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日本が人口減少社会にあることは「常識」。だが、その実態を正確に知る人はどのくらいいるだろうか? 第1部では「人口減少カレンダー」とし、2017年から2065年頃まで、いったい何が起こるのかを、時系列に沿って、かつ体系的に示した。第2部では、第1部で取り上げた問題への対策を「10の処方箋」として、なるべく具体的に提示した。本書は、これからの日本社会・日本経済を真摯に考えるうえでの必読書となる。
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Posted by ブクログ
少子高齢化について非常に理解が深まった。 現役世代は是非とも一読してもらい、この問題を今一度認識してほしい。2017年発行の本書だが、現在の日本を予言している。 「静かなる有事」これが本書のキーワードである。 静かなる有事とは人口減少にまつわる日々の変化は極めてわずかであるが、ゆっくりと確かな足取り...続きを読むで日本国民一人ひとりの暮らしが蝕まれてゆくことである。 多くの産業で人手不足と嘆いているが、5年後10年後はさらにそれは加速する。人手不足は切り離せない問題で、合計特殊出生率が改善したとしても増加には転じない(本書p44)ため、人手を増やすことは現実的に難しい。 歴史的にもここまで急速な少子高齢化はない、『求められているのは、「これまでのやり方」や過去の常識を否定し、発想を大胆に転換することだ。』p149、と本書は語っている。 本書では「戦略的に縮む」ことを提言している。地域包括ケアシステムを推進している今、自治体などを縮小することができるのか。住み慣れた地域で安心して暮らせるのは理想ではあるが「戦略的に縮む」ことも一つの選択肢として考えるべきだろう。 移民がどんどん増え、日本人が減り、日本は静かに日本でなくなってしまう未来が予想できる。日本の文化や思想が少数派になり、なくなってしまうかもしれない。そうならないためにも、政治に関心を持たなければならない時代がやってきたと強く認識した。 再読必須。
「少子高齢化はもうそこまで来ている」とメディアが無責任に煽るため、漠然とした不安感だけが漂い、みんなが何となく解ったような気持ちになっている日本。これに対して、少子化と高齢化は別の問題であり、子供の数を増やす効果的な対策を打ってもその効果が出てくるのは何十年も先だから、高齢者数がピークを迎える204...続きを読む2年には具体的にこんなことになるよ、と例示して警鐘を鳴らしてくれる本。認知症患者数の増大、献血必要量の不足、東京郊外のゴーストタウン化、空き家が2000万戸を超える、老朽化したインフラの維持費不足、死亡者数のピークと火葬場不足、自治体の消滅危機、などなど。本の後ろ3割はこれに対する対策提言となっており前向きに読める。多くの点で納得できる。残念なのはその大胆さが現時点で行政にないこと。嘆くだけでなく、責任ある一国民として行動していきたいと思う。続編も読もう! ■自衛隊で十分な人数を確保できなくなったとしたら「国防の危機」「静かなる有事」 ■「戦略的に縮む」「豊かさを維持する」「脱・東京一極集中」「少子化対策」 ■次世代に日本を引き渡していく以上、今を生きる人々だけが「おいしい思い」をする政策はとるべきではない。
人口減少社会の行く末が分かりやすくまとめられていて、末恐ろしくなった。今でも高齢者が多く子どもが少ないと感じるのに、これからがピークとは驚くばかりだ。今の自分にできることは子育てかな。がんばりたい。
上手く小さく生きていける未来の為に、政治家、官僚、国民に必須アイテムだと思う。 でも、知事も首相も、家庭に生活費入れず、外面だけいい典型的な昔のダメ男じゃないですか…ね。
人口減少の速度は、著者の言っているスピードを超えており2022年度日本人の出生数は80万人を割ってしまったとニュースで見たことがある。生涯未婚者を如何に少なくし、家庭を持ち子育ての喜びを国民に伝えてゆく啓蒙活動に政府はお金を使うべきではなかろうか?
未来に希望が持てなくなる本である。 実際、オリンピックもリニアも遅れているし、コロナで日本の状況は悪化しているのかと思うとヒヤヒヤする。
少子高齢化というのはずいぶんと前から言われていて知識としては知っているし、街を歩いてもいつの間にか高齢者が非常に多いと感じてはいましたが、ここに書かれているようなことまでは思ってもいませんでした。まずありえないけれども現在1.44人の出生率が仮に2.0人になったとしても、そもそも出産可能女性がすでに...続きを読む少なくなっているので人口減にはまったく歯止めはかけられないこと、人口が減っていけば人手不足が深刻になり社会のインフラを支えることがそもそもできなくなること、病院があっても医師が足りない、医師がいても輸血用血液が足りないので治療ができない、自衛隊の人が足りなくなると国を守ることができなくなる、etc。この年にこういうことが起きるという年表と言うよりも、徐々にそうなっていくという方が正しいと思いますが、それでも非常にインパクトがあります。今の日本は個人主義が行き過ぎていて、自分の時間を大切にしたいから結婚しないとか言っていると、今当たり前にあるインフラが当たり前でなくなっていき、将来自分が高齢者になったときに支えてくれる人がいなくなるということを知ってほしいものです。この本はすべての政治家に読んでもらい、目の前の選挙だけでなく長い目で日本をどうするのか真剣に考えてほしいと切に願います。 2017年 「おばあちゃん大国」に変化 2018年 国立大学が倒産の危機へ 2019年 IT技術者が不足し始め、技術大国の地位揺らぐ 2020年 女性の2人に1人が50歳以上に 2021年 介護離職が大量発生する 2022年 「ひとり暮らし社会」が本格化する 2023年 企業の人件費がピークを迎え、経営を苦しめる 2024年 3人に1人が65歳以上の「超・高齢者大国」へ 2025年 ついに東京都も人口減少へ 2026年 認知症患者が700万人規模に 2027年 輸血用血液が不足する 2030年 百貨店も銀行も老人ホームも地方から消える 2033年 全国の住宅の3戸に1戸が空き家になる 2035年 「未婚大国」が誕生する 2039年 深刻な火葬場不足に陥る 2040年 自治体の半数が消滅の危機に 2042年 高齢者人口が約4000万人とピークに 2045年 東京都民の3人に1人が高齢者に 2050年 世界的な食料争奪戦に巻き込まれる 2065年~外国人が無人の国土を占拠する
読んで良かった!
高校生の息子に読ませたいとおもう。
日本の少子化について具体的に書かれている。特に2027年輸血用血液の不足や2039年火葬場の不足など具体的な事例にはショックを受けた。 実際はもう少し緩やかな数値が出ているが、数年遅れで進んでいると感じる。 日本を救う処方箋では外国人に頼らない社会の構築が提言されており興味深い
【少子化は静かなる有事】 日本が日本らしくあるために、伝統と革新に溢れ、自信を持って、世界に貢献、発言できるようにするために、少子高齢化への取り組みは待ったなしで、ドラスティックに行っていく必要があることを痛感。個人的には第三子に1,000万とすると、非常にありがたい。政治家も社会も日本の未来を考え...続きを読むたときに、必ずや考えるべき内容だった。
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河合雅司
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