西尾維新のレビュー一覧

  • ヴェールドマン仮説

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     西尾維新の記念すべき100冊目の作品。正確には講談社から刊行された作品のうち、ノベライズとトリビュート作品を除いたオリジナル作品のうち100冊目である。

     主人公は探偵一家の次男・吹奏野真雲。「おじいちゃんが推理作家で、おばあちゃんが法医学者、父さんが検事で母さんが弁護士、お兄ちゃんが刑事でお姉ちゃんがニュースキャスター、弟が探偵訳者で妹はVR探偵」というように、家族全員がミステリ作品の探偵役にありがちな職業に就くなか、無職の真雲が家事を行い家庭を支えている。そんな真雲が首つり死体に遭遇したことをきっかけに、連続殺人事件を追うことになる。

     西尾維新作品の魅力は、なんといっても個性的なキ

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    2019年08月08日
  • 化物語(6)

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    "「必要ねぇよッ そんな場所に志願するなっ」
    「精神面は戦場ヶ原先輩がケアし、肉体面は私がサポートする。
    見よ。これこそ見事な黄金のトライアングルーーーー……」
    「違うッ よく見ろ! それこそ見事なドロドロの三角関係だッッ!!」
    『ーーと言いつつ、阿良々木先輩は私のおっぱいから目が離せないようだった。
    なんだかんだいって男の本能には逆らえないようである。』
    「なんでお前がモノローグを語る!?」"

    見開きを使って登場する戦場ヶ原の表情がすごく良い。
    そしてなでこスネイクでの神原がすごく可愛い。

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    2019年08月03日
  • ヴェールドマン仮説

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    ヴェードルマンって、どこのユダヤ人だよ、とか思ってたら、そもそもヴェー「ルド」だった(苦笑)
    で、「された」んじゃなく「した」のに、なんで過去形なんだよ、とか思うのだが、まぁ、この作者は細かいこと気にしない人だからしょうがないか。

    しかし、お話のインパクトはいまいち…
    やっぱ地濃ちゃんは偉大だったなぁ(笑)

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    2019年08月02日
  • 結物語

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    大学を卒業して警察官になった暦が主人公のオムニバス。
    あんまり妖怪っぽい話はなく、神原、扇ちゃん、羽川さん、老倉さん、戦場ヶ原さんがでてきて現状紹介、っていう感じかな。
    なんとなく阿良々木君が警察官になるってのはちょっと。。。微妙な感じ。
    あと、八九寺ちゃんは後に残しといたとこかな。一番期待してたのに。次に期待。

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    2019年07月31日
  • 余物語

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    大学生になった阿良々木君と斧乃木ちゃんの事件簿.
    なんだけど、相変わらず、子供の人生設定が悲惨すぎる。
    そりゃ、怪異にもなるだろうよ。

    とはいえ、今回あんまり見せ場はなかったなあ。
    まあ、暦がもう吸血鬼の力を使わないんなら、こうなるしかないのか。
    忍も、ヶ原さんも登場しなかったので、個人的お楽しみは、羽川さんの登場だった^^
    最後の選択肢はぜひAを選んでほしい(爆)

    それにしても何気にどちらのお話も解決してない気が。
    毛布人形はほんとにどうなった?

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    2019年07月30日
  • 余物語

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    物語シリーズは言葉遊びとキャラで何となく読み進んでいるが、ストーリー、展開はかなり納得出来ない部分も多い。まぁ、本来終わってるのを、遊びと収入の為にしつこく続けているってのが本音だろう。それだけに、軽い。積極的に追いかける気はないけど、まだキャラの面白さから時間潰しでは有効かな~
    今回の斧乃木余接については、それほど思い入れはないけど・・千石撫子はわりと好きかな?八九寺の出番は今回なし(笑)

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    2019年07月30日
  • 業物語

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    ネタバレ

    忍ちゃん、火燐ちゃん、羽川さんが主人公。
    忍ちゃんがバンパイアになった経緯が明らかになりました。
    始祖ではないという話はあったけど、愚物語ですでに伏線があったんですね。
    個人的には、アセロラボナペティの最後の締めのところで、忍ちゃんを吸血鬼にした吸血鬼の正体がわかるところが、やっぱり西尾維新はうまいなぁ、と思わせてくれたので、そこが一番お気に入りでした。

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    2019年06月29日
  • 掟上今日子の乗車券

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    全編乗り物ってのが、おもしろかった。
    守くんは信用されてるんだなぁ。ちょっと、厄介くんが不憫になったりして(笑)
    しかし他人の目から見ると、いかに厄介くんが不審か、よく分かった。本人が思ってるほど、小心者でも臆病者でもないよな~(^^;
    しかし、これだけ煽っといて、次の新刊が「掟上今日子の五線譜」じゃないのは、なぜ?!
    こーいうとこが、西尾維新!

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    2019年06月26日
  • 余物語

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    あいかわらずだらだらと会話中心の進行。オチがついてからが話もスピーディーで面白いかな?短編のほうが正直面白かった。この人は短編のほうが向いていると思う。

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    2019年06月24日
  • 掟上今日子の遺言書(単行本版)

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    軽く読めるので、気楽に楽しめますが、話もそれなりといったところ。会話とか展開がつまらないわけではないけど、ストーリー自体はかなり強引。

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    2019年06月24日
  • 混物語

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     映画版「傷物語」の来場者特典の短編をまとめプラス書下ろし三編。
     物語シリーズ以外のキャラクターと阿良々木くんとのコラボレーション。
     なのだがごめんなさい、半分くらいしかキャラ分かんねっす。

     俺が読んでるのは伝説、忘却探偵、美少年探偵団シリーズで、アニメで刀語シリーズ見ただけっす。
     人間シリーズは1,2巻だけ読んで、戯言、魔法少女りすかとか読んでないっす。

     特に地濃さんクッソうぜぇな。
     阿良々木さんの変態度がいつもに増してヒド感じ。

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    2019年06月23日
  • 掟上今日子の乗車券

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    今日子さんにとって旅の疲れの感覚ってどうなんだろう。日数の自覚はなくても体は疲れるからそれなりに実感するのかな。行く先々で事件に遭遇し、被害者の意識が戻る前や警察が来る前に最速で推理。答え合わせはないから、今日子さんの思考実験集みたい。守と厄介の面会は面白かったが、厄介はこんなに面倒くさいタイプだった?

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    2019年06月17日
  • 掟上今日子の乗車券

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    ネタバレ

    今日子さんと守さんの営業二人旅短編集。
    オーソドックスなパターンに真っ当な推理ですが帰りのバスで疑われる守さんの話が一番面白かったかなぁ。
    今回はトリックではなくその動機がどの話も斬新でした。
    目的じゃなく手段が殺人という意味では仲の良い兄妹のお話も印象深い。

    次回五線譜に繋がるらしいお話も載ってましたが守さんと厄介君がついに対面してるのが楽しかった。
    第三者目線の厄介君は芝居がかりすぎてて怪しい・・・!

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    2019年06月04日
  • 掟上今日子の退職願(単行本版)

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    今回はシリーズ初の女性警部が語り部となり、それぞれ異なった視点から浮かび上がる今日子さん像が本作の見所である。羨望、好奇心、嫌悪、疑問といったそれぞれの警部のスタンスが事件と絡み合って一つの解として落ちるさまは毎度の事ながら見事である。殺害方法の異なる4つの死体を巡る事件はどれもあっさりとしており、やや物足りない感じもするが、短篇としてはバランスが良く、情報提示の順序から解決に至る手続きはどれもスムーズである。ワンアイデアを強引に繋げる語り口は相変わらず素晴らしい。ドラマ版を鑑賞後に読むと、今日子さんの所作の一つ一つが非常に可愛らしく映るせいか、ドラマ版の続編も期待してしまう。どの短篇も一話完

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    2019年05月28日
  • 美少年探偵団 きみだけに光かがやく暗黒星

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    突飛なタイトルであるが、モチーフや各章タイトルから想像できる通り、中身は江戸川乱歩の少年探偵団シリーズのオマージュである。オマージュ、と言ってもそこは西尾維新であるため、著者らしい独特の仕掛けが随所に施されている。メインキャラクターである5人の美少年は、どれもキャッチーで掴みやすいキャラクターをしており、やや記号的であるもののイメージしやすく、依頼人含めて6人という一場面の出演にしてはやや多い人数を、強烈なイメージ喚起で綺麗に交通整理しているのは素晴らしい技量であると思う。前半の推理パートは「星を探す」という依頼にやや退屈さを覚えたものの、中盤を境に事件のあらましはガラッと変わり、依頼人の少女

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    2019年05月28日
  • 掟上今日子の遺言書(単行本版)

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    忘却探偵シリーズ第4弾。ドラマ化の影響もあってか、語り部は久しぶりの隠館厄介である。ドラマから入ったファンにも馴染みやすく、前作キャラの再登場なのに話を知らなくても楽しめるというのは地味ながらも凄いことだと思った。今回は前回のような連作短編、もしくは中編集の体裁ではなく、一つの事件を扱った長編である。だが長編と言っても読みごこちは変わらず、むしろ導入部分の軽快なやり取りや、作者らしい言葉遊びや肩透かしなどは今作が一番魅力的なように思えた。人を巻き込んだ飛び降り自殺未遂という事件はやや小規模で面白みに欠けるものの、奇天烈な事件を奇妙な探偵が解決するという図式はやはりゾクゾクするものがあり、キャラ

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    2019年05月28日
  • 掟上今日子の挑戦状(単行本版)

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    忘却探偵シリーズ第三弾。本作のほうが前作よりミステリ色が強めで、アリバイ、密室、ダイイングメッセージとミステリ的なモチーフを存分に活かしている。特に2話目の「掟上今日子の密室講義」はわりと真っ当な本格推理になっており、試着室という脆すぎる密室の謎が論理的に解き明かされる様は読んでいて非常に興奮した。主人公以外は全員初登場キャラなのも本作の特徴ではあるが、シリーズ三作目ともなるとこの一風変わったスタイルにも慣れる上、過去の因縁や伏線、縁などをいちいち引きずらず、毎回新ネタで一から語るのは好感が持てる。もはや様式美の域。その代わり、毎回一発ネタで勝負している感があり、面白さはかなりばらつきがあると

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    2019年05月28日
  • 掟上今日子の推薦文(単行本版)

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    前作に出てきた語り部の隠館厄介は今作では出てこず、文字通り一旦リセットされた状態から始まるのはシリーズ物としてはそこそこ目新しかった。前作同様、記憶のリセットというハンディを背負いつつも、それがまた異常な集中力やマルチタスク、数々の特殊技能に繋がっていたりする「強み」として生かされているのが面白く、何よりも、忘却するため物怖じせずに踏み込んでいけるというメンタル面の利点があるという着眼点が非常に良かった。事件そのものは前半の小さな事件が引き金となり、後半に繋がっていく二部構成になっており、真相はどちらも意外な方向性からのフィニッシングストロークとなっている。前者はともかく、後半の真相はオチは読

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    2019年05月28日
  • 掟上今日子の色見本

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    ネタバレ

    前回からいろいろ気になっていた親切さん視点のシリーズです。
    あれだけ「今日子」って呼び捨てにしてたのに一切出ませんでした。そして関係性も私の認識してたままだった・・・!
    頑ななまでの「今日子さん」呼びのスタイルは何なんだろうか。
    まぁ、普通苗字で「掟上」っていうところをそう記していただけなのか。
    今日子さんを名字で呼ばせないのは作者さんのこだわりなのか。
    それにしても厄介君の冤罪体質よ・・・

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    2019年05月23日
  • クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子

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    久しぶりに読み直した。このシリーズにおいてこの章は主人公の根幹に触れるある種の転換期的な役割を担っているのかもなぁ

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    2019年05月21日