河合雅司のレビュー一覧
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この本は、少子化、高齢化、そしてコロナ禍がもたらした社会変革に対して、どのように戦略的に対応していくべきかについて深く考えさせられる内容でした。
本書では、特に「戦略的に縮む」というテーマが強調されており、これは非常に現実的かつ必要なアプローチだと感じました。日本の人口減少に伴い、すべての産業分野での成長は難しく、勝つためには選択と集中が不可欠だと著者は訴えています。デジタル化を推進し、特化すべき分野に資源を集中することで、これからの時代に対応する力をつけることができると考えています。
また、日本がこれまでの先進国としての地位を誇るのは難しくなりつつあり、経済の内需依存の強さを再認識する必 -
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人口減少によるごく当たり前のことが書かれている。
製造業は高齢者と外国人が主戦力、
自動車整備士は自動車整備学校への入学者は半減、
エアコン技術者はエアコンの取り替え工事が滞る。
EV充電スタンド水素ステーションはメンテナンスが遅れている老朽化の危機
銀行は街角から視点が地下の下落を招く。
IT技術者は既存人材は先端技術を学ぶ暇なし。
食品スーパーマーケットは割引セールでも集客ができなくなる。
食品おろし会社は負け組スーパーの品揃えが悪くなる。
地方新聞社は宅配できないエリアが広がる。
ローカルテレビ局は地元企業の定命で自前の広告収入が減少。
トラックドライバーは今後の主役は60代から70代
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この本はこれから起きるであろう問題と課題と対応策を説いている。
だが、この本の内容は未来ではなく、今起きていることの地続きの話の未来であり、今、社会で問題となることは現場で起き始めている。
これは未来の本ではない、今の問題であり、それは未来に悪化するという警鐘を鳴らす良書である。
日本の政治では、少子高齢化対策に向けて90年代から提唱と対策と巨額の税金が投入されてきたが、2025年時点では残念ながら悪化の一途を辿っている。これは、団塊の世代から継承されてきたある種の楽観的な施策であり、経験したことがない故の実験であったのであろう。
これからの姿勢は、過去の失策または失敗から得た膨大な糧を経て、 -
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ネタバレ付加価値型にとか、人の生産性あげるとか、もう何十年言ってるんだろう。働きたい人がこれだけいるのに人手不足とか、若くないと採用しないとか、企業側のやり方は変えないままでゆっくりと死んでいってもらえばいいのだけれど。押さえつけないでくれればそれでいい。
食料の買い負けと農業者の減少それでも新規就農も移住も慣習で縛る農村。筆者は地域ごとの人口集約を提案している。薄利多売せざるを得ない事業は社会貢献として一人当たり付加価値の高い事業とバンドルで残す。30万人生活圏。二地域居住で集約する際に、共助を条件に移住者を優遇する。
無理があるのが当たり前なんだけどなかなかそういう風には受け取ってもらえないだろう -
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第1部 人口減少カタログ
第2部 今からあなたにできること
①働けるうちは働く
②1人で2つ以上の仕事をこなす
③家の中をコンパクト化する
④ライフプランを描く
⑤年金受給開始年齢を繰り下げ、起業する
⑥全国転勤をなくす
⑦テレワークを拡大する
⑧商店街は時おり開く
コロナ前2018年出版
前作に比べイラストやグラフが増えた。
前作はデータや推計だったが今作は想像。
※※※著者ではなく個人の感想※※※
平均寿命65歳の時代にできた定年60歳制度。
平均寿命90歳の時代に30年間税金で養うのか。
フルタイム(週5日×8時間)働くのはどの世代でも(体力、介護、育児、趣味研究) -
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第1部 人口減少カレンダー
第2部 日本を救う10の処方箋
1.「高齢者」を削減 ※高齢者を75歳以上に
2.24時間社会からの脱却
3.非居住エリアを明確化
4.都道府県を飛び地合併 ※広域合併ではなく都市部と地方の連携強化
5.国際分業の徹底
6.「匠の技」を活用
7.国費学生制度で人材育成 ※医師は何人必要?
8.中高年の地方移住推進 ※60歳の大学ライフ
9.セカンド市民制度を創設 ※週末人口
10.第3子以降に1000万円給付
若い人材がいなくなるのは国防の危機。スカスカ国土は外国資本に無血占領される。静かな有事。
18歳人口は18年前から分かっている。
日 -
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先日(2024年6月)最新の出生率が発表、全国平均で1.2、首都圏や都市部では1を下回っているとのこと。
人口減少が「静かな有事」とは良く言ったもので、
本書を読めば読むほどこの国の行先に不安を覚える。
間違いなく人口は減少、今から40年後には総人口が9000万人を切ってしまうこと必至。
国防、治安維持、物流など国の根幹を支える労働力もままならない。今や避けられない、すぐそこに迫る来る未来の危機について、どれだけの人がそれを認識しているのか。直面する現実と向き合いながら、それらと折り合いをつけて社会を運営していく必要があると感じた。
とにかくまず何が起こっているのか、これから何が起こるのか、本 -
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ネットでたまたま広告が入ったので購入。現状の出生率から将来日本で起こることを年表形式でまとめた本。少子高齢化は確実に訪れ、環境の変化に対応する必要がある。少子化と高齢化は別問題である。2020年1/2の女性が50歳以上。子供が産めない高齢者を支える人員がいない2033年住宅の3戸に1戸が空き家になる。外国人の受け入れか。東京も高齢者だらけになる。結びが皆さんで考えていきましょうと他人任せになっており、問題提起しっぱなしなのが気になった。処方箋としてアイデアを10個並べていたがどれもイマイチ。
これを読んで、人口減少の影響は地方から深刻になると思われた。一方で地方を捨てるという選択肢により回避は