あらすじ
はれて彼氏彼女の関係となった記憶喪失男・多田万里と、自称完璧なお嬢さま、加賀香子。 ラブラブな日々が幕を開ける一方で、万里は過去の関係が白日のもとに晒されたリンダとは真っ直ぐ向き合えずにいた。 そして凹んだ男が一人。柳澤光央は一年生飲み会での盛大な自爆のため深く落ち込んでおり、そんな彼を励ますために万里の部屋でお泊まり会的イベントが発生するが ── !? キーワードは仮面。それぞれがかぶるそれとその下に隠された思惑とは?
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とりあえず「レッドウィングでジミーチュウに勝てるわけない!」は笑いどころでいいと思いますw
つーかジミーチュウのグラディエーターサンダルでケンカってw 香子さんマジお嬢様w 友情の手鏡もバーニーズニューヨークだったしなー。
竹宮先生はこの作品は特にファッションをきっちり書かれるので、イメージがわかりやすくてとても良いです。
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「うみねこ」や「俺翼」を読んでいたので、何となく多重人格の表現なのかなと思っていましたが、矢張りその通りでした。そして、泥沼の三角関係に……次巻が待ち遠しいです。
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竹宮ゆゆこは微妙な男女の心理描写が凄く上手いと思う。全部を描き出すのではなく、一部を出すことによっていろいろな解釈を生み出す余地を残す。
神の視点と一人称視点を明確に分けながら進めてきた物語は、この巻や終わりで変化を迎えます。竹宮ゆゆこの叙述トリックとか見てみたいなー。
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この人の書くお話は毎回安心して読めて、その上、読んでいて心地よくて存分に楽しめることが保証されているような気さえするのは私だけだろうか?
きっと他のラノベ作品以上にきちんとしたゴールっていうのが定まっているのだろうし、その上で書くからというのもあるのだろうけれど、設定や話の流れがぶれていない点も非常に素晴らしいと思う。
文句なしの★5つ!
次も楽しみ。待ちきれない。
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今回も「勉強?なにそれおいしいの?」状態。いちゃいちゃバカップルになっててニヤニヤしちゃえます。終盤の香子が泣き出したのは写真見つけたからなんでしょうね・・・続きがきになる。
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■よかったところ
こうなることはわかっていた! と思うのに、香子とうまくいってよかったね、と思わせるところがすごい。
それと同時にリンダは!? と相反する感情をもつ主人公(体は1つ)にやきもきしてしまう。
恋愛を丁寧に描いているので、気持ち的にいい意味で忙しくてどんどん次が読みたくなる。
こんなお話書きたいな、と素直に思える。
■悪かったところ
しいてあげるならば、香子とヤナっさんの関係がもやっとしているのが気になる程度。
香子がヤナっさんに優しいのを見るのは心穏やかでないのだけれど、小さい頃の関係性がもうちょっと見えていたならばすんなり受け入れられたのかも?
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兎に角香子が可愛い。もともと可愛いのだけど、ラブコメというかイチャラブ真骨頂で読んでるこっちが恥ずかしくなる。だがそれがいい。
しかし、ここにきてまたリンダの影も見え隠れしだして、きがおけない。
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香子もリンダも悪いキャラじゃないから、
どっちルートもありに思えてしまう(´ ` )
その辺はさすが、とらドラでもよかったなーと。
果たしてついに亡霊が肉体に戻ったのか、どうなることやら…(°⊿° )
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リンダの「一度言いそびれた言葉って、なぜか毒素を出すんだよ」
って言葉はこれからの物語の大事な伏線になるんだろうなって思ってたら、次の巻へ続く引きになっていた…。
しかし、付き合うようになってから加賀さんのキャラが変わってしまったような…自分の中の完璧シナリオはどうした?
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晴れて香子と付き合いはじめることになったものの、リンダとのことがいつまでも気になる万里というお話です。
リンダとは一応の解決(?)になったものの、やはりそれが引き金になって香子とどうにかなるのかなーという終わり方でした。
途中、昔の万里と今の万里が混在しているような文が挟まり、次の展開が気になりました。
これでようやっと次のステージに進むので、続きが楽しみです。
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2巻くらいから、
発作的に、ヒステリックに笑いがこみ上げてくるシーンが。
ハタから見たら完全に危ないヒトである。
記憶を喪失した人格と、喪失された記憶の人格が
かたやヒロインAをかたやヒロインBを追いかけちゃうので
なかなか前途多難。
なつかしい学生時代のノリに、携帯やらスマホやらPCやらが
登場すると、その違和感に、トシを感じる…
Posted by ブクログ
久々にラノベ。
なんですが、ここ最近読んだ本の中ではブッチギリで読むのが辛かったです。
作者である竹宮さんは何でこんなに、モテない男の気持ちを書くのが上手いのかと……
あまりに読んでいてつらくて、買ってからちょっと寝かせてたりしてました。
や、けっしてツマラナイとかではなく、よく書けすぎているっていうのが、今回は逆に読み進められない要素となっていました。
主人公・万里は記憶を失っています。
そんな彼と、超絶セレブお嬢様と大学で恋をして……っていうのが基本の話。
ただ、普通の記憶喪失物と違って、記憶を持っている万里が幽霊として出てきます。
なんでこんな複雑な設定にするのかなぁって1巻から思っていたんですが、なるほど……3巻のこれがやりたかったんですね。やられたわ~
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大学生羨ましい物語。羨ましさと懐かしさ。
「こういうのは、自然に! …パリで!」ってのが面白かった
毎度毎度次巻を気にならせるのがうまいなーと思う
Posted by ブクログ
ペルソナつけて、隠した素顔と仮面の両方を大事にし駆使しながら
首尾良くいかないなりに友人恋人家族とウマい具合に生き抜いていく。
そんな大学生たちの生態。
万里&香子の恋路もうまくいきかけていた矢先、
後半から一気に二者択一の「わたしたちの田村くん」展開へ。
胃にくる。
万里は素顔と仮面の2つの顔(併せて現万里)に加えて、旧万里という3つ目の顔を持っている。
現多田万里は香子との関係含め仮面に強く依存している。素顔を見せるのが怖い。決して相容れない3つ目の顔も見えてしまうから。
それが壁となって、万里からは見えている相手の素顔が、香子からは見えていない現状。
対して、
旧万里とリンダはお互いに素顔を知り尊重出来る仲だったんだろう。
それこそラブの終着駅な気がする。
Posted by ブクログ
これまで幽体離脱したかのような立ち位置だった記憶喪失する前の主人公を描写していた伏線がようやく回収された?
香子と付き合った後にリンダと仲良くなっていく展開は作者の前作「わたしたちの田村くん」を彷彿とさせる。
同じような展開にはならないと思いたい。
Posted by ブクログ
相変わらず心の動きも含め、大学生活のリアルな描写が秀逸です。
ああいう部屋飲みやったやった(笑)。
ともあれ解決したと思われた部分があらぬ方向に動き出し、今後まだまだ波乱が続く感じ満載のラストで続きが気になって仕方ありません。
Posted by ブクログ
「初めて男の子とそんな事態になるとしたら、それは絶対パリだよね、って。恋人たちの街、パリ。エッフェル塔の見えるプチホテルで……心から愛してる人と……。運命の、一夜だよ。」
馬鹿っぽいんだけど、寂しさを感じたり郷愁を感じたりしてしまう。
見ていたいんだけど、見ているのが痛くて恥ずかしくて、でもつい見てしまう。
この人の作品はいつもそんな感じ。
先も気になる。
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無事に始まった、うふふあはは生活。
しかし友人は、前回のお酒の席での問題で
非常に落ち込んでいた。
大人の態度がとれず、反射的に逃げてしまう。
それを指摘している方も、わたわたと逃げてしまう。
どっちもどっち現象が起こっております。
そんな状態の横で、うかれまくりハイテンション彼女。
2巻のまさに続きから始まったので
両親がお引き取りに登場してましたが
さすが両親…娘に慣れてます。
しかも親公認(?)ストーカー体質。
完全に疑われている娘に笑ってしまいましたw
今と昔の感情がごっちゃになっていく最後。
あったはずの物がなくなっている状態。
おかしかった彼女。
総合すると…当然、ばれました、ですね?
Posted by ブクログ
リンダと仲直りする、千波とヤナが仲直りする、宅飲みをするの巻。大勢での安さ重視飲み放題つき飲み会や宅飲みの描写が続き、大学時代を思い出して懐かしくなった。その反面、高校生などお酒でのバカ騒ぎを経験したことがない人はよく分からないのではと思う。
万里の記憶喪失についても、流れを追っていくことはできるし気持ちはそうなるだろうと想像はつくのだけれど、やはりいまいち実感が湧かない。恐怖や罪悪感など色々あるのだけれど、「だろう」で終わってしまい心まで届いてこず、実感できない。幽霊の気持ちを想像できても実感はできないのと同じ。
高校時代の多田万里が戻ってきているので、そこを楽しみに読もうと思う。最終的に高校時代と大学時代の万里が融合して万事解決みたいになったらお粗末でいやだな。そこら辺は重いの待ってます。
Posted by ブクログ
プロローグにて。
リンダの家には兄がいる。
この兄が結婚する事なったが、リンダはそのお相手の浮気現場を押さえる。
が。見なかった事にすると。
晴れてカップルとなった万里と香子。
出だしはのっけから警察にお世話になるという展開。
香子は『色ボケ娘』と親に烙印を押されている…。
ヤナ(柳澤)が髪の毛脱色+パーマをかけて登場。
千波を見てダッシュで逃げる。
そんな万里もリンダを見てダッシュで逃げまくり。
隣に住んでいるのがNANA先輩だと発覚。
NANA先輩に悩み事を打ち明けていたリンダ。
ウザいという事でNANAの策略にハマりリンダと話し合いを持つ事になる。
万里の過去を知り、語るリンダ。
本当に仲が良いだけの二人の間柄だったのかは確信が持てず。
香子から『光央がピンチかも』と依頼を受けてヤナの部屋に向かう万里。
万里は着いて早々ヤナさんを助けた。
上級生の押掛け女房がその場にいたのを追い払い、部屋を掃除して、万里の部屋へ。
二次元君も誘ったら、もれなく香子が付いて来た。
その場で香子は千波に連絡を入れ、今から来いと。
結果万里、ヤナ、二次元君、香子、千波というメンツで飲んで。
深夜起きてしまった万里は、サッシが開いた音を聞く。
リンダにメルすると、隣のベランダにいたのはリンダ。
砕けた調子で話しながら『俺は帰りたい』と吐き出す万里。
果たしてその言葉が、本当の意味を持つのは…
lastで反転したのは香子との関係。
万里は香子がどうしてぼーっとしているのか判らず。
香子は『私の事をまだ好きか?』と聞いてくる。
幽霊の万里は自分の体を手に入れて。
リンダを想いながら、名を呼びながら、今の自分と過去の自分を見比べようと、実家から持ってきた写真を探す。
それは、忽然と消えていた。
自分の子供がこうなってたら…想像したくないな。
相変わらずのハイテンションラブコメです。
竹宮節が唸っております。ハイ。
Posted by ブクログ
ゴールデンタイムの第3巻。
香子さんと付き合いだした万里くん。いちゃいちゃぶり・・・というか香子さんのぶっとびぶりはやっぱり突き抜けて面白かった。というかおかしい。
激ラブTシャツ・・・さすがやで・・・。
そしてこの後の二次元君の「その綺麗な顔を吹っ飛ばしてやる!」のコンボに吹きました。割とガチで。
そんな感じで付き合いたてのリア充をニヤニヤ見守る訳ですが、水面下(水面下・・・?)では、もうひとりの万里くんが歯がゆい想いを抱いていたりして。
過去のリンダともうひとりの万里くんの過去話が出てくる度になんとも言えない気持ちになるなぁ。いっそ万里くんが2人居ればいいんじゃない?!とか・・・思ってしまうわけで・・・。はぁ・・・。
リンダがいい子なだけにつらい。
そういえば2巻の感想でNANA先輩のことに触れたら、3巻ではナチュラルに万里くんの隣人として登場して吹いた。
Posted by ブクログ
ついに万里の元人格が動いてきたかぁ
と、どういう話なのかやっと軸が見えてきた気がしました
しかし、個人的には1年飲み会のシーンがすんごく雰囲気が出てて好き
きっと酒飲むのが楽しいんだろうなぁとホッコリスル
Posted by ブクログ
展開とか続きが気になるわりには読むのがえらくきついシリーズ。
前作以上にメロドラマしてるのが原因かなぁ?
最後でさらにぐだぐだにしてくれるしなぁ。
Posted by ブクログ
今巻でリンダという存在の「壁」が確立し
更に今まで,物語に干渉してこなかった万里(幽霊?)がついに動き出してきた・・・
こりゃ,先が気になるところですわ.
あと,3巻目にしてやっと気が付いたっていか,今更な感じだが
悪いけど,竹宮先生の文章表現はわざと?ってくらい,バカまっしぐら猫まっしぐらなんでタッチには好みが分かれるかも?要注意ww
Posted by ブクログ
三巻にして早くもヒロインと結ばれ恋人同士になってしまいました。
この手の物語では最終的にヒロインと結ばれるような話が多いので、この展開は予想外でした。
しかし恋人関係になっても変わらず、残念美人の香子が輝いていました(笑)
物語の展開では万里の記憶喪失とリンダとの関係に話が掘り下げられていました。今後記憶を取り戻したら三角関係に発展しそうですがはてさて。
Posted by ブクログ
相変わらずの変なテンションで、浮き沈みが激しいキャラが多い。
前巻でやなっさんと香子の問題が解決し、今巻はやなっさんと千波、多田万里とリンダの話がメイン。
前巻で付き合い始めた多田万里と香子だが、2人がイチャついていると、なんだか違和感を感じてしまう。。。
やっぱり2人がくっつくのはまだ早かった気がするなぁ。。
こんなに恐ろしいとは思わなかっ
この本のプロローグを読んだ後、問題の作家は、彼のその後の作品や過去の作品とともに、私の中で永遠に死んだ。
これが18禁の同人誌なら内容も理解できるが、これはフィクションである。
主人公による寝取られたパートナーの弁護。
思いやりを旗印に浮気相手のために立ち上がる主人公。
作者に代わって、思いやりを旗印に家族を後ろから刺す。
ほろ苦いロマンスを装った崩壊した家族のプロパガンダ。
次は何ですか?ナナの弟を盗んだ野郎が、18禁同人誌みたいにナナを性玩具にして脅迫し始めるのか?
眼鏡をかぶったスカベンジャーの視線に震えながら、ナナは恐怖のあまり5分以内にこのスカベンジャーのハーレムに体を差し出す準備ができており、主人公と一緒に涙を流します。
作者は主人公たちをナナの兄の体を蝕むウジ虫に変えた。