加賀山卓朗のレビュー一覧
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ピエテル・モリーン、ピエテル・ニィストレーム『死ぬまでにしたい3つのこと』ハーパーBOOKS。
スウェーデンの二人の合作新人作家によるミステリー。昔の未解決事件を捜査するというのはよくあるパターンだが、FBIの特別捜査官がスウェーデンを舞台に事件を捜査するというのは珍しい。読み終えてみれば、余り驚きも無く、さもありなんという無難な結末に少し拍子抜けした。
序盤は2009年のスウェーデンと2019年のアメリカを舞台に物語が展開し、物語の中心は2019年のスウェーデンとなるのだ。
2009年、スウェーデンを代表する企業の社長令嬢エミリーが大量の血痕を残し、失踪する。直前、彼女のFaceboo -
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Posted by ブクログ
ジェイン・オースティンを読む合間に、別の本を読んでみようと思って、同じく英国の代表的作家であるディケンズを読んでみた。
話はそれるが、サマセット・モームの「世界の十大小説」(1954年)の国別構成は、英4、仏3、露2、米1となっていて、作家とタイトルを挙げると、
イギリス
フィールディング 「トム・ジョーンズ」 1749年
オースティン 「高慢と偏見」 1813年
エミリー・ブロンテ 「嵐が丘」 1847年
ディケンズ 「デビッド・コパーフィールド」 1850年
フランス
スタンダール 「赤と黒」 1830年
バルザック 「ゴリオ爺さん」 1835年
フローベー -
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ネタバレ最初にエピローグを読めばよかった。登場人物が多いので、全体像把握してから読むべきであった。それにしても、リーマンショックと言えば、日本でも仕事面・生活面でも身の回りで影響があったように記憶しているが、アメリカ本土ではリーマンだけでなく大手金融機関が軒並み大変になっていたことは恥ずかしながら知らなかった。エピローグに簡潔にまとめられている。
「わからない、まったく」ポールソンは疲れた声で言った。頭のなかはまだリーマン・ブラザーズとメリルリンチの運命のことでいっぱいだというのに、AIGのための解決策も考えなければならないのか?
ミラーは一刻も早く会社を売却する方法を探っていた。この業界は -
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カーの有名なミステリー。密室ミステリーの最高峰と名高い「三つの棺」をはじめて読む。
ロンドンの街に雪の降り積もるある夜、グリモー教授の家をコートと帽子、それに仮面をつけた長身の男がおとずれる。ふたりの入った書斎から銃声が響き、ドアを破って室内に入ると、胸を撃たれて瀕死のグリモー教授が倒れていた。
しかし、長身の男は忽然と姿を消していた。密室であったのに。
この作品はギデオン・フェル博士シリーズのひとつらしい。
このシリーズを読んだことがないため、フェル博士がどういう人物なのかがよくわからない。
フェル博士がよく咳をしたりする描写があるが、喘息や、何か肺に病気を抱えているのかどうかもわからな