河合雅司のレビュー一覧

  • 未来を見る力 人口減少に負けない思考法

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    人口減少・高齢化が進む中、
    対人商売や地方自治体で働く人におすすめ。

    【概要】
    ●2020年以降、少子化が大きく加速する。企業や地方自治体が存続し続けるためには何が求められるか。
    ●著者が未来予測する上で何に着目しているか。その思考プロセスが「人口減少に負けない思考法」
    ●将来はこんな状況になるから、今までのこんな考え方は通用しない。高齢者マーケットへどう対応すればよいか、行政や地方自治体のあり方はどうか、についてケーススタディ
    ●最後に、コロナ前からの課題についてコロナ後にどう対応すべきかケーススタディ

    【感想】
    ●「未来を見る力」として未来を予測してどうすべきかが書かれているが、その対象は少子高齢化と人口減少に限定したものである。
    ●共感できる点は次のとおり。
     ・人口減少社会における企業経営のお手本をヨーロッパに見出す。
     ・日本の強みを活かすために捨てるところは捨てる。
     ・年齢に関係なく働いてほしいと思われる能力やスキルを身に付け、自分の能力を評価してくれる新たな職場にさっさと移る。
     ・高齢になるまで「使い勝手のよい人材」として社会に役立てるよう努力を重ねる。
    ●人口減少への対応にエンパシーが重要という考え方について理解できた。

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    2021年01月10日
  • 未来を見る力 人口減少に負けない思考法

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    AIが労働人口減少の解決策として見込めない事について書かれた章では、正直デジタル領域のビジネスについての知識があまりに不足してると思う。

    また全体的に「人口減少」に対する問題意識が肥大化しすぎてて、全ての事象に対して、考え方にバイアスが掛かっているように感じた。

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    2020年11月19日
  • 未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること

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    生きていく上で知るべきこと、仕事に行かせること、生き方、家族を考える上で大切な情報。
    情報量が多すぎて多少パニクった

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    2020年11月18日
  • 未来を見る力 人口減少に負けない思考法

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    人口減少により起きる社会変化を書きながら、
    企業はどのような対応が求められるかという話をしていたが、
    中盤で話されているー少量生産少量消費による高付加価値な製品づくりの考えは、
    一部の業界では当てはまるが、日本のすべての業界で目指しましょうーというのは違和感を感じた。

    また、前作の未来の年表と比べては新しい情報も少なかった印象。

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    2020年10月15日
  • 未来の年表 人口減少日本でこれから起きること

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    第一部、悲しくなった。現実的な問題が大きすぎて、これからを生きていくのに不安になった。
    第二部、小さな光がみえた。普段の買い物や財源、労力をどのように使うべきか少しだけ、ほんの少しだけ分かった気がする。
    若い世代だけでなく、ぜひ老若男女多くの方の手に渡って欲しい。

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    2026年02月04日
  • 未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること

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    日本が今後どうなっていくか?
    どうなるべきか?について割とわかりやすく書かれてあります。
    東京と地方を分けて考える。東京は外国とみなして
    対応するという観点はなるほどと思いました。
    息子が、大学でグローバルではなく、日本ローカルな
    社会問題を研究する学科に入って、そういう課題を
    やっているのを横で見ていて、なんとなく気になりました。

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    2020年07月03日
  • 日本の少子化 百年の迷走―人口をめぐる「静かなる戦争」―

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    江戸時代中期~後期、日本の人口は概ね一定に保たれてきた。
    しかし明治維新後、工業や医療が発達し、人々の生活が豊かになって死亡率が下がり、人口増加に転じた。

    第1次世界大戦で欧州の産業が停滞し、日本は工業国へ脱皮する。
    工業化の波は、農村の若者を都市部へ迎え入れた一方で、農村の生産性は伸び悩み「食糧不足問題」が生じた。

    第1次世界大戦後、日本は不況に陥る一方、人口増が続いた。
    政府は「海外移住」で失業や食糧難の解決を図るが、現地の生活に馴な染じまない日本人に対し、各国で排斥運動が生じた。

    世界中から締め出された日本が、移民の送り出し先に選んだのが満州だった。
    そこでは人口過剰問題を平和的な移民政策や農業生産性の向上ではなく、海外への武力進出で解決する路線で、人口政策としては「産めよ殖やせよ」の政策が採られた。

    第2次世界大戦後、日本の農業生産は落ち込み、出征兵士の帰国によるベビーブームで、食糧事情は危機に瀕する。
    その対処に、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)が大きく関与した。
    └世界が冷戦構造へ進む中、発展途上国の人口急増が共産主義に結びつくと考える米国は、日本の人口抑制を図った。
    └米国は、日本人の意思として産児制限を導入したという形にするため、産児調節運動家を後押しして国会に送り込み、人工妊娠中絶を認める優生保護法を作成・可決させた。

    優生保護法の改正(経済的理由による人工妊娠中絶を認める)後、人工妊娠中絶件数は激増し、年間出生数は激減した。

    これが、その後の長い出生数減少の歴史の始まりとなった。

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    2020年04月26日
  • 未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること

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    人口政策の専門家が、予測がほぼ的中する将来の人口動態について体系的に解き明かしている。第3作目のこの本では、地理的な考察を軸にしており、地方の未来の厳しさが協調されている。出産適齢期の女性が働く場所がないことが、地方の人口減少を加速させていることがわかるが、この問題には妙案がない。著者の危機感も伝わり、個人や企業として今から何をすべきなのか処方箋のような提言もある。しかし、依然として問題を直視せず、まだ成長をあきらめきれない国の政策は続いている。

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    2020年10月26日
  • 未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること

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    データからここまで分析と予測ができるんだ!と、まず驚きました。
    シリーズ前作(というのでしょうか)2冊は読んでいないですが、これだけ読めば大まかな内容は概観できるのではないかと思います。

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    2021年08月07日
  • 日本の少子化 百年の迷走―人口をめぐる「静かなる戦争」―

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    GHQが関わった人工妊娠中絶を認める産児制限から出生数減少始まってたのか。とはいえ現代はそれ以外の要因も多いだろう。

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    2019年02月02日
  • 日本の少子化 百年の迷走―人口をめぐる「静かなる戦争」―

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    人口問題は現在のことではなくかなり先の将来の問題。よってこの問題ほど長期スパン、歴史でみる意義のある分野もない。本書は日本の人口問題が戦前、戦後、現在とどのような変遷を経て、ついには目の前の大問題になってしまったのかを紐解いていく。

    時系列で見ていくと、安定的だった江戸時代の日本の人口を"富国強兵"の国策が膨張とも言える人口増加にしていく。日露戦争での勝利をきっかけに欧米列強が日本の国力増加と人口膨張に危機感と警戒感を強め、何かと日本に人口抑制のプレッシャーを与えてくる。そういった圧力や、マルサスの人口論のブーム、また大正デモクラシーなどによる自由な雰囲気を受けて大正から昭和初期にかけては人口抑制政策が取られるが、軍国主義の台頭により戦後直後までまたしても「産めや増やせよ」となっていく。(そして「産めよ増やせよ」政策が軍部のイメージと重なって戦後の政策決定に悪影響を及ぼし続けた)この頃の注目すべきこととしては大正9年に既に日本の人口増加はピークを迎え、昭和16年時点で行われた昭和50年と昭和100年時の予測において人口や高齢化の構成をほぼ正確に予測していることである。

    戦後は植民地からの復員や平和によるベビーブームの到来により日本の人口は再び爆発するが、これに対して戦後直後の食糧不足やGHQの巧妙な誘導、あるいは民主主義の浸透などによって日本人自らが人口抑制政策に傾き、現在までに続く"優性保護法政策"が実施され、ベビーブームも数年間で終わりを告げた。その後、日本は人口が抑制された恩恵としての"一人あたり豊かさ"を大いに享受し、さしたる人口増加対策は行わず時が流れ、最後の人口増をやりうる時代であった団塊ジュニア世代の出産時期も政権の混乱や民主党の政策変更などにより時期を逸し、完全に遅きに失した状態の中で近年自民党政権が本腰を入れて人口増加対策を行おうとしているという経緯である。

    この本で思うのは、日本の人口政策に欧米列強との暗闘がかなりあったという本題もさることながら、人口は長期の人の価値観の変化にダイレクトに影響されるのでちょっとやそっとの対策ではほどんど効果がないことと、人口をいじるとかなり先の将来に罰が下るということである。無力感にさいなまれているだけでは前進はないが、それにしても難しい問題である。

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    2016年04月20日