岡部宏之のレビュー一覧

  • 剣嵐の大地(中)

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    ネタバレ

    血の婚礼。

    またまた、びといことがおこります。容赦無しやなぁ。

    でも、ティリオン、ロブ、ジョン、ダヴォス、サム、そして、ジェイミーまでが魅力的に見えてくる1巻でもあります。
    そして、ダヴォスが渋いわぁ。

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    2017年12月27日
  • 剣嵐の大地(上)

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    目が覚めた瞬間からはじまるティリオンの悲劇。
    これで、家族と決定的に決別していく感じかなぁ。でも、彼の力のうち、金の力というのは、家に依存している部分なので、どうなることやらです。

    そして、この戦争の結果は、いろんな人の運命を大きく変えていきます。
    ロブしかり、ジェミーしかり、アリアしかり、ダヴォスしかり。

    そして、悲劇の予感しかしないという……。

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    2017年12月27日
  • 剣嵐の大地(下)

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    シリーズ第三弾
    上中下巻の感想

    物語が大きく動いてきた
    主要人物達もドンドンとリタイアしていき、
    今後の展開が気になる

    ただ個人的には国同士の戦争が好きだったので、今後恐らく展開されるであろう異形との戦いが面白いのかどうかでシリーズの評価も異なってくると思う
    続きが読みたい

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    2017年05月12日
  • ファウンデーションの誕生 下

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    前同
    表紙   7点生賴 範義
    展開   7点1993年著作
    文章   7点
    内容 750点
    合計 771点

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    2017年03月29日
  • ファウンデーションの誕生 上

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    アシモフの遺作 合掌礼拝
    表紙   7点生賴 範義
    展開   7点1993年著作
    文章   7点
    内容 750点
    合計 771点

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    2017年03月29日
  • ファウンデーションへの序曲 下

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    前同
    表紙   7点鶴田 一郎
    展開   7点1990年著作
    文章   7点
    内容 730点
    合計 751点

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    2017年03月27日
  • ファウンデーションへの序曲 上

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    銀河帝国興亡史6 それだけで何も言うことはない
    表紙   7点鶴田 一郎
    展開   7点1990年著作
    文章   7点
    内容 730点
    合計 751点

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    2017年03月27日
  • 七王国の玉座〔改訂新版〕(下)

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    会社の人に勧められたので手に取ってみた
    上下巻の感想

    中世のヨーロッパを思わせるファンタジー小説
    細かく章立てられており、都度都度それぞれの登場人物の視点で物語が進んでいく
    大河ドラマのような重厚な小説

    面白いのだが、最初は登場人物が多すぎて付いていけない。
    ネットの相関図を見ながら何とか読み進めていった
    下巻に入る頃にはスムーズに読み進められ、終盤まで一息に読めた

    個人的にはジョン・スノウとデナーリスが好き

    続編も出ており、未だに完結していないようなので、これからの楽しみが1つ増えた
    こらからも引き続き追っていきたい作品

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    2017年03月10日
  • ファウンデーションの彼方へ 下

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    前同
    表紙   7点鶴田 一郎
    展開   8点1984年著作
    文章   8点
    内容 800点
    合計 823点

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    2017年01月31日
  • ファウンデーションの彼方へ 上

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    30年ぶりの銀河帝国興亡史それだけで涙する
    表紙   7点鶴田 一郎
    展開   8点1984年著作
    文章   8点
    内容 800点
    合計 823点

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    2017年01月31日
  • 剣嵐の大地(下)

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    やはりGame of Thronesは最高の二次創作。壁の戦い、オベリンの決闘といった原作に記述あるシーンの膨らまし方とか、原作にないのにハウンドとブライエニー戦わせてみるとか。壁、双子城、アイリー城の美術は再現以上のレベル。ほぼ原作通りなのに原作を超えてる。映像化のお手本だなあ。
    本書ラストはまだドラマに出てきてないわけだけど原作どおりでいくんだろうか。

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    2016年10月01日
  • 剣嵐の大地(中)

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    Game of Thrones の第3章原作。双子城のキャスタミアの雨といい、穢れなき軍団とアスタポア奇襲といい、黒の城襲撃といい、見事としか言えない映像化だってことがわかった。HBO素晴らしすぎる。戦闘は当然、主要人物の年齢と女性キャラの改変が効果的。原作は、女性の描き方がいまひとつ定型なとこある。原作にいてドラマではいなくてよかった人物ってどうよ?と思うくらい。
    この小説は視点人物が見聞きし感じたことが書かれる形式なので、事件は伝聞、他の人の感情は推測が多いのだけど、ドラマは神視点のときも多くて、原作では書いてない部分を深掘りして詰めまくってる。イグリットのとことか二次創作の妄想並み。脚本

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    2016年09月23日
  • 王狼たちの戦旗〔改訂新版〕(下)

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    ネタバレ

    結構ドラマでは改変してるのがわかってきた。
    人物関係や戦闘の推移が複雑なので物語上の役割を既存の誰かにさせたり、戦闘をまとめたりしてある。後々影響ないんだろうか。(ドラマではブラックウォーター戦を玉葱の騎士が指揮して負けてて、彼がスタニスにこだわり後にジョンに乗り換える理由がよくわかんなくなってるとこある。)
    サマーから見た世界が言語化されてるのはおもしろかった。
    それにしても、ドラマ以上に終わる気がしない小説だわ。

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    2016年09月04日
  • 七王国の玉座〔改訂新版〕(下)

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    うむ。ドラマとの違いでいくと、やはりメイスターが本来原作では科学者・技術者の位置付けのところ、ドラマでは宗教者も兼ねてしまってるのが、ドラマ見てて私がテクノロジー不在を感じる要因かもしれない。
    ドラマだと『薔薇の名前』のフランシスコ会修道士みたいな格好だもん。メイスターって科学も理解して信仰も篤いウィリアム修道士に見えちゃう。

    原文との比較はできないけど、メイスターのポジション以外はセリフや展開はほとんど原作に忠実。
    たまに、原作にない部分(主観者から認知できない部分)が映像になってたりする。

    心情的に、見てる側はスターク寄りになるけど、文字で読むとエダード・スタークはバカ正直というか。

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    2016年07月09日
  • 剣嵐の大地(下)

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     私が遅々として読み進めているうちに、『氷と炎の歌』は『ゲーム・オブ・スローンズ』のタイトル(これは原書第1部のタイトル)でTVドラマ化されて、DVDボックスも出た。ちょっと見てみたい気もするが、小説のほうだけでも膨大で一気通読といかないでいるのに、ドラマまで付き合えるかという気持ち。
     さて──

     北部の〈壁〉の向こうでは七王国ウェスタロスの支配にない〈野人〉たちが〈壁〉を越えてウェスタロス領内に攻め入ろうとしている。それを偵察に出たジョン・スノウは〈野人〉に身をやつし、スパイとなって動静を探っているが、〈野人〉といっても、獣人なのではなく、なかにはウェスタロスを捨ててきたものもおり、統治

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    2016年02月10日
  • 剣嵐の大地(中)

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     もうひとり、応援したくなる登場人物がダヴォス・シーワース。前王ロバートの弟スタニス・バラシオンの家臣である。通称〈玉葱の騎士〉。もとは密輸業者だったが、包囲されたスタニス軍勢に玉葱ほか食糧を運び入れて騎士に取り立てられた。密輸など過去の所業の罰として左手の4本の指先を切り落とされ、それを教訓として、いつも持ち歩いている。スタニスの王都攻略時に息子たちを失いながらも辛くも生き延び、スタニスに取り入る邪教の女祭司メリサンドルを害とみて殺害を試みるが、発覚し、投獄される。
     彼もまた義の人であり、スタニスへの忠誠が行動規範である。メリサンドル殺害もその忠誠から出ていることを知るスタニスはダヴォスを

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    2016年02月10日
  • 剣嵐の大地(上)

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     王都での攻防戦でスタニス・バランシオンの軍勢を下した王家では、〈王の手〉だったティリオン・ラニスターは重症を負い、代わりに入城した、少年王ジョフリーの祖父にして、ティリオンの父タイウィン・ラニスターが〈王の手〉となり、実権を握る。
     そもそも小人症で怪異な容貌の上に、さらに重症を負ったティリオンは何とか回復するも、父親の支配のもと、父のやることに皮肉を差し挟むことしかできない立場に戻ってしまう。ティリオンは遊女を一人囲っており、彼女をたいへん愛しているのだが、それを父や姉の太后サーセイに知られると、父の怒りを買い、姉から弱点として利用される恐れがあり、周到に秘匿している。愛こそが彼の弱点とな

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    2016年02月10日
  • 王狼たちの戦旗〔改訂新版〕(下)

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     ラニスター家ではただひとり〈小鬼〉ティリオンが最初から視点人物となっている。彼は発育不良の小人症で、次男のために家督を継ぐ権利はなく、父親の寵愛も、剣士としての肉体もないことを、重々わきまえており、状況を斜めに見ながら、金と口先と知恵で人生を切り開いていく痛快な人物だ。
     宮廷での権力を確保したラニスター家では、長男(そして皇太后の双子のきょうだいの)ジェイミーがスターク家の捕虜となってしまったため、当主タイウィンの命でティリオンが〈王の手〉として宮廷に乗り込む。少年王ジョフリーは決定的に王者としての資質を欠き、太后サーセイは子どもへの愛から盲目となっている中で、ティリオンは統治者としての才

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    2016年02月10日
  • 王狼たちの戦旗〔改訂新版〕(上)

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     『七王国の玉座』ではロバート王の死とその友人にして〈王の手〉のエダード・スタークの死までが描かれる。これによってウィスタロスは〈鉄の玉座〉といわれる七王国の玉座を巡って、五王の並立する混乱状態に陥り、他方、エダードの遺児たちはそれぞれ困難に見舞われることになる。

     王の正統性について、現王権バラシオン家を中心にとると、前王ロバートの長男ジョフリーが王位を得るのが正統である。が、ジョフリーは母親サーセイ・ラニスターとその双子の兄ジェイミー・ラニスターとの間の不義の子であり、ロバートの嫡子ではない。このため、ロバートの弟のスタニス・バラシオンが王位を要求する。しかし、陰鬱なスタニスは人望に乏し

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    2016年02月10日
  • 七王国の玉座〔改訂新版〕(下)

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     作者は物語の全体的状況において、どれかの登場人物に肩入れしようとは思っていないようである。しかしながら、当面、清廉潔癖で名誉を重んずるスターク家が宮廷の陰謀に巻き込まれていく様が描かれるので、視点人物の多くがスターク家の人々だ。まずはスターク家に感情移入しながら読むことになるだろう。冒頭で〈大狼〉(ダイアウルフ)の子どもを6匹見つけ、スターク家の子どもたちがそれぞれを飼うことになるエピソードが語られる。 

     ジョンルとしてはファンタジーともいわれるが、ファンタジーといえるのは架空の王国が舞台であるというくらいで、内容的には人物像を掘り下げた権力抗争劇である。いわゆる剣と魔法ものではあるが、

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    2016年02月10日