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Posted by ブクログ 2023年12月03日
相変わらずの「川上節」炸裂で、この本も面白かったです。
これまで同様、滅茶苦茶ふざけた文体ではありますが、その背景にある膨大な知識には、今回も頭が下がりました。
それにしても、小笠原諸島における鳥の調査、中でも西之島における調査にはロマンを感じます。
地球の変遷、生物の進化、人類の来し方、科学の存...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月10日
農繁期に読んでそのままだったので、今中身を思い出そうとしたが、無駄なのでもう一度読んだ。相変わらず人を食ったような文章である。が、読み進めると人を食ってるのではなく、人の脇腹をこちょこちょっとやって笑わせておいて、財布を抜き取・・・いや、肝心の、餌を置いてあるところまで誘き寄せているのである。この場...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月18日
期待通りに面白かった。やっぱり川上先生本もハズレなし。
ほんとにヲタツボがものすごい範囲で被ってるので、細かい例えや形容が尽く刺さってくる。
「例えば、左手がサイコガンとなった動物の集団がいるとしよう。サイコガンは精神エネルギーを弾丸として撃ち出す器官であり、他種を容易に制圧できる生存上有利な形質と...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月28日
鳥類学者さんのエッセイ。研究者として、生物学の基本的なことや、分類であるとか絶滅であるとか外来種であるとかの概念の定義など小難しくなりそうなことどもを、ごくごく平易な言葉で平たく淡々と説明してくれつつ、これでもか!というくらいのおびただしい小ネタを繰り出しながら、絶妙のバランスで反則技ギリギリくらい...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月25日
相変わらず面白いバード川上氏のエッセイ。突然しれっと「たとえば、左腕がサイコガンとなった動物の集団がいるとしよう」って書かれてて、電車で吹き出しそうになったわ。居ないよ!そうなったら、皮膚がスケスケになる進化をした動物は絶滅だよな。しかしそんなギャグまみれの中で、自然環境や鳥についてのまじめなことも...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月03日
ーー生物の絶滅とは、この「知」の源泉となる存在をこの世界から永遠に消し去ることを意味する。未読の書籍を火にくべる焚書にも等しき行為だ。(p.234)
大好きな川上和人先生の鳥本〜!
今回も小ネタ満載で、人前で読むのが憚られる(声出して笑っちゃうから)。
これまでの著作との違いは、冒頭に引用した部...続きを読む
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