川上和人のレビュー一覧
-
鳥類学者の川上和人先生が、面白おかしくご自身のフィールドワークでの体験や日常生活において考察したことをまとめたエッセイ。噂には聞いていたが、これほどまでとは。たたみかけるようなギャグの応酬、冗談みたいなフィールドワークでの虫との死闘が繰り広げられ、人魚にメガネを献上し、泥酔した挙句死にかける。キョロ...続きを読むPosted by ブクログ
-
バッタを倒しにアフリカへも面白かったけど、これもまた鳥類研究に奮闘する学者の苦労話盛り沢山で面白かった。
何事も何かをとことん極めて追い求めている人の話って面白い。
勝手なイメージだけど、鳥類学者は森の中でじっと静かに双眼鏡構えてる感じかと思いきや断崖絶壁をよじ登り、荒波を泳いで越え、耳の中に虫が入...続きを読むPosted by ブクログ -
鳥が好きで、でも知識は全然ない私には図鑑から入るよりもイメージしやすく、楽しい一冊です。
鳥たちの個性が知れてワクワクします。Posted by ブクログ -
鳥類学者・川上和人さんによる身近な野鳥のトリビアが満載の鳥好きにはたまらない一冊。
マツダユカさんの4コママンガも、可愛くてとにかく面白い。
終始飽きることなく読めた。Posted by ブクログ -
これは非常に美しい。著者が25年をかけて、死骸を集め、骨格標本を作り、ポージングをして、スケッチされている。自然科学系芸術書籍。文章も面白いし、ポーズが良いですねぇ、なんせ、ずっと眺めていられる。
やっぱり骨は良い。Posted by ブクログ -
タイトルが「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」ですが、これウソです
客観的に見たら、めちゃくちゃ鳥が好きだと思われます
犬・猫の本は読んだりしますが、鳥の本はあまり読んだことがありませんでした
この本ではユーモアを交えながら(かなり多い。1ページに数回出てきます)、鳥の生...続きを読む -
「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」の川上和人さん監修。スズメやヒヨドリ、カラスなど、身近な鳥たちのトリビアを楽しく教えてくれる。そしてマツダユカさんの四コマ漫画がとても可愛い。
住宅地や公園で普通に見かける鳥が多いので、気楽にバードウォッチングしたくなる。Posted by ブクログ -
絶滅を確認するのは大変なんだな、と思った。
しかもそれが目録作成にも影響しているのがよけい大変そうだ。
外来生物について、さまざまな事例をあげつつ多角的に解説している。
そういえば日本列島では人間も到達時点では外来生物だったんだよな、とちょっと思う。Posted by ブクログ -
期待通りに面白かった。やっぱり川上先生本もハズレなし。
ほんとにヲタツボがものすごい範囲で被ってるので、細かい例えや形容が尽く刺さってくる。
「例えば、左手がサイコガンとなった動物の集団がいるとしよう。サイコガンは精神エネルギーを弾丸として撃ち出す器官であり、他種を容易に制圧できる生存上有利な形質と...続きを読むPosted by ブクログ -
ふくらすずめっていう言葉があるけど、ヒヨドリも結構寒がりなんだ。足まで羽毛で隠しているのは、足が短いせいかと思っていた。左ページ下の鳥の絵はパラパラ漫画かと思って思わずパラパラしてしまったけど、違いました。いつもながら著者のユーモアと筆力に楽しく読んでいます。Posted by ブクログ
-
鳥って意外と身近な存在なんですね。このトリビアを知っていると、これからの日々の暮らしがちょっと豊かになる気がします。鳥に興味を持つきっかけとなる一冊です。Posted by ブクログ
-
とっても面白くて知識が増えた。
野鳥に興味がなかったけど、生態や体のつくりなど面白くて今後バードウオッチングが楽しくできそう。とくにカワセミが魚の鱗がささらないように前からプレゼントするのが素敵だなと感じた。
紹介文もクスリと笑えるところが多くて他の本も読みたいと思った。Posted by ブクログ -
ちょっとブラックなネタから、単純に関心するものまでさまざまなトリビアが詰まってます。
この先生の本を追っていくと、どんどん鳥に興味がわいてしまいます。
文章のテンポも良く、見開き1ページで完結するので読み易いです。Posted by ブクログ -
っちょーおもしろい
鳥好きにはたまらないし、身近な鳥が題材になっているところも読みやすくて好きです。Posted by ブクログ -
題名に惹かれて購入。
予想通り、鳥類が死ぬ程好きな鳥類学者が書いた本。
突っ込みどころ満載で面白いです。
鳥に関する基礎知識を少しは知る事は出来ます。
一方、鳥類学者という学者が何をしているのかを、ある程度知るにはもってこいの内容です。
又、時折提示される世間的「常識」と世界的「認識」に関する疑義、...続きを読む -
鳥の種類、生態、分布、歴史について、面白おかしく教えてくれている教科書です。
本書の中に出てくる小気味良い小ネタの挟み方に笑いのセンスを感じました。
川上さんの鳥への愛を感じる本です。Posted by ブクログ