川上和人のレビュー一覧
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タイトルに偽りあり
タイトルが「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」ですが、これウソです
客観的に見たら、めちゃくちゃ鳥が好きだと思われます
犬・猫の本は読んだりしますが、鳥の本はあまり読んだことがありませんでした
この本ではユーモアを交えながら(かなり多い。1ページに数回出てきます)、鳥の生態や研究について伝えてくれる面白い本です -
Posted by ブクログ
川上和人さんの本は2冊目。
前の本に続いて言い回しが面白くて、馴染みのない鳥類学の話でも楽しく読める。
印象に残ったことは2つある。
①結果だけではなくプロセスにも価値がある
②生物にはそれぞれの役割があり、皆に輝ける場所がある
①結果だけではなくプロセスにも価値がある
冒頭のコンニャクの話や、本書内に散りばめられた研究のエピソードから、華々しい結果の裏には、たくさんの人の汗と涙があることが分かる。
科学の世界も、私がいるビジネスの世界も、結果がすべてという風潮があるが、そうは思わない。
「誰が何を思って行動したか」で、結果も変わると思うのだ。
例えば本書では、計画が上手くいか -
Posted by ブクログ
食という視点から、鳥の体の構造や生態について書いた本。もも肉からホルモンまで、あらゆる部位について語ってます。生態学的な話も出てきて面白い。
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以下雑記
ニワトリはセキショクヤケイを家禽化したもの。
胸肉は翼を打ち下ろすための筋肉。これは複雑な運動ではないので胸肉は簡単な構造をしている。一方、もも肉や手羽先は移動や飛翔といった複雑な運動を司っているため、複雑な筋肉のつき方をしている。手羽先が食べづらいのは、飛翔という鳥のアイデンティティに由来しているのだ。
ささみは翼を持ち上げる筋肉。
鳥のかかとは地面につかない(=趾行性)。 -
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Posted by ブクログ
鳥類学者といっても具体的に普段どういった仕事をしているのかいまいちイメージが掴みにくいところがあるが、その疑問を楽しく解消させてくれる本。
特に孤島での調査は詳細が想像できていなかったので、待ち時間に何をしているかから始まり具体的に島ではどんなことをするのかまで知ることができて興味深かった。
あと印象に残っているのは生態系に関する話。
特定の生物を保護して外来種を排除するという簡単な話ではないことはなんとなく想像できるけど、実際どういった事例があるのかを読みやすく楽しい文章で教えてくれる。
この人の本はいつも文章が面白くて読んでて楽しいので好き。