河合雅司のレビュー一覧
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もはやすでになっていますが、将来さらに加速していく、人口減少の人類史上でも例のない「超高齢化社会」になってしまうことが確実な日本への、人口減少に負けない「提言」を述べられています。
”地域の財産”をうまく活用し、「拠点」での暮らしをいかに充実させるか。
自らの生命は、自らで守る時代が到来。
若い頃から”自分でできること”を増やしていけば、将来困ることも少なくなるし、その分だけ家計支出も抑制できる。
日本人同士、自治体同士、地域同士が、勝者なき不毛の戦いをするのではなく、一つの自治体だけが拡大発展していくということはありえない。産業面を含めて日本中が相互関係にある。
今後は世界各国で高齢 -
Posted by ブクログ
世界人工は増加すると言われていたが、実際は2050年頃をピークと
して減少を始め、二度と増えることは無い。
そんな予測を各国の出生率や都市化、移民政策などから読み解いている。
昔は人口爆発で大変だ!とか行ってたけど、確かに最近聞かないね、という
感じだったので、読んでいて感覚としては共感できるものだった。
日本の晩婚化、少子化はいくらでも感じるけど、タイやブラジルなど
イメージでは子供産んでそうな国でも低下してるのは知らなかった。
出生率高いのはアフリカの一部で、そこも低下し始めてるって
それもう絶対減っていくやん。
女性の教育水準の上昇や大学への進学率の上昇が、ライフスタイルを変え、 -
Posted by ブクログ
前作「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること 」とかぶる部分がありましたが、自分と同世代のミライ君(アラサーの男子)と河合さんのインタビュー形式で繰り広げられているので前作よりも分かりやすい内容になっています。また、可愛らしい絵も加わって前作の重苦しい内容が少し軽やかになったのかなと思いました。
先ほども書きましたが前作よりも分かりやすく読みやすい内容になっています。
この本をぜひ高校生からアラサーの人たちに読んでほしいです。
河合さんの説が本当なら近未来の社会変化を直に感じそれを変えていけるこはこの世代だと思います。
一人で解決するのは大変ですがみんなが理解し助け合えば最悪のシナリ -
Posted by ブクログ
ネタバレ人口が減る!!ってことには納得した。
人口減少による暗黒の未来を語っている。ディストピア。著者は逆マルサス。
解決策は継続的な移民受け入れしかないぞ!と主張。
『かつて行われた人口増を過剰に恐れての出産抑制政策+核家族称賛宣伝+核家族の増加+貧困の減少+宗教権威の低下+女性の権利上昇+都市化=人口減少』みたいな。
人口減少
先進国では100年前以上から出生率が低下トレンドへ。ベビーブームは偶然も重なった一過性の減少。人口減少トレンドはずっと続いてきた。顕在化が最近というだけ。発展途上国も出生率が急速に低下している。世界の人口は2050年とかがピークだろう。国連の人口推計は過大すぎる。
人 -
Posted by ブクログ
定量的に今後数十年間の日本を予想した本
人口減少、超高齢社会を悲観するのではなく、だからどうする?という視点で書かれている
未来の日本がこの本の内容通りになるかどうかは別として、考えるための気づきになる
▶︎働き方の変化
テレワーク、副業、人手不足
人手不足が深刻化するだろう生まれ故郷に対して、テレワーク×副業として、貢献できることを探したい
▶︎大学の役割の変化
技術の高度化、AIの台頭、基礎的な学問の重要性
技術の高度化により、今以上に専門家が求められると同時に、AIの台頭により、それを使いこなす仕組みを作ることができる人材が必要に
だからこそ注目したい哲学、歴史などの基礎的学問の重要