感情タグBEST3
Posted by ブクログ
題名のとおり「外伝」かつ「二次元くんスペシャル」なのですが、もうなんかもう自分を見てるようでわかりすぎて痛すぎて死にそうになるというか。
にも関わらず面白いのは何故だ。
でも実はゴールデンタイムの男どもの中では(現段階では)一番頑張ってるのではないか&上手く行っているのではないかという落ちでちょっと救われた気分。
そう、現実は現実。妄想は妄想。どっちも否定できないのでありました…。
しかしこの方は、登場人物が悩んだ末に「自分の指針」を見つけて、これからもいろいろあると思うけど、それに従って頑張っていくしかないよね(前向きな意味で)、だって自分って自分以外の何者でもないし、っていうのを書くのがとても上手いので参る。
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二次元くんが二次元くんじゃなくなった…
「たかやせんぱいへ。ハリセンのほうがましかもです。
くるまのりたいです。あきより」
ついにゴールデンタイムにドストライクなキャラが!
満場一致で★5つ!
Posted by ブクログ
読みながらずっと感じていたのは
「なんというオレ!」
それに尽きる。
「三次元で生きるのはキツい、けど三次元で生きなきゃいけないと思ってる」
「へんなのって言われても何が変なのか分からない。どうすればフツーになれる?」
「他の人は世の中をうまく渡っていて、ウマく出来ないのは自分だけなんじゃないか。どうすればウマくできるのか?」
...みたいなくだり。
どれだけ悩まされたか。
でも二次元君は自分なりの答えを見つけて、キッチリ立ち上がった。
泥臭いような、憧れるような姿ではなかったけど、カッコいいと思った。
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厨二病なんて言葉、存在しないのではないか?竹宮先生にかかると痛い人も実は普通に生活や葛藤しているのではと思わせられる内容でした。外伝ではありましたがそこそこ楽しめたと思います。
Posted by ブクログ
なんというか、救われない男の話しが延々と続いて、どうなる事かと思ったら、最後の最後でいい感じに着地しました。
その後の展開が本編中でも語られたら、ちょっと嬉しいかも。
Posted by ブクログ
正直、本編より面白かった。二次元くんが二次元くんになったルーツ。いろいろ痛々しいけど、がんばった。間に合った。大事にしろよ、バカ。/舞やキングたちの描写がなんかリアル。そんな方々いらっしゃいます。
Posted by ブクログ
ひたすらフィクションの世界に没頭しているはずなのに、三次元に引きずられるこの身体や心が儘ならず、うっとおしいわけです。
自分には理想世界があり、それを強く信ずる心があるから大丈夫、と思っていても自分が身につけているのは紙装甲にも満たない海苔装甲だったりするわけです。
見たくないものは思わず海苔で蓋をしたくもなります。
サブキャラである二次元くんをフィーチャーした本作。儘ならぬ現実に苦しみながらも、もがく彼にエールを送りたいです。もう一度彼の物語に出会えたらいいなぁ。
Posted by ブクログ
この小説について何か書くと痛々しい事にしかならない気がするがあえて。
この、「汚らわしいアレやソレに海苔を貼り付けたい。
いや違う、自分だ。自分が醜いのだ。自分が海苔で包まれるべきなんだ。」
みたいなアレやソレだとか、肥大した自意識とか、二次元くんという"自称"とか、
「これは俺だ。俺の話なんだ!」と共感し、夢中で読み進める一方で、
痛めつけられ、傷つきながらも、二次元と三次元を反復横とびするその姿に
「もういい、やめろ、やめてくれ! 俺はこんなに傷ついたら耐えられないんだ!」と窓外投擲したくなる。
正直僕はとても傷ついたので、これはいい作品だと思います。
むしろ終わりがすっきりしすぎててがっかりしたぐらい。
秋ちゃんが自覚的に二次元くんを傷つけてくれると期待していたのに。
(そのくらいする権利はあるだろう)
ちなみに、「BLの受け側を自分と置き換える」性癖と「二次元くん攻め やなっさん受け」妄想を足して2で割ったら「二次元くん、セックスしましょう」にしかならないじゃないですか。
なんだそれ。 汚い!汚らわしい!もげろ!爆発しろ!死ねばいいのに!死ねばいいのに!
(しかし、前者は大っぴらに書いたらすさまじく叩かれそうなんだが大丈夫なんだろうか)
Posted by ブクログ
本編でお馴染み二次元君主役を張ります。
彼の二次元脳内嫁VJ(ブリジット・ジェオミリア)を中心に物語が進んでいきます。
二次元君がなぜ三次元女子を諦めたのか。
彼の過去にも触れています。
実家から大学に通う二次元君(佐藤隆哉)。
彼の脳内嫁と愛人、家庭での鬼姉のトラウマ。
鬼姉の妹分で隆哉を慕っていた秋。
中学卒業に告られたが、女性への嫌悪感で遠ざかる。
大学では同じ学年の腐女子 愛可 と仲良くなる。
そこに現れた新キャラ江別。軽いキャラ。女好き。
秋と江別の『へんなの』という言葉で自問自答する。
江別とツルんで女の子漁りをするが、自分らしくないと実感。
二次元創作に戻るが…。
締め切り直前、出来上がった小説を無残にもボヤで消失。
リフォームのため姉の同棲先に身を寄せる隆哉。
そこで、姉の妊娠、入籍の話を聞く。
パニクり、彼方此方に連絡を取り一夜をしのごうとして、愛可家に転がり込んで…
優しくして欲しかった隆哉の目論見は論破されて。
愛可の家を後にして一人実家に戻る途中に秋に連絡を入れる。
即座に返信あり。
ただし秋の母から『秋が帰ってきてない』との旨をきかされ、姉に即相談。
姉と同棲のキングはボコリに行くつもりだった。
が、一言ネットに書き流したキングの言葉に即座に反応したのも、秋をさらった奴だった。
監禁してたものの、キングの書き込みで秋を放免。
そこへ隆哉が『俺の見えないところで傷つくな』発言。
秋が『誰かここから助けてくれるのを待っていた』と。
結局秋とは仲直りして、姉は入籍して。
とりあえず、二次元創作はしながら、ちゃっかり秋とは仲良しさんとなっている隆哉。
幸せであれば、いいですよ…
んー…個人的に。
江別というキャラ、そこまで深くする必要性があったのか? とか思った。
自分で達観して軽いキャラ演じているなら、そんなに重い事言わないでしょ。
二次元君はある意味女子中学生並みに潔癖性なのかな?
しかも精神的にガキから成長できずにいた。
こんな奴がいたら殴り倒しているな。きっと。
Posted by ブクログ
ゴールデンタイムのスピンオフ1作目
主人公は二次元君
脳内嫁との会話のくだりはきつかったが、声は林原にはウケたww
二次元君の創作の苦悩は作者の実体験なのだろうか。
Posted by ブクログ
ブリジット無双なお話。
ってわけでもないけどまあ表紙にもいるしw
お話の展開的には無難な感じに抑えてて、
ゆゆこっぽさは薄い気がする。
チャラ男の描写もそうだけど、
なんか別人が書いてるじゃないかって印象すら受けた。
ところどころゆゆこ節なんでそんなこともないんだろうけど。