岡部宏之のレビュー一覧

  • 七王国の玉座〔改訂新版〕(上)

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    ここ数ヶ月はずっとゲーム・オブ・スローンズの世界にどっぷり浸かっていた。
    8シーズンと番外編も全部見終わって、小説にも手を出してやっと自分の中のブームが落ち着き始めたところ。
    世界観が緻密に作り込まれていて、登場人物達の歴史をずっと追っていると、もはや現実の世界史より詳しいんじゃないかという気さえしてくる。
    この感覚は十二国記に似ていて、「空想の世界」というより、「よく知ってるお隣の国」くらい身近に感じる。

    私は映像を見てから小説を読んだから、映像では描かれていなかった部分をもっと詳しく知れて面白いって思ったけど、これ小説から入る人は誰が誰だかわかるのか...?って心配になるくらいとにかく登場人物が多い。
    地名も全部横文字だから覚えるのが大変そう...
    余計なお世話だけど映像から入るのがお勧め。
    めちゃくちゃ長いし、見れるサブスクも限られてるし、結構グロいシーンも多いから、誰にでも勧められるわけじゃないけど、ゲーム・オブ・スローンズとにかくおもろいよ、という事だけは伝えたい。

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    2026年06月28日
  • ファウンデーション

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    飽和状態となり頽廃と崩壊を続ける第一銀河帝国。その事実を理解した科学者ハリ・セルダンは心理歴史学をもとに二つの“ファウンデーション”を設立するが……
    壮大なスケールで描かれる宇宙叙事詩第1巻

    めちゃくちゃ面白い!!
    もともとミステリ読みなので、アシモフは「黒後家蜘蛛」を嗜んでいる程度なんだけど、さすが本家。こちらがアシモフのホームなんやね、と納得できる素晴らしさ。
    “宇宙叙事詩”という文言で読むのを決めたんだけど、間違いないわ。濃厚な物語を楽しみたい人にオススメ。→

    連作短編集なんだけどそれぞれの間が30〜50年空いてるから、一つ前の話の登場人物が次の話で言い伝えみたいな感じで出てくるのが個人的に好き。

    度肝を抜かれるのが、アシモフがこの話を発表したのが1942年からという……え?第二次世界大戦下でこんな話考えてたの?!となる。SF作家すげぇ笑

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    2026年06月25日
  • ファウンデーションの誕生 下

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    ファウンデーションシリーズの、超大作を全て読み切った読者にだけ分かるようなエピローグは秀逸の一言。
    ここまでじっくり読み込める作品に出会えたのは感謝しかない。

    このシリーズはSFではあるけれど、SFを読んだ事が無い人、苦手な人でも読みやすいパートに分ける事ができると思う。
    今でも新刊発行されている1〜3は、政治経済、人文学、貿易や商取引、哲学や心理学に興味がある人は読んで欲しい。
    新刊は電子書籍でしか無いけれども、4と5は冒険活劇が好きな、割とロマンチストな人にもお勧めできる。
    6と7は政治と陰謀と駆け引き渦巻く、ミステリー好きに刺さる部分が多いかと。

    それぞれのパートで独立して読み解ける部分が多いので、途中からでも読め始めやすいと思います。

    拙い感想文ですが、気になったらぜひ手に取ってみてください。

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    2026年03月19日
  • ファウンデーションの誕生 上

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    ハリ・セルダン自身が望まぬ出世と、研究欲求との間で苦悩しつつも、やはり優秀な人間なので、手腕を発揮していく過程は見事。
    前作と併せて政治的陰謀論が好きな人なら、SFと思わずに読んでみても楽しめるはず。

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    2026年03月18日
  • ファウンデーションへの序曲 下

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    ハリ・セルダンとデマーゼルの最後のシーンは一読の価値あり!
    SF好きだけでなく、社会学や政治学、哲学、経済学など、あらゆる面で興味をそそられるシリーズなので、色んな人に読んでもらいたいシリーズですね

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    2026年03月16日
  • ファウンデーションへの序曲 上

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    若き日のハリ・セルダンと、彼が心理歴史学を確立していく過程で出会う様々な事情、人物が全て伏線になっている様で興味が尽きない。
    下巻も楽しみになります。

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    2026年03月14日
  • ファウンデーションと地球 下

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    長かったファウンデーションシリーズの完結編!
    ファウンデーションと地球という、なんともバランスの取れたタイトルが秀逸であり、ここまでこのシリーズを読み切った人にしか分からない納得感があると思います!
    内容的には、機動戦士ガンダムの、アースノイドとスペースノイドとニュータイプとの関係性に、ロボットが加わってくると置き換えると、理解しやすくなるかな…?

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    2026年03月07日
  • ファウンデーションの彼方へ 下

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    アシモフによるロボット工学三原則と、ファウンデーションのセルダンプランとの融合が上手く為されている
    哲学的であり、かつ、政治的、文化的な時代の変遷を読み解いていけるという、独特な読後感がありとても面白い

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    2026年02月23日
  • 剣嵐の大地(下)

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    文字通り驚きのクライマックスを迎えた下巻であった。
    あー、面白い。
    これちゃんと終わってくれるのだろうか。
    未完になるのは嫌だなと思いつつ、
    第4部を早く読みたくなった。

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    2025年11月15日
  • 七王国の玉座〔改訂新版〕(上)

    購入済み

    ゲーム・オブ・スローンズが好きで購入しました。
    ドラマとは細部が異なりますが、こちらはこちらで面白いです。

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    2025年05月03日
  • ファウンデーション

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    めちゃくちゃ面白い!!!

    やばいわー!めっちゃ面白かったー!

    宇宙人は出てこないし、派手な戦闘シーンもない。ファウンデーションはひたすら頭がいい!

    知力でピンチを切り抜けていくのが本当にかっこいいし、面白い!

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    2025年04月14日
  • ファウンデーション

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    『ファウンデーション』シリーズは、厳密な科学的思考に基づくSF作品として知られていますが、その構造の中に、理性だけでは説明しきれない深い洞察が織り込まれています。

    ハリ・セルダンという存在は興味深い二重性を持っています。彼は精緻な数式で未来を予測する科学者でありながら、その行為自体が人類の運命に対する深い直観的理解を示唆しています。「タイム・ヴォールト」のメッセージは、未来を見通す知性の可能性と限界を同時に私たちに問いかけます。

    物語に転換をもたらす「ミュール」の出現は、純粋な理性的予測を超えた力の存在を暗示します。また、第二財団の活動は、表面的には心理学の応用でありながら、人間の意識や社会に対するより根源的な理解を示しています。

    後期の作品で展開される「ガイア」の概念は、個と全体、意識と物質の関係性について、従来のSFの範疇を超えた思索を導入します。アシモフは科学的な言語を用いながら、実は人類の知性と意識の本質について、より広い視野から考察を行っているのです。

    このように『ファウンデーション』は、表層の科学的外観の下に、人類の知性と意識の可能性について、より深い問いを隠し持つ作品として読むことができます。それは現代の科学技術文明が直面する本質的な問題にも、新たな視座を与えてくれるかもしれません。

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    2024年11月17日
  • 七王国の玉座〔改訂新版〕(上)

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    ハウスオブドラゴンを見始めた、ゲームオブスローンズを思い出し、原作を読もうと思い立った。
    よく考えたら登場人物が、みんな若いというか子供。
    これからの過酷な人生を考えたらこの頃はほんと平和だった。
    まだまだ序章の序章。

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    2024年09月29日
  • 剣嵐の大地(下)

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    展開が分かりやすく、スピーディーだったので、今までの巻に比べて先の展開が気になって読み進めやすかった。2日で読み終わり。
    ジョフリーやロブがいなくなり、今後の展開はどうなるのか。キャトリンは生きているのか。
    ジョンは総帥としてスタニスとどう渡り合うのか。
    先の展開が気になる終わり方でした。

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    2024年08月31日
  • 第二ファウンデーション

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     銀河帝国興亡史、3部作の完結編。

     本作の主軸は「第2ファウンデーションはどこにあるのか?」である。わかりやすくワンテーマで物語が展開されるため、これまでの2作に比べると格段に読みやすいが、作品としての質が低下しているわけではまったくない。むしろ、探索の標的になる第2ファウンデーションとはどのような存在なのか、という副次的な関心事項がかえって私たちに大きな問題意識を投げかけている。それは、「私たちの世界の中に『ほんとうのこと』というのは存在するのか?」という問題提起であると自分は受け取った。

     第1部ではミュールによる探索、第2部では第1ファウンデーションによる探索が描かれる。第1部は事実上、前作の続きであるが、ミュールと第2ファウンデーションとの鍔迫り合いには息を飲むような緊張感があり、一気に読まされる。第2部は、さしずめアーカディア・ダレルという少女によるロードムービーの様相であるが、本作における真の主役は誰か?という点に関しては最後に驚きの展開が待っている。SFというよりもミステリー小説を読んでいるかのような感覚を味わえるが、全体としては哲学的問いを投げかけているという点ではやはりSFの特質を放棄してはいない。本作では、人間の精神における作用が物事の趨勢に大きく影響を与えることが描かれているが、精神医学のことすらほとんど知られていなかった1940〜50年代にこのようなテーマについて考えていたことにただただ驚嘆するばかりである。1980年代に書かれた続編にもぜひとも触れてみたい。

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    2024年10月29日
  • ファウンデーションの誕生 上

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    銀河帝国興亡史⑦ 年代順②

    セルダンは、銀河帝国皇帝クレオン一世の暗殺計画を防ぐことができるか!?

    この上巻でその結果まで分かります。さすがアシモフと思わせる衝撃展開でした( ゚Д゚)

    「・・人類は“他人よりも自分が偉い”という愉快なゲームに凝ることを許されてきた。そして、この跡形づけをするのは容易ではないよ。・・」209

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    2025年06月30日
  • ファウンデーション

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    SFの巨匠アイザック・アシモフが描く壮大な宇宙叙事詩の第1巻である。

    人類の未来を数学的手法で予測する「心理歴史学」というアイディアが秀逸で、人間の数が現在の地球上の人口を遥かに凌駕する規模になれば、人類がつくり上げる文明がどのような動きをするのかは数学的に予測できる、というのは妙に納得させられてしまう。この時点で本作の凄みが感じられるところは、まさに「センスオブワンダー」である。

    本巻では3人の人物に焦点を当てて、彼らを取り巻く社会的状況を具体的なエピソードをもって描いていくが、私たち読者はこれらのエピソードを気の遠くなるような長さの人類史という視点から俯瞰的に見なければならない。資源をほとんどもたない辺境の小国が、傑物のリーダーシップとアイディアによって危機を切り抜ける痛快さを楽しむのはもちろん間違いでは無いが、本作の魅力はそれだけではなく、いかなる価値観が社会において支配的なのかという「時代」を読み解くことの「楽しさ」、これも同時に本作の魅力であろうと思う。本巻では経済の力が宗教の力を上回ることを示したところで物語が終わるが、もちろん作者はその先も見ていることは本文中でも示唆されている。WTOが機能不全に陥り、自由貿易体制の危機が叫ばれる現在、本作が提示する俯瞰的視点を持つことの重要性を感じずにはいられない。

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    2024年07月26日
  • 七王国の玉座〔改訂新版〕(下)

    購入済み

    面白い!

    やっと2巻目
    一度挫折して、配信ドラマゲームオブスローンズを観てから読み直しているので、ストーリーは知っているのだが面白い。
    あー(やっぱり)あの人は死んじゃうんだ、とか。
    なるほど、こういう経緯があって、そうなったのか、とか。
    配信ドラマを追いつつも、原作ならではの細かい経緯や、ドラマとの違いを楽しんでいる。

    #ダーク #切ない #ドキドキハラハラ

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    2024年03月16日
  • ファウンデーションの誕生 下

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    ファウンデーションができるまでの困難、ドース、ユーゴ、レイチ、マネルラ、そしてウォンダとの別れが書かれる。

    滅びゆく帝国とともに、文明が滅んでいくのを、何とかして食い止めようとする努力をするセルダンが、ついにファウンデーションと星界の果てを見出した。

    彼の人生は、困難に満ちていたが、多くの人に恵まれていたと思える一冊だった。

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    2024年01月21日
  • ファウンデーションの誕生 上

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    セルダンは、ドース、レイチと家族になった。デマーゼルは民主主義者の皮を被ったジョラナムに追い詰められ、セルダンはジョラナムに共感するレイチを使って、ジョラナムを罠にはめる。

    その功績により、セルダンは首相となり、ジョラナム主義者達に命を狙われることになる。またレイチを使ってその危機を脱しようとするのだが・・・。心理歴史学の研究が少しずつ進んでいるように、セルダンが事件を乗り越えていく。ドースのお母さんっぷりが面白い。

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    2024年01月18日