乃木坂太郎のレビュー一覧
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購入済み
ミステリー好きさんはぜひ
乃木坂先生のファンなので作者さん買いです。
連続殺人鬼真珠が超キモいですけど、キモいと思わせる表現力、まんまと乃木坂先生ワールドに魅せられてるんだなと思います。 -
ネタバレ 購入済み
初レビュー
今作初レビュー...故、駄文失礼します。
真珠の裁判始まりました。
全開の裁判(前巻)にて真珠の法廷画にて世間の印象が一変。
週刊誌にもアラタの事が...
更に色々あって...真珠からアラタに離婚届が届けられる。
第二回公判が始まり真珠劇場が始まった。
【父親】との絡みや週刊誌に身バレした夫に離婚届送った事等傍聴席は真珠劇場に飲み込まれていく。
裁判長も良い顔で飲み込まれ...と思いきやメモに大きく【演技力:怪物】と。
一旦休廷に入る時も結婚指輪の絡みの真珠劇場番外編。
看守とのやり取りで結婚指輪のやり取りがあり微笑ましい雰囲気を作る。
休憩中裁判員同士とのやり取りで裁判長が他の裁判員に真珠劇場の危険性を諭す。
裁判長自身何処までが事実で何処までが嘘と棒引きが出来ていないが【人の心に忍び込む天才】だと。
休憩明けて再開...して休廷。
休廷後が個人的に印象が。
真珠がジェスチャーして指輪が欲しいと。
そのジェスチャー可愛くて可愛くて...羨ましい。
夫・アラタがOKサインを出す...羨ましい。
廻りの傍聴人がアラタに茶化す感じが...羨ましい。
しかしそこでアラタがナニカに気付く...
アラタ、頑張れ(*´・з・) -
購入済み
広告でよく見かけて…
色々なサイトの広告に出てくるので試し読みをしたら展開が気になってそのまま購入してしまいました。
今後どうなるのか気になるので新刊が待ち遠しいです。
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ネタバレ 購入済み
危うさに惹かれる
試し読みで、ヒロインの品川真珠に惹かれて購入しました。
主人公のアラタと婚約を交わし、またメインキャラとして描かれているのでヒロインと呼びましたが、
実際は残虐な連続殺人事件の犯人として死刑判決が下っている危険人物です。
可憐な見た目をしていますが、その可憐さを含め、様々な手段を使って駆け引きを仕掛け、人々を翻弄します。
アラタと真珠は獄中結婚の約束を餌に、相手から欲しいものを引き出そうとします。
この欲しいものというのがミソで、真珠の本当に望んでいるものが我々には明かされていません。
本心では結婚する気がない、したとしても真珠が出所しなければいいとするアラタに対し、真珠はアラタとの結婚に積極的なようです。
それが愛からくるものなのか、何か目論みがあるのか、
そもそも愛があったとして、その「愛情表現」は安全なものなのか、それが分からないのです。
愛に飢えているようにも、全く逆のようにも、猟奇的なようにも、弱いようにも見える。
真珠自体にどこにも着地しないような危うさがあり、怖いけれど、同時にとても可愛らしい、庇護欲をそそる一面がよく描かれています。
その危うさにアラタも揺さぶられ、気がつけば彼女のシナリオ通りに動いているのではないか? と読んでいるこちらがハラハラします。
サスペンスにも危険を逃れつつ謎を追うなど緩急がありますが、
当作では真珠が謎を持つキーマンであり、常に危険と渡り合わなければなりません。
おまけに真珠自体の人間性が分からないため、ゴールが結婚なのか、和解なのか、決裂なのか、殺人なのか、それも分からないままなのです。
いわば真珠のこれからの目的と事件の真相とで謎の入れ子構造になっており、
その中で選択を間違えないよう手探りで進まなければなりません。
事件や解決やちょっとしたスリルを見物する観客ではなく、絶え間ない緊張のプロセスに晒される当事者の気分を味わうことが出来ます。
今後の展開に目が離せません。 -
Posted by ブクログ
幽麗塔といい第三のギデオンといい本作といい、引きと掴みが物凄い。
最後のページを読み終えた時「ここで切るの!?」「この後どうなるの!?」「早く続き読みたい!!」とジタバタする。
絵は文句なく美麗、登場人物は美男美女ぞろい。
主人公の夏目アラタ(30代独身)は児童相談所で働く熱血漢で、子供を虐待する親に掴みかかる正義感の持ち主。そんなちょっと無鉄砲でやさぐれたアラタが、以前関わった子供に頼まれ、服役中の死刑囚と交流を始めるのだが……
連続殺人鬼のヒロインは昨今珍しくないが、児童相談所の職員と死刑囚の面会からスタートする恋愛サスペンスという設定は斬新。
そこに「連続殺人鬼の犠牲になった、子供の父親の首をさがす」という目的が加わり、どこまで嘘で真実か分からないヒロインの妖しく美しい魅力と相俟って、ハラハラドキドキのスリルが持続する。
真珠の言動は二転三転し、アクリルガラス越しに彼女が見せる笑顔と涙がはたして素なのか演技なのかアラタと一緒に翻弄される快感。互いの裏をかこうと機転を駆使する、息詰まる心理劇にのめりこむ。
主人公のアラタも魅力的。
児童相談所の職員が主人公となると、どうしても虐待テーマの陰惨な話に繋がりがちだが、本作はエンタメに徹しており、悪ぶっていても基本善人、曲がったことは許さない気持ちいい奴として描かれるので好感が持てる。実際アラタみたいなヤツがいたら問題になりそうだがそこはフィクション、彼のキャラクターのおかげで後味の悪さから救われている。
ヒロインの真珠も魅力的。過去に虐待されていた事を匂わされているが、アラタとの出会いで変わっていくのか気になる。連続猟奇殺人を犯した罪で収監されているが、今後冤罪というどんでん返しもありえるかもしれず、リーダビリティ高い展開から目がはなせない。
個人的にはドラマ化してほしい。