつないで視聴中、アフリカのヌーの大移動が。
そこに香子はヌーについていきなりポエムを語る。
なぜ?
万里は実家へ帰省して、香子、千波は合コン参加。
そこで…香子は汚香で合コンを木端微塵に吹き飛ばす。
…千波を使って香子を手駒にしようとするから。
それは、無理。
何しろ、香子はそれを許さないから。
ユア・アイズ・オンリー
光央メイン回。
夜のバイト最中にリンダを思いながら注意散漫で怪我。
頭部裂傷で入院する羽目に。
リンダに恋をする光央は…万里との仲を勘ぐる。
なぜか光央の前に立ちはだから香子。
香子は光央に3つの呪いをかけられてるらしい。
思い出せない3つ目の呪い。
万里にもリンダにも聞けない二人の間柄。
自分の立ち位置。
光央グルグル。
束の間の越境者
香子メインで、万里が静岡帰省中。
万里の部屋に合鍵で侵入して…
あろうことか秘儀『エクソシスト』(ブリッジをしながら動く)をNANA先輩にみられる。
NANA先輩は次回のライブで香子に『エクソシスト』をやれという。
どうにかこうにか断ったが、実はライブではトモヤスが披露している。
途中怖い体験を聞くために彼方此方電話するも収穫がなく。
それでも二次元君のところにかけた電話から、アキがリダイヤルしたのだろう。
香子は…vjと勘違い。
ある意味、イタ電より怖い…
万里が帰る直前と、実家中の各々の出来事。
相変わらずのドタバトコメディ。 -
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香子が事故を起こしてから、何一つ連絡が取れなくなる。
同行していた一行は心配のあまり皆で集まる。
香子は事故後一人で引き籠る。
万里に捨てられる夢を見て、忘れられることを恐れて。
万里は一人で香子の家に一人で乗り込む事へ。
香子のひどい有様を目の当たりにしながら、香子の父と対面。
何故か父はインスタントラーメンを作りたくて娘の開け放った部屋の前で立ち尽くしていた。
目があっても動かず、結局父は万里にラーメンを作ってもらい。
香子は万里への告白を全て聞かれていた。
二人は喧嘩しながら話し合い、万里は全てを受け入れる事を決意。
香子はそんな万里を応援しながら、香子も変わる事を決意する。
花火大会に出席。
どうやら万里と香子は別れたものとして認定されていた。
勝手に噂が噂を呼んだ結果らしい。
リンダに誘われ、万里は静岡の実家に帰省時に同窓会に出席。
怖くて仕方ない万里は同窓会にて名前入りのゼッケンをつけた皆に囲まれて。
拒否していたのは自分とやっと悟る。
帰り道、落ちた橋の上で『あの時の事故』現場を見て。
落ちそうな腕を掴んでみた顔…それは万里自信。
『おいていけ』と一言発して彼は消える。 -
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負傷したあげく、熱を出してばったり。
それを隣の住人に助けてもらった。
熱で倒れたのを看病してもらっても…浮気。
電話して! という気持ちは分からなくもないですが
それよりも、花束で遊ぶ2名の男が面白すぎるw
海に行こう、と約束をしたものの
先立つものがない状態。
それに対して反対する彼女は…さすがお嬢様。
解決策が、確実に親のすねかじってます。
確かにここまで反対されてしまえば
ちょっと言い出しにくいものはありますが
最初にばったり倒れているのを考えると
ちょっと問題あり、だったかと。
でも彼女のあの行動力は…愛が、すごい。
少しずつ見えてくる過去と、さらなる人間関係。
爽やかそうに取り繕われている関係ですが
内心、皆さまぐっちゃぐちゃ? -
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無事に始まった、うふふあはは生活。
しかし友人は、前回のお酒の席での問題で
非常に落ち込んでいた。
大人の態度がとれず、反射的に逃げてしまう。
それを指摘している方も、わたわたと逃げてしまう。
どっちもどっち現象が起こっております。
そんな状態の横で、うかれまくりハイテンション彼女。
2巻のまさに続きから始まったので
両親がお引き取りに登場してましたが
さすが両親…娘に慣れてます。
しかも親公認(?)ストーカー体質。
完全に疑われている娘に笑ってしまいましたw
今と昔の感情がごっちゃになっていく最後。
あったはずの物がなくなっている状態。
おかしかった彼女。
総合すると…当然、ばれました、ですね? -
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大学に入学して、初めてできた友達についていたのは
『完璧』なお嬢様。
好きな人の前では暴走当たり前。
女を排除するのも当たり前。
しかしこれ、付き合ってもいない人相手だと
単なる思い込みの激しい変な女、です。
本人もそこの自覚はあるようですが…あれです。
好きな子に嫌がられても、ついちょっかいをだす男子。
そんな存在になっています。
半分ほどして分かってくる、主人公の微妙な過去。
それを知っているのは彼女だけで
彼は彼女が好きなわけで…。
それを冷静に見ている、実態のない人。
一体誰なのか、と思っていたら…確かに、彼だけは
実態も何もない、死んだ存在。
一方通行の視線。
この人間関係、どうなるのでしょう?