河合雅司のレビュー一覧

  • 未来の年表 人口減少日本でこれから起きること

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    少子高齢化について非常に理解が深まった。
    現役世代は是非とも一読してもらい、この問題を今一度認識してほしい。2017年発行の本書だが、現在の日本を予言している。
    「静かなる有事」これが本書のキーワードである。
    静かなる有事とは人口減少にまつわる日々の変化は極めてわずかであるが、ゆっくりと確かな足取りで日本国民一人ひとりの暮らしが蝕まれてゆくことである。

    多くの産業で人手不足と嘆いているが、5年後10年後はさらにそれは加速する。人手不足は切り離せない問題で、合計特殊出生率が改善したとしても増加には転じない(本書p44)ため、人手を増やすことは現実的に難しい。

    歴史的にもここまで急速な少子高齢

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    2025年09月13日
  • 未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起きること

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    より良いものをより安くは限界

    強みを活かして高付加価値化
    ターゲットを絞りニーズ対応
    無形資産でブランド力向上

    教育により
    労働生産性の向上
    戦略と人事戦略をアラインさせて
    優秀人材は
    年功でなく評価

    市場は多極分散より
    多極集中を

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    2025年08月17日
  • 縮んで勝つ ~人口減少日本の活路~(小学館新書)

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     「縮んで勝つ」という逆転の発想ともいえるタイトルに惹かれ購入。
     人口減少が避けられない今日にあって、現状生じている、生じ得る問題について8割近くのページが割かれている。少子高齢化の引き起こす課題を改めて確認するところからはじめてくれるので、時事問題について調べている方にもおすすめができるポイントだ。
     本書の魅力は最後の最後、後半2割ほどのページだろう。長年、人口減少問題に関わってきた著者ならではの、切れ味ある解決へのヒントが満載であるが、新鮮であるがゆえに採用するのには相応の決断が求められるだろう。
     多くの人が当事者意識を持つという点においても、現状の我が国が直面する困難を知るという意

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    2025年06月11日
  • 縮んで勝つ ~人口減少日本の活路~(小学館新書)

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    小手先のゼロサムゲームではなく、人口減少を所与として政策を考えねばならない、という著者のメッセージが貫かれている。本書を読んでからは、TV、新聞で流れるニュースの見方が大きく変わった。すべての日本人にとは言わないが、全ての政治家に読んでもらいたい。

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    2025年06月09日
  • 人口減少で日本はどうなる? 未来の社会について考えよう!

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    学んだ心構え
     不便を受け入れる
     自分のことは自分でする
     他人に寛容に
    などなどたくさん

    現実を受け入れる事が
    第一歩

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    2025年05月06日
  • 未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起きること

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    私が言うのもなんだけど、広く浅くよくまとまっていた。自分がいた業界や、ちょっと知っている業界は「よくご存じですね、そのとおりです!」だった。

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    2025年04月29日
  • 未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること

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    もはや日本は地方創生などという甘い建前を捨てて、少子高齢化と首都圏への人口集中は不可避であると諦念を持って効率よく縮小せねばならない。時間と資金が限られた壮大なサバイバルゲームのようだ。6年前に書かれた本書の予想よりも、現実はさらに加速している。

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    2025年04月22日
  • マンガでわかる 未来の年表

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    読むのが面倒だったのでおおまかに頭に入れようと漫画を読んだ。
    うーむ…結局避けられない少子高齢化の流れから言えば、親が死んだら地方銀行から預金が引き上げられて銀行が消滅したり、タワーマンションが天空の老人ホームになったり、ドライバー不足で通販が買えなかったり、消費税25%で高負担低福祉になったり、孤独死で無縁仏になったり、子どもが生活習慣病になる(これについては疑問が残るが?)という話も、まあある話かもなぁという感じ。
    本編の本も読みたくなったが、ただ何点か疑問に感じていることもある。本を読んでそこが整理されるといいのだけど……。
    例えば、学校で運動部の合同チームが結成されるという話だが、これ

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    2025年03月15日
  • 未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起きること

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     本書で紹介されている未来は恐ろしいが、カウントダウンは既に始まっており、実現可能性が高そう。過疎地域への若者の移住は『ワルツを踊ろう』のような感じにならずとも、色々な期待や皺寄せが若者へ向かうのは想像がつくので、方向性が違うと感じていた。『縮小ニッポンの衝撃』で知ったが、たった1人のために水道維持費が年間450万円という事態を引き起こしかねない。多くの日本人が「多極集中」と「厚利少売」マインドを持って変革していかないと、遠からず恐ろしい未来はやって来る。

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    2025年03月10日
  • 未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起きること

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    少子高齢化、人口減少はもう避けられない中、恐ろしい現実と何ができるのか、「打ち克つ」ための具体策がとてもわかりやすく書かれている。自分の会社、組織だけ儲かればというパイの取り合いをしている方々にぜひ読んで欲しい。

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    2025年01月29日
  • 未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起きること

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    巻末の「『まずは目の前の課題をこなすことが先だ』と言い訳しながら、時だけが過ぎていく」という言葉が、かなり心に響いた。

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    2025年01月18日
  • 2050年 世界人口大減少

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    【文章】
    とても読みやすい
    【ハマり】
     ★★★★★
    【気付き】
     ★★★★・

    2050年から人口は減少する。
    飢饉、自然災害、戦争、感染症などの外圧によってではなく、自分たち自身の選択による人口減少は、人類史上初めての経験。
    先進国だけでなく、発展途上国でも出生率は低下傾向にある。

    出生率低下の原因は、都市化と女性の教育水準の上昇。
    経済合理性の観点で考えた場合、子供を産むことは、農業社会では「投資(働き手が増える)」であるが、都市社会では、「負債」になる。
    女性に対する教育水準が上がるほど、子供の数が減る。

    田舎暮らしは環境負荷が高い。
    人々が暮らす場所は集約した方がエネルギー効率が

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    2024年08月15日
  • 未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起きること

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    人口減少で予想される将来予測。明るい話は一つもない。けど、沢山の人に読んでほしい。企業、公務員、政治家、それぞれの職務の中で真剣に考えている人がどれだけいるかで将来は変わっていくと思う。

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    2024年08月03日
  • 未来の年表 人口減少日本でこれから起きること

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    「少子高齢化はもうそこまで来ている」とメディアが無責任に煽るため、漠然とした不安感だけが漂い、みんなが何となく解ったような気持ちになっている日本。これに対して、少子化と高齢化は別の問題であり、子供の数を増やす効果的な対策を打ってもその効果が出てくるのは何十年も先だから、高齢者数がピークを迎える2042年には具体的にこんなことになるよ、と例示して警鐘を鳴らしてくれる本。認知症患者数の増大、献血必要量の不足、東京郊外のゴーストタウン化、空き家が2000万戸を超える、老朽化したインフラの維持費不足、死亡者数のピークと火葬場不足、自治体の消滅危機、などなど。本の後ろ3割はこれに対する対策提言となってお

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    2024年05月12日
  • 未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起きること

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    人口減少が進む日本において、少子高齢化により企業がどのようなダメージを受けるのかを業界別にまとめてある。若手の減少、労働者の高齢化、それを補う外国人労働者も足りないと厳しい状況である。薄利多売、量的拡大モデルから脱却し戦略的に縮んでいくことが重要だとの主張だ。

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    2024年03月20日
  • 未来の年表 人口減少日本でこれから起きること

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    人口減少社会の行く末が分かりやすくまとめられていて、末恐ろしくなった。今でも高齢者が多く子どもが少ないと感じるのに、これからがピークとは驚くばかりだ。今の自分にできることは子育てかな。がんばりたい。

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    2023年10月30日
  • 未来の年表 人口減少日本でこれから起きること

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    上手く小さく生きていける未来の為に、政治家、官僚、国民に必須アイテムだと思う。
    でも、知事も首相も、家庭に生活費入れず、外面だけいい典型的な昔のダメ男じゃないですか…ね。

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    2023年10月28日
  • 未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること

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    『未来の年表2』河合雅司氏
    【購読動機】
    世の中の需要の変化、それにともなう事業構造の変化を知りたかったこと。2018年の執筆ではあるが、2023年だから「旧い」とするのではなく、状況認識の整理に当てたかったため。
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    【こんなひとにおすすめ】
    1)今、世の中で起こっていることを網羅的に知りたい。
    2)1)が身近な生活様式にどのようなマイナス、プラスになるか?を知りたい。
    3)具体的に何を目的にどのように考え、行動することが準備につながるのか?を知りたい。
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    【書籍内容】
    河合氏はジャーナリスト出身で、近年は大学で教鞭をとっている方です。冒頭でおっしゃっているとお

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    2023年10月15日
  • 未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起きること

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    少子高齢化しながら人口が減少していくこれからの日本の行く末が、分かりやすくまとめられていた。私が子どもの頃に思い描いた社会とは、大分違って驚いた。備えるべきところは備えたいと思う。「いいものをより安く」から「いいものを相応の値段で」という価値に変化させていかなくてはならないというところは身に沁みた。

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    2023年09月17日
  • 未来の年表 人口減少日本でこれから起きること

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    人口減少の速度は、著者の言っているスピードを超えており2022年度日本人の出生数は80万人を割ってしまったとニュースで見たことがある。生涯未婚者を如何に少なくし、家庭を持ち子育ての喜びを国民に伝えてゆく啓蒙活動に政府はお金を使うべきではなかろうか?

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    2023年08月27日