加賀山卓朗のレビュー一覧

  • 葬儀を終えて〔新訳版〕

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    面白かったけど、ストーリーはそんなに盛り上がりが無かったかも。けど、ポアロの推察はやっぱりすごかった!

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    2023年02月12日
  • 11月に去りし者

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    あまり期待してなかったんだけど、割と楽しく読めた。ミステリーとは言うものの特に謎はなくノワールだけど、出てくる登場人物がみなクッキリとしてて魅力的。ケネディ暗殺事件が深く関わってくるかと思いきや、特にそんなことなかったのも、意外性があって良し。

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    2022年11月27日
  • 死ぬまでにしたい3つのこと

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    スウェーデンを代表する企業の社長令嬢が大量の血痕を残して失踪した。
    少女は腕に3つのチェックボックスのタトゥーを入れ、直前に最後の1つを埋めていた。
    10代の少年が容疑者に浮上したものの遺体は発見されず、未解決のまま時が過ぎた10年後、同じタトゥーを入れた少女の死が判明する。
    ある事情から素性を隠し再捜査に加わったFBI捜査官ジョンは、事件の深い闇に囚われていき……。

    自己啓発本のようなタイトルだが、もちろん違う。相変わらずスウェーデンのミステリの紹介は止むことがない。この作品もなかなかのページターナーで一気読み。続編もでているが、翻訳されるかどうか。

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    2022年10月29日
  • 大いなる遺産(下)(新潮文庫)

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    現代でいう異世界転生ものやタワマン文学などにに共通する,孤独な人間の隠れた僻みを感じさせる。枯れた皮肉をどう読むかで印象が変わると思う。

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    2022年08月18日
  • シルバービュー荘にて

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    ロンドンの金融街でトレーダーをやっていたジュリアンは、金融街を離れ海辺の町で書店を始めた。近くのお屋敷の主人エドワードが顧客となり、店の地下に一緒に「文学の共和国」というコーナーを作ろうと持ちかける。書店の経営に行き詰まっていたジュリアンは、エドワードの家に招かれる間柄となるのだが…。

    ル・カレの作品は初めて読んだ。スパイ小説ではあるのだが、オールドスパイたちの生き様に、ちょっと感動した。

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    2022年08月10日
  • 二都物語

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    18世紀、フランス革命を背景にフランスとイギリス二つの街で時代に翻弄された人々の話。読んだきっかけはダークナイトトリロジー3作目の「ダークナイトライジング」が二都物語をモチーフにしている、とノーラン監督が言ってたので気になったから。市民たちが暴走し、貴族や市民を裁判にかけるシーンがあるんだけどライジングで「そういえばスケアクロウが裁判してたなあ!あれここから来てたんか!」とか思い出して、ライジングも一緒に甦ってきて楽しかった。フランス革命といえばベルばら、レ・ミゼラブル(トム・フーパー版)のイメージだったので漫画と歌で少々ぼかされていた市民たちのとんでもなく貧しい暮らしや、それにぶちギレた市民

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    2022年08月04日
  • 剣の八

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    最後の数ページでようやく解説が。 それまでは…ん−、なんだかよくわかりませんでした。あっちこっち話が飛んで行って掴みにくかったのかなあ

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    2022年12月01日
  • 三つの棺〔新訳版〕

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    常識人のグリモー教授が密室で銃殺される。その直後には犯人と思われる男もまた、信頼できる目撃者たちの前で銃殺された。二つの密室の謎を解く鍵は三つの棺が描かれた絵?フェル博士が解いた謎とは。
    有名な「密室講義」が最高。コレは名作→

    個人的に訳が合わなくて(新訳版なんだけど古き良きクラシカルな翻訳っぽい)なかなか入り込めなかったんだけど、密室講義以降はぐいぐい引き込まれた。
    内容的には好きではないけど、この密室トリックはすごい。よく考えたなーと思う。最後まで読んで冒頭に戻ると「なるほどなー」ってなる。

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    2022年07月15日
  • 黒き荒野の果て

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    映画のシナリオを読んだ気分。読んでる間は映像を見ている気分だった。映画化されればヒットするんじゃないかな。その分、本を読んでいる感じは薄かった。

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    2022年06月15日
  • 大いなる遺産(上)(新潮文庫)

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    先日読んだ「20の古典で読み解く世界史」で紹介されていたうちの1作品

    主人公ピップは幼い頃両親が亡くなり、20以上年上の意地悪な姉とその婿である鍛冶屋のジョー(こちらは良い人)に育てられた
    ジョー以外ほとんどの大人がピップをサンドバッグかのように当たり散らし、意地悪を言い、傷つける
    結構読んでいくのがしんどくなる
    ここまでみんなで意地悪をする場面を描く必要はあるのか?と素朴な疑問が浮かんでしまう
    どうやらディケンズの両親が金銭的にだらしなく一家が破産し、ディケンズは靴墨工場で働いていたようなのだが、そこでの仕打ちはひどく、かなり精神的ダメージだったようだ
    そんなことも影響しているのかもしれ

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    2022年05月17日
  • 火刑法廷〔新訳版〕

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    死体消失と人間消失。2つの謎があり、その真相をきいてなるほどと思ったと同時に疑問も持った。読み終わっても読者に考えさせるものを作った作品だと感じた。

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    2022年04月11日
  • 大いなる遺産(下)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    当初は新聞連載であったということで、話の展開が速く劇的です。最後に女性と再会する場面がありますが、連載時には再婚した女性の設定だったのが、書籍化にあたり、読者の意見を取り入れて、未亡人の設定に変えたそうです。
    筆者の生い立ちが所々に反映されていて、当時のイギリス社会を垣間見ることができました。

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    2022年03月18日
  • 大いなる遺産(上)(新潮文庫)

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    新潮文庫のものですが、山西英一さんの翻訳のものを読みました。ディケンズのものは初めて読みますが、著者も書名も有名なものなので、どんなに深い話かと期待して読みました。しかし、内容的には大味な印象を受けました。
    鍛冶屋で養われていた孤児の主人公が、何者かによる莫大な遺産を受け継ぎ、激動の人生を歩んでいく20年あまりのお話。

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    2022年03月18日
  • シルバービュー荘にて

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    特に前半、書き込み足りなすぎでは。人物造形等が薄くて、入り込みにくい。重大な脅威って?それがル・カレ的といえばそうかもな、運びの上手さはあるが。

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    2022年03月07日
  • 死ぬまでにしたい3つのこと

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    複雑な事情を背負った主人公が弟の殺人容疑を晴らすべく奔走するスウェーデン発の警察ミステリー小説。650頁を越える大作だが、然程中弛みすることもなく、最後までほぼ一気読み。所謂ご都合主義的な展開は目に付くものの、このパターンでこの真犯人は結構意外性があって面白かった。自信家の割に軽率短慮な主人公・ジョンのキャラクターは突っ込み所多し。単発のクライムものとしてはかなり理想的なラストシーンだと思うのだが、続編が蛇足にならないことを祈るのみ。邦題は英題「The Bucket List」の様にはいかないものですね。

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    2022年01月30日
  • 二都物語

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    【ネット要約読み】

    物語の時代背景:1775年〜
    (1789年〜 フランス革命)

    ロンドンとパリの2都市を舞台とした、
    フランス革命前後を描く物語。
    有名どころを読んだことがなかったので。
    当時のフランスの格差社会などが分かる本。

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    2021年09月05日
  • 火刑法廷〔新訳版〕

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     ニューヨークの出版社の編集部員であるエドワードが週末を過ごす別荘へ向かう車中で出版予定の小説原稿に添えられた写真と名前は別荘で待つ妻マリーだった・・・小説は事実を基にした70年前の毒殺事件でマリーである筈がないがエドワードの心にはシコリが残る。。。

    時期を同じくして別荘近くの大地主でデスパード家の当主が病死するが甥で友人でもあるマークから砒素を使った殺人の疑いがあり容疑者探しを行う。

    妻似の70年前の砒素毒殺事件犯人は魔女で”不死者”といわれ時代を超越した幽霊が犯人なのか?
    霊廟に安置された筈の当主の亡骸は何処へ?
    唯一の目撃情報である”古いフランス様式のドレスを着た女性”は誰なのか?

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    2021年08月24日
  • オリヴァー・ツイスト(新潮文庫)

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    もともとこの夏はディケンズ作品を読もうと思っていたが、ちょうど来月からオーブでこの作品のミュージカル版が上演されるとのことで、一作目は『オリヴァー・ツイスト』にした。

    700ページ越えだから早々に挫折するかと思っていたけど、2日で終わった笑
    先の展開が気になるように伏線をはるディケンズの手腕を感じましたね…。
    酷い場面や恐ろしい場面、血生臭い場面と、安心してほっとできる幸福な場面が交互に描かれて、ある種のスリリングさがあった。

    救貧法や新救貧法についても後から調べて勉強になりました。
    オリヴァーを中心とした周囲の様々な階級、職業、地位の人々の描写を通して、新救貧法という制度が社会に何をして

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    2021年08月17日
  • 三つの棺〔新訳版〕

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    ネタバレ

    古典密室の名作。カーは初めて読んだが、読みやすくて良かった。舞台設定は素晴らしいのだが、偶然に偶然が重なって上手くいったような状況なのもあってか、まったく推理できなかった。フェル博士は天才だ。

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    2021年08月02日
  • 火刑法廷〔新訳版〕

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    冒頭の妖しいムードに惹き込まれつつも、ついつい混同する登場人物の名前や序盤のもたついた筋運びに乗り切れないまま読み進めたが、第Ⅲ章から俄然面白くなる。解決編の第Ⅳ章で探偵役が推理を披露するのだが、消える人影の種明かしはまだしも遺体消失のトリックや犯行動機について後出し感が拭い切れないのは私が普段所謂本格推理ものを嗜まない所為だろうか。目眩し的に積み上げてきたオカルティックなネタをエピローグの第Ⅴ章で反転に用いる試みは功を奏したようだが、中世魔女事情に精通していない私には今一つピンと来ない部分も多かったり。

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    2021年08月06日