岡部宏之のレビュー一覧
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〈氷と炎の歌〉と題される長い長いお話の第1部の上である。途中から訳者が変わって、人物名の読みや訳語の変更があったため、遡って統一が図られた新版であるから、これから読まれる方はこれを手にされたし。
南北に伸びる大陸ウィスタロスの七王国、かつては群雄割拠したが、今はひとりの王が治めている。しかしその王、バラシオン家のロバートは、15年前に暴虐の前王、狂王エリアス・ターガリエンを倒した王位簒奪者だ。ロバートと主に戦ったエダード・スタークは寒さ厳しい北部を治めているが、副王ともいうべき〈王の手〉になることをロバート王より要請され、やむをえず引き受ける。というのも前の〈王の手〉、ジョン・アリンが病 -
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ネタバレこれはこれは…すごい。
複数視点が歴史ファンタジーの魅力を引き出していて良い。
人物の心情を中心にしてない分、読んでて怪我しそう(感情移入してた人があっけなく死んだり)な臨場感が作品全体の雰囲気と重なって、どんどん読んじゃう。
大狼もその雰囲気にすごくあってる。
苛酷な境遇ながら思いやり深いジョン・スノウが好き。
気になる存在は〈小鬼〉ことティリオン。なにを目的にしているのかわからないから怖い。けど、嫌いになれない…。
かなりの読み応えで、まだまだ続くのが嬉しい。
このシリーズは、完結してるのかな?続き待ちはしたくないな。。。一気に読みたい! -
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ネタバレ上巻では全くイメージできなかった登場人物たちの顔が、ようやく見え始めてきました。またストーリー的にも非常に大きな“事件”がいくつも発生し、退屈だった上巻とは別物のように惹き込まれます。
中心人物の一人であるエダードが、まさかの状況に追い込まれたことには心底意表をつかれました。彼の家族が今後どうなるのか不安ですが、ロブとキャトリンが意外にしっかりしている印象。細い糸ではありますが希望は繋がってる感はあり、次巻以降巻き返しを期待したいところ。
それと反比例するように、ラニスター家一味がまぁ憎らしいこと。“幼稚王”(と勝手に呼びますが…)ジョフリーとその母サーセイはその筆頭。当然<王殺し>のアイ -
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再読。やっぱり面白い!!
最初に読んだ時は、あまりの急展開にドキドキしながら
慌てて読んでしまった記憶があるので、今回はじっくりと。
ついついスターク家に肩入れしながら読んでしまうこのシリーズ。
今回はラニスター家の視点から読んでみる事にしました。
まずティリオン。彼がラニスターの中で一番まとも。
愛する人間の裏切りにも、一番打たれ強い気がします。
ジェイミーは巻を追う毎に好きになってくる。
双子の姉サーセイへの思いは、少年の頃のままですね…
ジェイミーとサーセイの関係の変化も今後注目したいところです。
壁に行ったジョン・スノウは、めきめき頭角を現してきました!
彼の謙遜さと、私生児 -
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テレビドラマの「ゲーム・オブ・スローンズ」のDVDをねぇさんの誕生プレゼントとして購入。見ております。これ、凄えできがいい。
で、いい機会なので、改訂新版の方を読み直しております。
まぁ、なんでこんな事になったのかと若干思いますが、こんなことがなければ、なかなか読み返せなかったので、それはそれでよいかなぁと。
やっぱり、このお話、すごくおもしろいですしね。
名称変更は、思ったほど違和感なかったです。映像をみながらで、映像の訳が新訳と対応しているものなので、そのせいもあるかも。
今回、読み直して、映像見て思うのは、やっぱり、ティリオンのかっこよさですねぇ。
ロバート王の弟たちのことが、け -
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氷と炎の歌、待ちに待った新刊が出たので、
このあたりから再読しようと思い、新装版で買い直しました!
何しろ登場人物が多すぎるもんだから、
頭の中で整理しながら読まないとこんがらがってくる^^;
離れ離れになったスターク家の子供達…
皆タイプは違うけど、それぞれ過酷な運命に立ち向かっている。
アリアは自らの道を切り開いていく強い女の子だけど、
逆にサンサはまるで鳥かごに囚われているかのよう。
ついついスターク家に感情移入してしまうけれど、
ラニスターの皆さんもなかなか味があって良いです(笑)
ティリオンの頭の良さ、常に皮肉な物言いは読んでいて楽しい。
ジェイミーもサーセイと離れてから、面白い -
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