乃木坂太郎のレビュー一覧
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絵とストーリーがマッチ!
きれいな絵と、横溝や江戸川乱歩を想起させる怪奇猟奇的なストーリー、時代設定がマッチして、極上の作品になった!あっというまに引き込まれて、読むのをやめることができない。無料版だけで我慢できず、全巻ポチってしまった、、、苦笑。
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ネタバレ 購入済み
肌が粟立つような心理戦
極めてリアリティがあり、また先が読めずゾクゾクする心理戦。
私は本作の魅力はそこだと思う。
真意も正体もわからない知能犯のヒロインと主人公のスレスレの駆け引きは、息をつく間も無いほどの緊張感に満ちている。
なにより、ヒロインのデザインが素晴らしいです。
可憐な点もありながら、歯並びや表情、そして知略から絶妙に恐怖心を煽ってくる。
主人公もやり返されるばかりでなく、「そう来るか!」と言いたくなるような、人間心理に沿った見事な切り返しを見せてくれる。
そこには薄っぺらさがなく、非常に重厚なやり取りが繰り広げられている。
サイコスリラーや、デスノートのような心理戦が好きな方には是非ともおススメしたいです。 -
購入済み
わからん。けど続きが気になる。
このままいつまで留置所で話が進む感じかなぁ。
一緒に逃亡したりはなしでこのまま最後まで続いて最後は品川の無罪が晴れて本当に結婚するみたいな。
だとすると人は死ぬのかなぁ幽霊塔じゃめっちゃ死んだから桃ちゃんや所長も死んだりするかなぁ
めっちゃ続きが気になります。 -
購入済み
絵も綺麗で面白い!!
広告で気になり、読みましたが
絵も綺麗でストーリーも面白いです。
ストーリーはありきたりな感じかと思いきや
予想外の内容ばかりで続きが気になります!
ゾクゾクさせられますね。
更新ペースも早いので嬉しいです! -
ネタバレ 購入済み
ほのぼのフランス革命!
父性をテーマにフランス革命を切り取ったのが非常に面白かった。
どうやっても血生臭いフランス革命をここまでほのぼの描いたのもスゴイ。
最後の最期のテヘペロはさすがにやり過ぎ感がありながら、救われる気がするのも確か。
ルイ16世スキーとしては、マリーとの間に愛と貞節があったというのは当時の社交界を鑑みてウソーんと思いつつも騙されてみたい良設定。
マリーアントワネットのキャラが良かった。希代のワガママ女王をどうするのかと思いきや、見事に天真爛漫淑女に。ルイ16世もフェルゼンだのイケメンに妻寝取られまくりの小太り口下手政治下手な史実の印象を、お好きな人には堪らない漢臭マッチョしかも不器用な部分をうまく特殊能力と絡めたのが素晴らしい。
あと途中巻のマリオネット型スタンド憑きロベスピエール最高。めっちゃ怖いし。ジョジョ風ホラー。ブラコン妹も途中顔がかなりホラー。サイコホラー。
総括してご都合主義も歪みっぷりも含めて歴史人物の味付けが絶妙。
父は赦す。惚れるぜルイ16世!
唯一ひっかかるのは主人公のルイへの急激な憎しみかな。殉死までしかけた主人公が孫の誕生でアッサリ救われたのはギリ良しだが憎しみが浮いた。打ち切り説もあるけど、そこロベスピエールじゃダメだったのかな。
医龍の時と言い、この作者の人はキャラに翳りがない。みんなまっすぐで素直で、間違いに気づいて方向転換しても悪びれない。
苦悩が浅いとも取れてしまうかもだけど悪キャラでさえ歪み方が爽やか。基本的には性善説なのでしょね。
なんというか、絵にもストーリーにもキャラにも、卑屈さがない感じ。複雑ないくつもの話を並行させつつ伏線回収も忘れず見事だし、スタートで出した主題も一応ゴールまでブレないし。読んでいて徐々に息苦しくならない。
この作者は部屋が綺麗で計画的で頭が良く人と上手に共同作業ができる捻くれてない人なのかなぁ。と勝手に妄想して憧れたりする。締め切り超守りそう。
イノサン系の謎の蓄積する苦しさもブラックジャックによろしく系の常時自責的苦しさも無い。テーマは同等に重いのにアッサリ物足りない位なのは自分の苦しさを作品と読者に背負わせないから。
よっぽどのリア充か分けて考えてるのか不感症か。この人の表現者としてのマグマはどこなんだろうなぁ。 -
ネタバレ 購入済み
木原毅彦(だっけ?)が好き
最初は武田鉄矢のような外見でどう考えてもサブキャラ(寒キャラ)で、悪役としてすら雑魚なんだと思っていたのに。
お母さんの手術のくだりから涙涙で、教授選が始まってからはもはや一番愛おしい存在に。
最後の手紙でも泣かせてくれました。
お医者さまになったのだから、本当の意味では決して凡人なんかではないのだし(しかも大学病院の医局でそれなりに存在していられるのだから間違いなく医大の中でも良い大学を出てるわけで)、離婚してなお息子さんを医大に入れたお母さんを本当に尊敬する。こんな偉大なお母さんでは多少のマザコンは仕方ない。
マザコン駄目という風潮だけど、私はお母さんを大事にする人は昔から素敵だと思う。身近な人を愛せない人は離れた人だって愛せないんじゃないかと。お母さんは誰にとっても最初の一番身近な存在なんだし。まぁ私自身は母親とは微妙だけど。そして父親とも微妙だけど。だからこそ、芯から母親を愛せる人を素敵だと思う。
朝田の家族関係についてはあんまり語られなかったけれど、両親とは縁が薄かったような描かれ方だから、だからこそあれほど自由を愛するというか、束縛や執着や愛着を恐れるというか、そういう所があるのかもね。
いや〜タラブチ、凡人にすらなれない嫌な役を最後まで貫いてくれて。でもまた彼の成長を信じたいような、そんな素敵な終わり方でした。
漫画という才能の世界で生きるのはきっと大変な事なんだろう。医者という世界もきっと大変なんだろう。才能という非情なモノの切り取り方がリアル。作画の人は漫画以外もある程度器用にこなせる人なのかも。弱者へのエールはありつつも、妙なコンプレックスとか、苦しさは感じなかった。前向きでサラッとしてる。原案の人は色々あった筈。
途中の巻で伊集院くんが言っていた、普通が一番難しいのかもしれない。最後にスタンドプレーをして清々しく辞めていく人間よりも後に残る人間の方が大変だ、という言葉がグサリと来た。特別な才能がなくても、誰にも褒められなくても、倦まず飽かず普通を貫ける人間こそが実はスーパースターで、社会に必要な人間なんだろう。
凡人や凡人未満(ここ重要)を全力で応援する終わり方は、かつて天才を夢見てなれなかった私に優しく響いた。私も天才の仕事は天才に任せて、自分のできる事を見つけて、普通に頑張りたい。 -
購入済み
未読の方にはお薦めです
クーポンが来て、レビューの評価もよかったため、全巻一括買いの一気読みしました。
結果は、たいへん満足しました。
意外だったのは、そこそこの長編にもかかわらず、作中では短い期間の物語を起承転結をもって完結させていること。
昨今は張りまくった伏線を回収せずに、迷走を続ける長編漫画が多い中、伏線を余さず回収しながら一気に盛り上がるクライマックスは圧巻でした。
漫画ならではのご都合主義もないとは言えないのですが、それが無いとなかなか爽快感のある盛り上がりは得られないので、これでいいかと
未読の方には、一気読みがお薦めです。 -
Posted by ブクログ
この巻ではテツオと天野の逃避行がメインとなります。
警察の目を欺くため天野が女装し新婚夫婦を装うのですが、その際の天野が女性になりきってテツオに胸ときめかせるシーンが多く散りばめられていて、ジェンダーの境界線が曖昧になります。
ですがそれもまたよし!
幽麗搭を読んでいると古き良きミステリーの様式美を思い出します。江戸川乱歩や横溝正史が好きな方は、猟奇と怪奇と耽美が織り成す世界に惹きこまれるはず。それだけならば古臭い、使い古されたと鼻白む向きもいるでしょうが、ヒロインの枠を破って軽やかに跳躍する男装の麗人・テツオの鮮烈な存在感が、物語をぐっと盛り上げる。
一応本編の主人公は天野なんでしょうが、全編通して活躍し颯爽と美味しい所をかっさらっていくテツオの男前さといったら堪りません!女性読者でも惚れかねない。
幽麗搭の殺人の謎解明を縦糸に、二人が旅先で遭遇する奇怪な事件を横糸にストーリーは進行するのですが、今回は閉鎖的な村での密室殺人が肝。
事件の真相は伏せますが、私はあの終盤の演出こそが、この漫画の特色を打ち出していて素晴らしかったと思います。
理詰めの推理で真相を解き明かしてもなお残る人の業、心の闇。狂気と妄執が生み出す悲劇。
乱歩や正史の愛読者なら共感して頂けるでしょうが、トリックよりむしろそちらに比重をおく読者ならば、惨劇が悲劇へ、そして諦観を含んだ静かな悟りへ様相を変えるあの一連の演出もすんなり受け止められると思います。 -
購入済み
アルトワ伯は
人の嘘を見抜ける能力を持つ兄・ルイ16世に託されて、自身もマリーとその子供たちを助けたくて連れていこうとしただけで、アルトワ伯は決して悪い人ではない。危険な状況の中、「入浴中以外に説得しに行く」なんて悠長なことをしている余裕が無かっただけなのに、アルトワ伯は王妃に嫌われてしまったのだとしたらあんまりだ。マリーの強い意志に、「何としても連れていきたい」思いと「連れていけないのであればいっそ思いのはけを吐きだして嫌われてしまえ」という思いが交錯してとった言動の結果、マリーの心を傷つけた状態で亡命する形になってしまった。せめて王妃には彼の真意に気付いてほしい。もう出てこないのかな?シャルル10世になってからの回想でもいいから出てきてほしい。
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購入済み
ずっと心に大切に残したい物語
マイノリティーでなくとも、自分の理想を周囲に受け入れてもらえない歯がゆさとか、虚しさなどは世の中の誰もが一度は味わってきていると思う。そんな、なかなか言語化しにくい繊細な感情を、この作品の主要な人物達は見事に体現して、葛藤してくれている事に感動をしながら最終巻まで一気読みしました。
てつお、太一、山科、テスラ、沙都子みんな愛しくてたまりません。
一件落着後も、さらに続いていく人生への挑戦やら謎やらをちりばめながら、丁寧にフェードアウトしていくような素晴らしい終わらせ方だったと思います。
これだけ意欲的な冒険物語になると、やりすぎでしょーって感じちゃう部分もあったんですけど、名作のあら捜しなんてヤボですね。 -
購入済み
おすすめ
どうしようめっちゃ面白かった。なんて美しい漫画なんだろうと思いました笑鉄雄と太一の気持ちが愛情なのか友情なのか。山科さんはどうして上野にいたのか。はっきりしないもやもやが残るからこそ、読後に余韻にひたれました。面白くて一日で読んじゃったからまた読み返したい。太一があんなに男前になるとは。まるべさんも純粋な人なんですね。
読むのを迷ってる人には是非読むのをオススメします。