西尾維新のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ厄介さんが好きなので、ワトソン役が厄介さんだと安心感があります。
講演会で今日子さんの記憶がいくつから無いのかにも、真実だったかどうかは兎も角今日子さんの口から語られますし、
インタビューに答える形で厄介さんの冤罪体質についての厄介さんの考え方も語られ、シリーズをずっと読んできた人にとっては、おっ、と思う内容ではないでしょうか。
ミステリーとか謎解きとかいう部分よりも、兎に角今日子さんが可愛いです。
講演会で相談のような質問を受けたときに答えた
「男なんて、どいつもこいつもみんな一緒です」や
厄介さんに対しての手厳しい
案外感謝してもらえるんじゃないかというのは男性特有の都合のいい妄想
とい -
Posted by ブクログ
ネタバレ仕事を辞めたいとは誰でも一度は考えたことがありそうですが
今日子さんの場合は考えたとしても記憶に残らないから
毎日毎日ただ粛々と依頼をこなすというのも、良いような悪いような
幸せなような可哀想なような不思議な感じです。
今回の今日子さんの相棒を務めるのはみんな女性の警察官で
それぞれの思いや立場を抱えつつ事件に向き合っています。
忘却探偵シリーズは読みやすいですが
やはり一冊目の衝撃は薄れ、ミステリーとしても弱いかなという感じです。
今日子さんの突飛な発想は面白いですが、飽く迄も思いつきで
状況証拠があるに過ぎず、証拠や裏付けなどがないのは変わらず。
警察が探偵にこんなに頻繁に依頼すると -
Posted by ブクログ
ネタバレテンポが良くてライトな読み心地です。
初期に比べて謎解き要素が薄くなっている感じは否めないと思います。
今日子さんがすらすらと謎解きをしてみせて、その裏付けは後ほど、という感じで
単に言っているだけとも取れますし、少々ご都合主義に感じるところもあります。
恨んでいて道連れにするにしても
そこに至るまでの動機がいまいち納得しづらく、
その点を多感でわかりづらい十代だからというところに求めてしまうと
つまらなくなってしまうと思うのです。
その当たりも含めて謎解きして欲しかったなと思います。
自分の感覚で言えば、いつもぶっきらぼうに見える店主が優しくしてくれて
自分を気にかけてくれたら、気恥ずか