河合雅司のレビュー一覧

  • 未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること

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    少子高齢化が進むとして、日本全国で均質に進むわけではない。地域別にどのような時間差でどのような変化が起こるのかということを予測している。予測はできるのだから、対策をとれればいいのだろうが、そういう政治家は当選しないし、そういう政策は支持されないので、たぶんこのとおりに日本は衰退していくのだろうなと思う。年齢にも寄るが、日本を脱出できる力をつけるか、日本に居残るのであれば、都市部で快適にすごせる経済力か、田舎でじゅうぶんにくらせる人間力・生活力をつけるしかないのかも。

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    2022年02月16日
  • 未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること

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    少子高齢化社会とはどんな社会なのか、漠然としていましたが、数字を根拠に提示してくれている。
    日本において地域によって人口減少の速度や影響が違うという当たり前のことも意識していなかった。知識として得られて良かった。作者やしっかり読んでいる人に怒られそうだが、同じようなことを何度も書いているように思えた。

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    2022年01月20日
  • 未来のドリル コロナが見せた日本の弱点

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    少子高齢化と人口減少という最大の国難をコロナ禍が加速させた。
    急速に進む社会の老化に対する切り札として、以下の5つを提言している
    ①国政選挙に「若者枠」を新設
    ②中学卒業時からの「飛び入学」導入
    ③30代以下のみが住む都市の建設
    ④大学を共同キャンパス化
    ⑤若い人々に英才教育

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    2022年01月14日
  • 未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること

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    前作「未来の年表」も衝撃的な内容でしたが、こちらも負けず劣らず衝撃的です。40歳後半に差し掛かった自分の人生とともに、子どもたちの未来の日本を考えてしまいます。約4年前に上梓された作品ですが、コロナの影響で大きく変わったところも多いと思います。そんなことをふまえて、またあらたな年表を読みたいです。

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    2021年11月29日
  • 未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること

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    前著に続き再読です。
    前著では個人レベルでの改善策が甘かったので、本シリーズでそこが解決できて更に役立ちました。

    と同時に前著よりも、具体的な事例予測も多く、なるほど、、、と感じるものが多かったです。
    しかし、風が吹けば桶屋が儲かる方式程ではないですが、踏み込み過ぎていて前著よりもビジネス的なシーンで活かせる!と感じる部分は個人的に少なく、若い世代である私からすると、知識としての本となってしまいました。

    読み手の年齢や見方により変わるとは思いますが前著程のインパクトはないと感じてしまいます。

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    2021年11月09日
  • 未来を見る力 人口減少に負けない思考法

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    日本の人口減少は止まらない。そんな状況下で求められるのは、古い価値観を捨て、発想を切り替えること。人口問題の専門家が、変化をチャンスに転じるための思考法を示す書籍。

    日本の2019年の人口減少幅は、前年比51万人超だった。この減少幅は、今後さらに拡大すると見込まれる。

    少子高齢化と人口減少は、働き手世代の減少につながる。働き手世代は、同時に消費者の中心層でもあるため、その減少は顧客数の獲得が困難になることを意味する。

    人口減少社会の経営の手本は、ヨーロッパにある。同地には大量生産・販売を追わず、自社の商品を高く売るべく、他にはない商品価値を付加することに注力する企業が少なくない。

    日本

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    2021年11月01日
  • 未来のドリル コロナが見せた日本の弱点

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    ネタバレ

    「未来の…」シリーズ第4作~012021年「ベビーショック」到来!それは、政府の想定より18年早く、出生数が75万にほどになるから02出生率は1.36に急落032020年、実際に女性の過半数が50歳以上に042065年、出生数はわずか約41.6万人に05高齢者マーケットが伸び悩むのは、新型コロナによる〝過剰な警戒心〟が消えないから06実質的な〝人口減少元年〟は2011年07毎日外出する人は62.8%から35.3%に08高齢者の「パック旅行費」は前年より約95%減09主な消費世代の3人に1人が高齢者10外出自粛が企業の業績を悪くするのは、フレイルの増加で、介護離職が増えるから112040年度、社

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    2021年10月25日
  • 2050年 世界人口大減少

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    ネタバレ

    2050年には世界人口は減り始める。国連統計では21世紀中増え続けて110億人になるとしているが、それは間違い。街の人たちのインタビューからそれを推計した。
    国として、移民と多文化主義を受け入れなければ衰退する。

    農村では子供は働き手になる。都市では重荷になる。都市化が進めば少子化は進む。
    女性の地位向上で、出生率が下がる。

    国連の低位推計は2050年にピークを迎える。この形になる可能性が高い。教育の効果を無視している。

    黒死病では人口の1/3が死亡した。

    都市化と女性の地位向上が発展途上国でも起きて、出生率が下がる。

    緑の革命による人口増も、出生率低下の動きが後戻りすることはない。

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    2021年09月16日
  • コロナ後を生きる逆転戦略 縮小ニッポンで勝つための30カ条

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    <目次>
    まえがき
    第1章先進国脱落ニッポンの逆転戦略
    第2章日本企業は高品質、低価格を捨てよう
    第3章コロナ後に勝つビジネスパーソンの働き方
    第4章縮小ニッポンの新しい生活様式と街づくり
    第5章人生の未来年表で戦略的に生き抜く
    あとがき

    p4~、戦略的に縮む
    p140~、リスキリング、reスキル講座、19業者37講座

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    2021年09月05日
  • 全予測 2020年代の日本 図解・未来の年表

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    ネタバレ

    ■ひとことで言うと?
     超高齢化社会に備えて社会基盤の再構築が必要

    ■キーポイント
     ・超高齢化社会
      →2024年に6人に1人が75歳以上に
       →医療費・介護費・社会保障費の増加
       →労働人口の減少に伴うサービス提供の停滞
       →老老介護
     ・人口一極集中
      →関東大都市圏の人口激増
       →大都市圏でのサービス提供の停滞
       →大都市圏以外での人口激減、自治体の消滅
     ・これからどうする?
      →出生数増加施策の推進
      →超高齢化社会に対応できる社会制度・社会基盤の構築
      →「生き方」の見直し

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    2021年08月07日
  • 未来を見る力 人口減少に負けない思考法

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    様々な観点から、少子高齢化が進む過程で、かしこく縮む国の在り方を示している。
    今までの考え方や在り方を転換するには、早い方がいい。

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    2021年05月16日
  • 未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること

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    前作「未来の年表」を読んだうえで購入
    ・読者にとって身近なトピックを掲載、ということだが、スケールが小さかったり枝葉の話については、正直ピンと来ないところも多々あった
    ・トピックの位置付けや並び順、トピックごとの繋がりが感じられず、ただ羅列されているだけのような印象もあった
    ・タイトルに「人口減少~」とあるが、人口減少というより単に不景気が要因では?と思うトピックもあるように感じた
    ・著者自身が1963年生まれだからか、「就職→年功序列で昇級、マネジメントを担う→結婚→退職→年金暮らし」が無意識に?ベースとなっているような節が感じられ、平成生まれの自分としては違和感を持つところもあった

    以下

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    2021年05月08日
  • 未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること

    購入済み

    コロナで一変した世の中を再確認

    こういった「○年後のホニャララ」系はコロナ後に書かれたものかコロナ前に書かれたものかで読む目的が変わってきてしまいますね。
    本書はコロナ前に書かれたものなので、改めて今の世の中はすごい速度で変わっている(いく)のだと再確認しました。

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    2021年03月02日
  • 未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること

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    前作でも思ったけど、恐怖感を煽るだけ煽るのは結構だけど、対策についての論考が弱い、と。本作もそれは同様。ただ、コロナ渦というまさかの災厄の中で、本書最後に記された未来への提案は、そのいくつかが短期間で実現するという事態になった。ポジティブに考えるなら、未来の懸念への対策が、前倒しで行われているという面もあり、その成果には期待したいところ。

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    2021年02月19日
  • 2050年 世界人口大減少

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    世界の人口の変遷とその理由を知りたい人におすすめ。

    【概要】
    ●マルサスの『人口の原理に関する一論』は誤り、人口爆発は起きない。
    ●人口減少の根拠は「都市化と女性の地位の向上」である。
    ●人口減少に伴う国力低下をどう防止するか、移民を受け入れるしかない。

    【感想】
    ●人口減少が本当にダメなことなのかよく理解できなかった。
     イノベーションと創造性の損失を心配するとあるが、それは常に新たな世界を作りだしていかなければならないという意識があるからではないだろうか。
     常に発展し続けようと考えなければ、現状維持ベースで十分である。
    ●そのためには、人口減少を受け入れて、その中で生き方を変えていく

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    2021年02月03日
  • 未来を見る力 人口減少に負けない思考法

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    人口減少・高齢化が進む中、
    対人商売や地方自治体で働く人におすすめ。

    【概要】
    ●2020年以降、少子化が大きく加速する。企業や地方自治体が存続し続けるためには何が求められるか。
    ●著者が未来予測する上で何に着目しているか。その思考プロセスが「人口減少に負けない思考法」
    ●将来はこんな状況になるから、今までのこんな考え方は通用しない。高齢者マーケットへどう対応すればよいか、行政や地方自治体のあり方はどうか、についてケーススタディ
    ●最後に、コロナ前からの課題についてコロナ後にどう対応すべきかケーススタディ

    【感想】
    ●「未来を見る力」として未来を予測してどうすべきかが書かれているが、その対

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    2021年01月10日
  • 未来を見る力 人口減少に負けない思考法

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    AIが労働人口減少の解決策として見込めない事について書かれた章では、正直デジタル領域のビジネスについての知識があまりに不足してると思う。

    また全体的に「人口減少」に対する問題意識が肥大化しすぎてて、全ての事象に対して、考え方にバイアスが掛かっているように感じた。

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    2020年11月19日
  • 未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること

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    生きていく上で知るべきこと、仕事に行かせること、生き方、家族を考える上で大切な情報。
    情報量が多すぎて多少パニクった

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    2020年11月18日
  • 未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること

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    ・高齢化した高齢者、女性高齢者、独り暮らしの高齢者。
    ・5人に1人が古希(70歳)を超えている。
    ・家の中の不慮の事故が多い。
    ・日本の場合、不動産登記が義務化されていないため、故人名義のまま放置されていることも多い。21%が所有者不明。
    ・空き家率が30%を超えると治安が悪化する。
    ・野菜は農作物の中でも特に栽培の手間がかかる。コメは田植えから収穫まで機械化されている。
    ・生活習慣病が低年齢化している。
    ・一般的に賃金のピークは50代前半。
    ・人が動けば預金も動く。預金も東京一極集中が進んでいる。
    ・転入超過→中央線、東横線、西武池袋線
    ・これからはおばあちゃん大国!定年女子!
    ・女性は賃金

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    2020年10月24日
  • 未来を見る力 人口減少に負けない思考法

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    人口減少により起きる社会変化を書きながら、
    企業はどのような対応が求められるかという話をしていたが、
    中盤で話されているー少量生産少量消費による高付加価値な製品づくりの考えは、
    一部の業界では当てはまるが、日本のすべての業界で目指しましょうーというのは違和感を感じた。

    また、前作の未来の年表と比べては新しい情報も少なかった印象。

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    2020年10月15日