竹宮ゆゆこのレビュー一覧
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導入部分の1巻。主なメンバー登場。竜児と大河の掛け合い。
サイドがどう埋めていくのか、このあとの展開を楽しみにしつつ。
2巻目『亜美』登場。これにて主要人物全て整った感あり。
lastにて『幸福の手乗りタイガー』収録。生徒会庶務『富家幸太』の不幸体質暴露。
3巻目にてプールサイドの『偽乳事件』、大河の『竜児は私のだ』宣言。
4巻にて『亜美の別荘』での『実乃梨』の独白。大好き。
それぞれがそれぞれの想いに自覚し始める。
年賀状のようなポストカード付き。
5巻では『文化祭』。クラスの出し物は『プロレスショー』。
見ると読むのと大違い。爆笑!
そして『ミスコン優勝』のエンジェル大河と父親の距離。泣けます。
竜児の想い、実乃梨の想い。全部ひっくるめて後夜祭。
6巻では北村がメイン。突然グレる北村と生徒会長選挙。
亜美のスタンス確立。
北村の生徒会長立候補演説にて告白→玉砕。これに大河がキレまくる。
すみれの叫びと大河の想い。亜美の想いと実乃梨の想い。
すみれの留学、大河の停学があって、7巻へと続く。
7巻にてクリスマス!北村の復活と良い子の大河。
亜美の指摘と無自覚な竜児。実乃梨の想いと大河の本音。
竜児のアタックと、玉砕。そして入院。
(PSPのストーリーはここの後の話しが入っている)
8巻目、大河の『自立宣言』と修学旅行。
修学旅行lastにて大河の『夢の中の告白』。色々と露呈してぐちゃぐちゃな巻。
9巻は進路。前巻の問題引きずったまま、竜児が壊れる。
壊れた竜児をサポートするべき『北村・亜美・実乃梨』がタッグを組む。
亜美との公園のシーンは切ない乙女心。『バカらだから嫌い』は名台詞。
last10巻。自分探しでどうしようもなく傷ついて壊れて、それでも前へ進む。
『決めるのは自分だから』逃げても追いかけても諦めても縋っても『自分で決める』。
怒涛のLast、泰子と竜児のぶつかりと和解。泰子の両親への侘びと、竜児の叫び。
メチャ泣けます。凝縮してエキスが濃ゆい。
深夜にやっていたアニメが案外面白くて。
Lastがどう違うのか見比べたくて。
アニメはアニメのやり方で終焉を迎えて、ラノベはラノベの終わり方だった。
同じなのは『春』という事。
私的にはどちらも 良い終わり方をしている と思える。
単発でラノベ出しても 面白いかも。
高校生の竜児と大河じゃなくて、社会人としての二人。
どう原作で描くのか、見てみたい。
案外重たいテーマを抱えているので読んでいて スカッとする とかはなかった。
多分、『学生』と『大人になってしまった人』が読んだら違う感想を持つと思う。 -
Posted by ブクログ
遂に最終巻を迎えたとらドラ10巻!!
最初のコメディぶりはどこへやら、いつのまにかシリアスな話が増えてきました。
そして最終巻もまたシリアスな展開と真面目な話が続きます。
最初の頃のハチャメチャが好きだった人には物足りない部分もあるかも知れません。
けれど、様々な感情をぶつけ合う様にして生きてきた大河や竜次たち登場キャラクター
が恋人や家族、友人との愛情をどう考え、どう受け止めようとするのかを、今までとらドラを読んできた
多くの人たちに見て欲しいと思いました!!
また、ライトノベルが苦手な方には「人と人とのつながり」という小説やコミックでよく取り上げられる
テーマについて、この作品を通じて見てみるのも良いのではないかと勧めます!!
人との関係は変わり続ける。例え相手がどんなに近しい人でも、血がつながっていようとも、強く思っていようとも。
それは自分が望むと望まないとに関わらず訪れる。けれど、決してそこから逃げてはいけない。
そんな風に思わせてくれる最終巻でした♪ -
Posted by ブクログ
『とらドラ!』第10巻・本編最終巻。
竜児と大河。分かたれぬよう、それぞれの親から逃げ出した二人。一緒にいるために"かけがえのないもの"を投げ捨てるのか、それとも―――。
"超弩級ラブコメ"、ここに完結。
「行き着くところはこれしかないだろうな」という感じで、予定調和な結末。や、この展開・結末を批判しているのではなく、前巻のレビューでも書いたのだが、どうしても消化試合になってしまうなと。やはりラブコメは、「この三角関係の行方どうなるの!?」とワクワクヤキモキしている時間が一番楽しいものでね。まあ全ての物語には終わりがあるもので、致し方ない話。(終わりがない物語もある?それはさておき・・・。)
ということで、『とらドラ!』完結。軽快なラブコメでありながら、キャラクターの感情・心理描写がしっかりと描かれていたため、暗い感情や激情を発露させるシーンは非常に見応えがあった。"ラノベラブコメの金字塔"というのは過言ではないかと。
また、どのキャラクターも個性的な魅力を持っており、皆が作品の盛り上げ役となっていたのも◎。特に、猫かぶり腹黒毒舌系負けヒロイン、"あーみん"こと川嶋亜美は、本当に欠かせない存在だった。人気モデルとして芸能界で過ごし、"秘めた感情"に人一倍敏感な彼女が、竜児らを取り巻く恋愛事情を誰よりも理解しており、それ故に自身の"気持ち"とのせめぎ合いにも苦悩する。「素直になりたいけどなれる訳がない」、そんな彼女の言動や心理に触れている時が、至福のひと時だった。だから何度だって言うさ・・・「あーみんと結ばれるエンドが欲しい!」と。(先生っ!お願いしますっ!!)
さて、本編は終了したので、後はスピンオフの三冊を残すのみ。あと少し、『とらドラ!』の世界を楽しもうかな。